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公開番号2025117247
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-12
出願番号2024011989
出願日2024-01-30
発明の名称照明装置
出願人三菱電機株式会社,三菱電機照明株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類H05B 47/165 20200101AFI20250804BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】本開示は照明装置に関し、稼働期間外に行った試運転の影響を受けることなく、定期点検を適切な時期に実施できる照明装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本開示の照明装置は、商用電源の通電時間を計時するタイマと、充放電可能な電池を備え、タイマのカウント値を調整する調整処理と、定期点検を実施する点検処理とを実施するよう構成される。調整処理は、フラグを読み込み、読み込んだフラグが「済」であるかを判断する処理と、「済」でない場合、タイマのカウント値をリセットする処理と、タイマの計時を開始し、タイマのカウント値が第一の規定時間に達した場合にフラグに「済」を書き込む処理と、「済」である場合、記憶されているタイマのカウント値を読み込む処理と、読み込んだタイマのカウント値に加算するようにタイマ計時を開始する処理と、を含む処理である。点検処理は、タイマのカウント値が第二の規定時間に達した場合に定期点検を開始する処理である。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
商用電源の通電時間を計時するタイマと、充放電可能な電池を備え、
前記タイマのカウント値を調整する調整処理と、定期点検を実施する点検処理とを実施するよう構成され、
前記調整処理が、
フラグを読み込み、読み込んだフラグが「済」であるかを判断する処理と、
「済」でない場合、
前記タイマのカウント値をリセットする処理と、
前記タイマの計時を開始し、前記タイマのカウント値が第一の規定時間に達した場合に前記フラグに「済」を書き込む処理と、
「済」である場合、
記憶されている前記タイマのカウント値を読み込む処理と、
読み込んだタイマのカウント値に加算するようにタイマ計時を開始する処理と
を含む処理であり、
前記点検処理が、
前記タイマのカウント値が第二の規定時間に達した場合に定期点検を開始する開始処理である
照明装置。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
初めて商用電源を通電されたタイミング以降の通電時間の累積値をカウントする予備タイマをさらに備え、
前記開始処理が、前記タイマと前記予備タイマのどちらに基づいて実施されるか選択できる
請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記電池が正しく接続されているかを確認する接続点検の際に手動で操作する点検ボタンをさらに備え、
前記点検ボタンの操作があった際に前記タイマのカウント値をリセットする
請求項1または2に記載の照明装置。
【請求項4】
特定の操作に応じて自動点検モードをオンに切り替える
請求項1に記載の照明装置。
【請求項5】
前記特定の操作は、外部機器からの操作、点検ボタンの操作、あるいは電源のオン/オフ操作のうち少なくとも一つである
請求項4に記載の照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、照明装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、消防法あるいは建築基準法で定められる法定点検時期に達したときに、自動で定期点検を行う照明装置が求められている。例えば特許文献1には、内蔵されたタイマが計時する非常電源の使用時間に基づき、電池の定期点検を自動的に行う点灯装置の技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-027706号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし上述の技術では、稼働期間外に行った試運転の影響で定期点検の時期がずれる課題があった。
【0005】
本開示は上述の問題を解決するため、稼働期間外に行った試運転の影響を受けることなく、定期点検を適切な時期に実施できる照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の態様は、商用電源の通電時間を計時するタイマと、充放電可能な電池を備え、タイマのカウント値を調整する調整処理と、定期点検を実施する点検処理とを実施するよう構成され、調整処理が、フラグを読み込み、読み込んだフラグが「済」であるかを判断する処理と、「済」でない場合、タイマのカウント値をリセットする処理と、タイマの計時を開始し、タイマのカウント値が第一の規定時間に達した場合にフラグに「済」を書き込む処理と、「済」である場合、記憶されているタイマのカウント値を読み込む処理と、読み込んだタイマのカウント値に加算するようにタイマ計時を開始する処理と、を含む処理であり、点検処理が、タイマのカウント値が第二の規定時間に達した場合に定期点検を開始する開始処理である照明装置であることが好ましい。
【発明の効果】
【0007】
本開示の態様によれば、稼働期間外に行った試運転の影響を受けることなく、定期点検を適切な時期に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施の形態1に係る照明装置の構成を示す図である。
本開示の実施の形態1に係る制御回路のハードウェア構成を示すブロック図である。
本開示の実施の形態1に係る照明装置が実施する計時処理を示すイメージ図である。
本開示の実施の形態1に係る照明装置が実施する計時処理を示すフローチャートである。
本開示の実施の形態3に係る照明装置が実施する計時処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態1
図1は、本開示の実施の形態1に係る照明装置の構成を示す図である。照明装置100は、外部電源2から供給された電力で動作する照明装置である。外部電源2は、ここでは交流電力を供給する商用電源である。
【0010】
照明装置100は、外部電源2からの電力供給を制御ユニット4で受ける。制御ユニット4は、外部電源2から供給された交流電力を、AC/DCコンバータ42で直流電力に変換する。AC/DCコンバータ42は、入力された交流電力を直流電力に変換する際に、その電圧値を変換するものである。出力する直流電流の電圧値は、供給先の回路に応じてそれぞれ異なってもよいし、一括して同じでもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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