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公開番号
2025117449
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024012291
出願日
2024-01-30
発明の名称
プログラム、情報処理方法及び情報処理システム
出願人
株式会社豊田中央研究所
代理人
弁理士法人IPX
主分類
G06T
7/00 20170101AFI20250804BHJP(計算;計数)
要約
【課題】高解像度の画像データであっても、従来よりも短時間で材料特性を解析可能なプログラム、情報処理方法及び情報処理システム等を提供する。
【解決手段】本発明の一態様によれば、非均質体の画像データから非均質体の材料特性を解析するプログラムが提供される。このプログラムは、取得ステップと、変換ステップと、構築ステップと、算出ステップと、出力ステップとをコンピュータに実行させるように構成される。取得ステップでは、画像データを取得する。変換ステップでは、画像データを圧縮して圧縮後データに変換する。構築ステップでは、圧縮後データと、材料特性がモデル化された数理モデルとに基づいて、離散化された数値モデルを構築する。算出ステップでは、数値モデルを解析して非均質体の材料特性値を算出する。出力ステップでは、材料特性値を出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
非均質体の画像データから前記非均質体の材料特性を解析するプログラムであって、
取得ステップと、変換ステップと、構築ステップと、算出ステップと、出力ステップとをコンピュータに実行させるように構成され、
前記取得ステップでは、前記画像データを取得し、
前記変換ステップでは、前記画像データを圧縮して圧縮後データに変換し、
前記構築ステップでは、前記圧縮後データと、前記材料特性がモデル化された数理モデルとに基づいて、離散化された数値モデルを構築し、
前記算出ステップでは、前記数値モデルを解析して前記非均質体の材料特性値を算出し、
前記出力ステップでは、前記材料特性値を出力する、
プログラム。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のプログラムにおいて、
前記変換ステップでは、テンソル分解を用いて前記画像データを圧縮する、
プログラム。
【請求項3】
請求項2に記載のプログラムにおいて、
前記構築ステップでは、テンソル分解された前記圧縮後データと、前記数理モデルとに基づいて、テンソル分解された前記数値モデルを構築する、
プログラム。
【請求項4】
請求項2に記載のプログラムにおいて、
前記テンソル分解は、行列積演算子への分解である、
プログラム。
【請求項5】
請求項3に記載のプログラムにおいて、
前記テンソル分解は、行列積演算子への分解である、
プログラム。
【請求項6】
請求項1に記載のプログラムにおいて、
前記算出ステップでは、均質化法を用いて前記材料特性値を算出する、
プログラム。
【請求項7】
請求項1に記載のプログラムにおいて、
前記材料特性は、熱伝導特性である、
プログラム。
【請求項8】
請求項1に記載のプログラムにおいて、
前記材料特性は、弾性特性である、
プログラム。
【請求項9】
情報処理方法であって、
請求項1から8までの何れか1項に記載のプログラムの各ステップを備える、
情報処理方法。
【請求項10】
情報処理システムであって、
制御部を備え、
前記制御部は、請求項1から8までの何れか1項に記載のプログラムの各ステップを実行するように構成される、
情報処理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、情報処理方法及び情報処理システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、多結晶固体の材料特性解析システムが開示されている。
【0003】
この材料特性解析システムは、多結晶固体を構成する結晶粒に対して、後方散乱電子回折装置を用いて1つの結晶粒について複数の測定点を含むように測定対象の各結晶粒を計測されて得た数値データを入力し、入力された数値データを有限要素に割り付け、前記有限要素に三次元テンソルで表わされる物性値を与えて有限要素モデルを構築し、該有限要素モデルを用いて前記数値データを数値解析する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-264750号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示された材料特性解析システムは、有限要素法を用いて解析しているため、設定されたメッシュの節点数に応じて解析時間が多項式的に増大していた。
【0006】
本発明では上記事情を鑑み、高解像度の画像データであっても、従来よりも短時間で材料特性を解析可能なプログラム、情報処理方法及び情報処理システム等を提供することとした。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様によれば、非均質体の画像データから非均質体の材料特性を解析するプログラムが提供される。このプログラムは、取得ステップと、変換ステップと、構築ステップと、算出ステップと、出力ステップとをコンピュータに実行させるように構成される。取得ステップでは、画像データを取得する。変換ステップでは、画像データを圧縮して圧縮後データに変換する。構築ステップでは、圧縮後データと、材料特性がモデル化された数理モデルとに基づいて、離散化された数値モデルを構築する。算出ステップでは、数値モデルを解析して非均質体の材料特性値を算出する。出力ステップでは、材料特性値を出力する。
【0008】
このような態様によれば、高解像度の画像データであっても、従来よりも短時間で材料特性を解析することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
情報処理システム100を表す構成図である。
情報処理装置200のハードウェア構成を示すブロック図である。
端末300のハードウェア構成を示すブロック図である。
情報処理装置200(制御部210)によって実現される機能を示すブロック図である。
情報処理装置200によって実行される情報処理方法の流れを示すアクティビティ図である。
実施例及び比較例における画像変換の処理時間を示す表である。
実施例及び比較例における画像解析の処理時間を示す表である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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