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公開番号2025116542
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-08
出願番号2024011028
出願日2024-01-29
発明の名称表示装置、表示方法及びプログラム
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G02B 27/02 20060101AFI20250801BHJP(光学)
要約【課題】ヘッドマウントディスプレイに表示される映像の解像度を向上させること。
【解決手段】表示装置は、ユーザの目を覆う状態で、ユーザの頭部に装着される表示装置であって、ユーザの目に対向する状態で配置される表示部と、表示部を面方向に駆動させる駆動部と、表示部に映像を表示させる表示制御部と、駆動部を制御して、表示部が表示する映像のリフレッシュレートの倍の周波数で表示部を表示部の面方向に振動させ、表示部を1フレームあたり画素のサイズの半分ずらす駆動制御部と、駆動制御部による表示部のずらし量に対応する画像信号を表示部に供給する表示制御部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの目を覆う状態で、前記ユーザの頭部に装着される表示装置であって、
前記ユーザの目に対向する状態で配置される表示部と、
前記表示部を面方向に駆動させる駆動部と、
前記表示部に映像を表示させる表示制御部と、
前記駆動部を制御して、前記表示部が表示する映像のリフレッシュレートの倍の周波数で前記表示部を前記表示部の面方向に振動させ、前記表示部を1フレームあたり画素のサイズの半分ずらす駆動制御部と、
前記駆動制御部による前記表示部のずらし量に対応する画像信号を前記表示部に供給する表示制御部と、
を備える、表示装置。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記表示部に生じた加速度を検出する第1センサと、
前記ユーザの頭部に生じた加速度を検出する第2センサと、
前記表示部に生じた加速度と、前記ユーザの頭部に生じた加速度との差を算出する算出部と、を更に備え
前記駆動制御部は、
前記表示部に生じた加速度と、前記ユーザの頭部に生じた加速度との差が所定未満の場合には、前記表示部が表示する映像のリフレッシュレートの倍の周波数で前記表示部を前記表示部の面方向に振動させる制御を行い、
前記表示部に生じた加速度と、前記ユーザの頭部に生じた加速度との差が所定以上の場合には、前記表示部が表示する映像のリフレッシュレートの倍の周波数で前記表示部を前記表示部の面方向に振動させる制御と、前記面方向において前記表示部に生じた加速度と、前記ユーザの頭部に生じた加速度との差が画素のサイズの半分となるように前記表示部を動かす制御とを行う、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記表示制御部は、前記表示部に生じた加速度と、前記ユーザの頭部に生じた加速度とに基づいて、前記表示部に表示させる映像の位置を調整する、
請求項1または2に記載の表示装置。
【請求項4】
ユーザの目を覆う状態で、前記ユーザの頭部に装着される表示装置において、前記ユーザの目に対向する状態で配置される表示部に映像を表示させるステップと、
駆動部を制御して、前記表示部が表示する映像のリフレッシュレートの倍の周波数で前記表示部を前記表示部の面方向に振動させ、前記表示部を1フレームあたり画素のサイズの半分ずらすステップと、
を含む、表示方法。
【請求項5】
ユーザの目を覆う状態で、前記ユーザの頭部に装着される表示装置において、前記ユーザの目に対向する状態で配置される表示部に映像を表示させるステップと、
駆動部を制御して、前記表示部が表示する映像のリフレッシュレートの倍の周波数で前記表示部を前記表示部の面方向に振動させ、前記表示部を1フレームあたり画素のサイズの半分ずらすステップと、
をコンピュータに実行させる、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置、表示方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
画素ずらしを行うことで、高解像度の映像を表示する技術が知られている。例えば、特許文献1には、画素ずらしを行うことで、シーンに応じた適切な表示を行うことができる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-3108号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、ユーザの頭部に装着して使用されるヘッドマウントディスプレイが普及している。ヘッドマウントディスプレイは、小型のディスプレイをユーザの目の近くに配置するため、ユーザはあたかも大型のディスプレイを見ているように見ることができる。一方、小型のディスプレイにおいて大型のディスプレイと同様の解像度で画像を表示するためには、画素ピッチを小さくする必要があるが、画素ピッチを小さくすることには技術的な制約がある。このため。ヘッドマウントディスプレイにおいて解像度を向上させることが課題となっている。
【0005】
本開示は、ヘッドマウントディスプレイに表示される映像の解像度を向上させることのできる表示装置、表示方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の表示装置は、ユーザの目を覆う状態で、前記ユーザの頭部に装着される表示装置であって、前記ユーザの目に対向する状態で配置される表示部と、前記表示部を面方向に駆動させる駆動部と、前記表示部に映像を表示させる表示制御部と、前記駆動部を制御して、前記表示部が表示する映像のリフレッシュレートの倍の周波数で前記表示部を前記表示部の面方向に振動させ、前記表示部を1フレームあたり画素のサイズの半分ずらす駆動制御部と、前記駆動制御部による前記表示部のずらし量に対応する画像信号を前記表示部に供給する表示制御部と、を備える。
【0007】
本開示の表示方法は、ユーザの目を覆う状態で、前記ユーザの頭部に装着される表示装置において、前記ユーザの目に対向する状態で配置される表示部に映像を表示させるステップと、駆動部を制御して、前記表示部が表示する映像のリフレッシュレートの倍の周波数で前記表示部を前記表示部の面方向に振動させ、前記表示部を1フレームあたり画素のサイズの半分ずらすステップと、を含む。
【0008】
本開示のプログラムは、ユーザの目を覆う状態で、前記ユーザの頭部に装着される表示装置において、前記ユーザの目に対向する状態で配置される表示部に映像を表示させるステップと、駆動部を制御して、前記表示部が表示する映像のリフレッシュレートの倍の周波数で前記表示部を前記表示部の面方向に振動させ、前記表示部を1フレームあたり画素のサイズの半分ずらすステップと、をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、ヘッドマウントディスプレイに表示される映像の解像度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態に係る表示装置の模式図である。
図2は、実施形態に係る表示装置の構成例を示すブロック図である。
図3は、実施形態に係る表示部とレンズとの関係を説明するための図である。
図4は、実施形態に係る駆動部の制御方法を説明するための図である。
図5は、実施形態に係る表示部を振動させる方向を制御する方法を説明するための図である。
図6は、実施形態に係る駆動部の第1制御方法を説明するための図である。
図7は、実施形態に係る低解像度の映像を高解像度の映像に変換する方法を説明するための図である。
図8は、実施形態に係る駆動部の第2制御方法を説明するための図である。
図9は、実施形態に係る映像表示方法の処理の流れを示すフローチャートである。
図10は、実施形態の変形例に係る表示部に表示させる映像の位置を調整する方法を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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