TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025117834
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024012778
出願日2024-01-31
発明の名称管理システム、操作装置、管理方法、およびプログラム
出願人三菱重工機械システム株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G07B 15/00 20110101AFI20250805BHJP(チェック装置)
要約【課題】高い安全性を維持しつつ、設備の低コスト化を図ることができる管理システム、操作装置、管理方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】本開示の一態様によれば、管理システムは、有料道路の料金所に関連して設けられる管理システムである。前記管理システムは、複数の車線に含まれる各車線と対応付けて設けられた路側装置と、前記路側装置と一体または別体として設けられ、前記複数の車線に含まれる1つの車線で異常が生じた場合に、前記異常が生じた車線を示す車線情報と、前記異常の内容を示す異常内容情報とを送信可能な管理装置と、可搬式の操作装置であって、前記異常が生じた車線の傍に持ち出された状態で前記管理装置と通信可能に接続され、前記車線情報および前記異常内容情報を前記管理装置から取得して報知し、前記路側装置を制御するための操作を受け付ける操作装置と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
有料道路の料金所に関連して設けられる管理システムであって、
複数の車線に含まれる各車線と対応付けて設けられた路側装置と、
前記路側装置と一体または別体として設けられ、前記複数の車線に含まれる1つの車線で異常が生じた場合に、前記異常が生じた車線を示す車線情報と、前記異常の内容を示す異常内容情報とを送信可能な管理装置と、
可搬式の操作装置であって、前記異常が生じた車線の傍に持ち出された状態で前記管理装置と通信可能に接続され、前記車線情報および前記異常内容情報を前記管理装置から取得して報知し、前記路側装置を制御するための操作を受け付ける操作装置と、
を備えた管理システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記管理装置は、前記路側装置と一体または別体として車線ごとに個別に設けられ、当該管理装置が対応付けられた車線に異常が生じた場合に、前記車線情報として、当該管理装置が対応付けられた車線を示す車線情報を送信可能であり、
前記操作装置は、前記異常が生じた車線と対応付けて設けられた前記管理装置から前記車線情報および前記異常内容情報を取得して報知する、
請求項1に記載の管理システム。
【請求項3】
前記操作装置は、前記異常が生じた車線の傍に持ち出された状態で、当該車線と対応付けて設けられた前記管理装置とケーブルを介して接続され、前記ケーブルを介して前記車線情報および前記異常内容情報を前記管理装置から取得して報知する、
請求項2に記載の管理システム。
【請求項4】
前記操作装置は、前記車線情報および前記異常内容情報を報知する場合、報知された前記車線情報および前記異常内容情報を確認したことを示す第1操作を受け付け、前記第1操作を受け付けた後に、前記路側装置を制御するための第2操作を受け付ける、
請求項1または請求項2に記載の管理システム。
【請求項5】
前記路側装置は、発進制御機、表示板、または遮断機である、
請求項1または請求項2に記載の管理システム。
【請求項6】
有料道路の料金所に関連して用いられる操作装置であって、
複数の車線に含まれる1つの車線で異常が生じた場合に、前記異常が生じた車線の傍に前記操作装置が持ち出された状態で、当該車線の情報を管理する管理装置と通信可能に接続される通信部と、
前記通信部を介して、前記異常が生じた車線を示す車線情報と、前記異常の内容を示す異常内容情報とを前記管理装置から取得する情報取得部と、
前記情報取得部により取得された前記車線情報および前記異常内容情報を報知する報知部と、
前記異常が生じた車線に対応付けて設置された路側装置を制御するための操作を受け付ける操作受付部と、
を備えた可搬式の操作装置。
【請求項7】
有料道路の料金所に関連する管理方法であって、
可搬式の端末装置であるコンピュータが、
複数の車線に含まれる1つの車線で異常が生じた場合に、前記異常が生じた車線の傍に前記端末装置が持ち出された状態で、当該車線の情報を管理する管理装置から、前記異常が生じた車線を示す車線情報と、前記異常の内容を示す異常内容情報とを取得し、
取得した前記車線情報および前記異常内容情報を報知し、
前記異常が生じた車線に対応付けて設置された路側装置を制御するための操作を受け付ける、
管理方法。
【請求項8】
有料道路の料金所に関連して用いられるプログラムであって、
可搬式の端末装置であるコンピュータに、
複数の車線に含まれる1つの車線で異常が生じた場合に、前記異常が生じた車線の傍に前記端末装置が持ち出された状態で、当該車線の情報を管理する管理装置から、前記異常が生じた車線を示す車線情報と、前記異常の内容を示す異常内容情報とを取得させ、
取得させた前記車線情報および前記異常内容情報を報知させ、
前記異常が生じた車線に対応付けて設置された路側装置を制御するための操作を受け付けさせる、
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、管理システム、操作装置、管理方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、イベント開催日または災害発生時などに特定エリアへの車両の進入を制限するために用いられるポラード制御システムが開示されている。このポラード制御システムの管理装置は、路車間通信を精度良く行うためのアンテナのセットアップに関して、可搬型路側装置の位置情報が上記路側装置または作業者端末装置を介して受信する受信部と、受信された位置情報に基づいて上記路側装置の設置場所に対応するセットアップ情報を取得する制御部とを有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-185722号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載のシステムは、有料道路の料金所のような複数の車線が存在する場所への適用が考慮されたものではない。このため、上記のようなシステムを複数の車線が存在する場所へ適用した場合、高い安全性を維持しつつ、設備の低コスト化を図ることが難しい場合がある。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであって、高い安全性を維持しつつ、設備の低コスト化を図ることができる管理システム、操作装置、管理方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様によれば、管理システムは、有料道路の料金所に関連して設けられる管理システムである。前記管理システムは、複数の車線に含まれる各車線と対応付けて設けられた路側装置と、前記路側装置と一体または別体として設けられ、前記複数の車線に含まれる1つの車線で異常が生じた場合に、前記異常が生じた車線を示す車線情報と、前記異常の内容を示す異常内容情報とを送信可能な管理装置と、可搬式の操作装置であって、前記異常が生じた車線の傍に持ち出された状態で前記管理装置と通信可能に接続され、前記車線情報および前記異常内容情報を前記管理装置から取得して報知し、前記路側装置を制御するための操作を受け付ける操作装置と、を備える。
【0007】
本開示の一態様によれば、操作装置は、有料道路の料金所に関連して用いられる操作装置である。前記操作装置は、複数の車線に含まれる1つの車線で異常が生じた場合に、前記異常が生じた車線の傍に前記操作装置が持ち出された状態で、当該車線の情報を管理する管理装置と通信可能に接続される通信部と、前記通信部を介して、前記異常が生じた車線を示す車線情報と、前記異常の内容を示す異常内容情報とを前記管理装置から取得する情報取得部と、前記情報取得部により取得された前記車線情報および前記異常内容情報を報知する報知部と、前記異常が生じた車線に対応付けて設置された路側装置を制御するための操作を受け付ける操作受付部と、を備える。
【0008】
本開示の一態様によれば、管理方法は、有料道路の料金所に関連する管理方法である。前記管理方法は、可搬性の端末装置であるコンピュータが、複数の車線に含まれる1つの車線で異常が生じた場合に、前記異常が生じた車線の傍に前記端末装置が持ち出された状態で、当該車線の情報を管理する管理装置から、前記異常が生じた車線を示す車線情報と、前記異常の内容を示す異常内容情報とを取得し、取得した前記車線情報および前記異常内容情報を報知し、前記異常が生じた車線に対応付けて設置された路側装置を制御するための操作を受け付ける、ことを含む。
【0009】
本開示の一態様によれば、プログラムは、有料道路の料金所に関連して用いられるプログラムである。前記プログラムは、可搬性の端末装置であるコンピュータに、複数の車線に含まれる1つの車線で異常が生じた場合に、前記異常が生じた車線の傍に前記端末装置が持ち出された状態で、当該車線の情報を管理する管理装置から、前記異常が生じた車線を示す車線情報と、前記異常の内容を示す異常内容情報とを取得させ、取得させた前記車線情報および前記異常内容情報を報知させ、前記異常が生じた車線に対応付けて設置された路側装置を制御するための操作を受け付けさせる、ことを含む。
【発明の効果】
【0010】
本開示の管理システム、操作装置、管理方法、およびプログラムによれば、高い安全性を維持しつつ、設備の低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

株式会社バンダイ
物品供給装置
2か月前
株式会社バンダイ
物品供給装置
2か月前
株式会社バンダイ
物品供給装置
1か月前
株式会社バンダイ
物品供給装置
2か月前
株式会社バンダイ
物品供給装置
1か月前
株式会社バンダイ
物品供給装置
1か月前
株式会社バンダイ
物品供給装置
1か月前
富士電機株式会社
通貨識別装置
1か月前
沖電気工業株式会社
媒体処理装置
10日前
富士電機株式会社
自動販売機
2か月前
株式会社ライト
情報処理装置
4日前
株式会社ライト
情報処理装置
4日前
株式会社ライト
情報処理装置
1か月前
富士電機株式会社
金銭処理装置
22日前
グローリー株式会社
現金処理装置
2か月前
トヨタ車体株式会社
出入検知装置
2か月前
グローリー株式会社
媒体処理装置
2か月前
トヨタ車体株式会社
出入検知装置
1か月前
グローリー株式会社
硬貨処理装置
1か月前
株式会社トイスピリッツ
景品提供システム
8日前
富士電機株式会社
自動販売機システム
2か月前
トヨタ自動車株式会社
記録装置
1か月前
パイオニア株式会社
ドライブレコーダ
1か月前
ユニティガードシステム株式会社
入館監視システム
10日前
沖電気工業株式会社
現金処理装置
3日前
沖電気工業株式会社
媒体処理装置
1か月前
沖電気工業株式会社
棒金収納装置
3日前
沖電気工業株式会社
媒体処理装置
1か月前
株式会社寺岡精工
登録装置及びプログラム
2か月前
株式会社東芝
ドア構造
4日前
中井銘鈑株式会社
商品見本取付け構造
11日前
株式会社イシダ
商品販売処理装置
2か月前
沖電気工業株式会社
硬貨処理装置及び貨幣取扱装置
10日前
グローリー株式会社
紙幣処理方法
25日前
富士電機株式会社
自動販売機
1か月前
富士電機株式会社
自動販売機
26日前
続きを見る