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公開番号
2025117858
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012818
出願日
2024-01-31
発明の名称
硬貨処理装置及び貨幣取扱装置
出願人
沖電気工業株式会社
代理人
個人
主分類
G07D
11/237 20190101AFI20250805BHJP(チェック装置)
要約
【課題】装置の故障を防ぐ。
【解決手段】硬貨処理装置4は、所定の間隔を空けて副ガイド板46a及び46bが形成され、副ガイド板46の間で硬貨が搬送される入金搬送部17と、入金搬送部17上の硬貨を入金前側搬送方向Diに沿って搬送するピンベルト38と、入金搬送部17の副ガイド板46aと副ガイド板46bとの間隔の一部を、取り扱い対象の硬貨の最大径以下の硬貨を通過可能な間隔とした搬送路幅規制部48と、入金搬送部17に設けられ、搬送方向に沿う長穴形状であり、搬送路幅規制部48により進入を規制された取り扱い対象の硬貨の最大径よりも大きい異常硬貨CNを除去するための治具56が差し込まれ、治具56が倒されて異常硬貨の搬送方向の下流側と当接させて異常硬貨を搬送方向の上流側に移動させることを可能とする治具差し込み穴54とを設ける。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の間隔を空けて一対の壁部が形成され、前記壁部の間で前記硬貨が搬送される搬送路と、
前記搬送路上の前記硬貨を搬送方向に沿って搬送する搬送ベルトと、
前記搬送路の前記間隔の一部を、取り扱い対象の硬貨の最大径以下の硬貨を通過可能な間隔とした幅方向規制部と、
前記搬送路に設けられ、前記搬送方向に沿う長穴形状であり、前記幅方向規制部により進入を規制された前記取り扱い対象の硬貨の最大径よりも大きい異常硬貨を除去するための除去部材が差し込まれ、該除去部材が倒されて前記異常硬貨の前記搬送方向の下流側と当接させて前記異常硬貨を前記搬送方向の上流側に移動させることを可能とする除去部材差し込み孔と
を備えることを特徴とする硬貨処理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記除去部材差し込み孔は、
前記除去部材が差し込まれ該除去部材に外部から力が加えられた際に該除去部材と接する箇所において、該除去部材が回動する際の支点を形成する
ことを特徴とする請求項1に記載の硬貨処理装置。
【請求項3】
前記除去部材差し込み孔は、
前記搬送方向に沿って搬送された前記異常硬貨における最大外形部分が前記幅方向規制部に到達した状態において、前記搬送方向の上流側端部が前記異常硬貨における前記搬送方向の下流側端部よりも上流側に位置している
ことを特徴とする請求項1に記載の硬貨処理装置。
【請求項4】
前記除去部材差し込み孔は、
前記搬送方向に沿って搬送された前記異常硬貨における最大外形部分が前記幅方向規制部に到達した状態において、前記搬送方向の下流側端部が前記異常硬貨における前記搬送方向の下流側端部よりも下流側に位置し、前記除去部材差し込み孔における前記搬送方向の下流側端部と前記異常硬貨における前記搬送方向の下流側端部との間に前記除去部材を差し込み可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の硬貨処理装置。
【請求項5】
前記除去部材差し込み孔は、
対角線の長さが前記取り扱い対象の硬貨の最小径以下であり、かつ、前記搬送方向に直交する搬送幅方向の長さが前記除去部材における最大外形部分の太さ以上である
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の硬貨処理装置。
【請求項6】
前記除去部材差し込み孔は、前記除去部材が差し込まれ、該除去部材が前記搬送方向の上流側に倒された際に、前記支点よりも上側の位置で該除去部材を前記異常硬貨の前記搬送方向の下流側に当接させて前記異常硬貨を前記搬送方向の上流側に移動させることを可能とする
ことを特徴とする請求項2に記載の硬貨処理装置。
【請求項7】
前記搬送路は、
前記硬貨の盤面が当接される主ガイド面が形成された主ガイドと、前記主ガイドにおける前記搬送方向に直交する幅方向の両端部に設けられた前記壁部とを有し、
前記除去部材差し込み孔は、前記主ガイド面に設けられている
ことを特徴とする請求項6に記載の硬貨処理装置。
【請求項8】
前記支点は、前記作用点よりも上側に設けられ、
前記除去部材差し込み孔は、前記除去部材が差し込まれ、該除去部材が前記搬送方向の下流側に倒された際に、前記支点よりも下側の位置で該除去部材を前記異常硬貨の前記搬送方向の下流側に当接させて前記異常硬貨を前記搬送方向の上流側に移動させることを可能とする
ことを特徴とする請求項2に記載の硬貨処理装置。
【請求項9】
前記搬送路は、
前記硬貨の盤面が当接される主ガイド面が形成された主ガイドと、前記主ガイドにおける前記搬送方向に直交する幅方向の両端部に設けられた前記壁部とを有し、
前記除去部材差し込み孔は、前記搬送路において前記硬貨が搬送される搬送空間を挟んで前記主ガイド面の反対側に設けられている
ことを特徴とする請求項8に記載の硬貨処理装置。
【請求項10】
前記搬送空間を挟んで前記主ガイド面の反対側に設けられたガイドをさらに有し、
前記除去部材差し込み孔は、前記ガイドに設けられている
ことを特徴とする請求項9に記載の硬貨処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は硬貨処理装置及び貨幣取扱装置に関し、例えば貨幣(すなわち硬貨及び紙幣)を取り扱う貨幣取扱装置に適用して好適なものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、比較的大規模の小売店(例えばスーパーマーケット等)では、顧客が精算処理を行う複数の精算所にそれぞれ紙幣及び硬貨を取り扱う貨幣取扱装置としてのレジスターが設置される場合がある。この貨幣取扱装置としては、例えば紙幣を処理する紙幣処理装置と、硬貨を処理する硬貨処理装置とを有するものがある。
【0003】
このうち硬貨処理装置は、硬貨が投入される硬貨投入部と、投入された硬貨を1枚ずつ硬貨処理装置内部へ繰り出す硬貨繰出部と、硬貨を搬送する搬送部と、硬貨の金種や真偽等を識別する硬貨鑑別部と、金種毎に硬貨を収納する硬貨収納部と、使用者へ釣銭を出金する硬貨出金部と、使用者へ硬貨を返却する返却部等を有している。この硬貨処理装置は、硬貨鑑別部において金種毎に選別した硬貨を硬貨処理装置内部に収納する場合は硬貨収納部へ収納する一方、使用者へ返却する場合は返却部に収納する。またこの硬貨処理装置は、使用者へ釣銭として出金する硬貨を硬貨収納部から繰り出して硬貨出金部へ搬送する。
【0004】
そのような硬貨処理装置は、該硬貨処理装置において取り扱われる硬貨のうち最も外形の大きい硬貨よりも大きい硬貨を、搬送路幅を狭めることによりその場に留めさせ、作業者に該硬貨を除去してもらうものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-190200号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながらそのような硬貨処理装置においては、搬送路幅と硬貨との寸法関係によっては、作業者が硬貨を除去する際に大きな力を要する場合があり、無理に除去しようとすると装置の故障につながる可能性があった。
【0007】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、装置の故障を防ぎ得る硬貨処理装置及び貨幣取扱装置を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
かかる課題を解決するため本発明の硬貨処理装置においては、所定の間隔を空けて一対の壁部が形成され、壁部の間で硬貨が搬送される搬送路と、搬送路上の硬貨を搬送方向に沿って搬送する搬送ベルトと、搬送路の間隔の一部を、取り扱い対象の硬貨の最大径以下の硬貨を通過可能な間隔とした幅方向規制部と、搬送路に設けられ、搬送方向に沿う長穴形状であり、幅方向規制部により進入を規制された取り扱い対象の硬貨の最大径よりも大きい異常硬貨を除去するための除去部材が差し込まれ、該除去部材が倒されて異常硬貨の搬送方向の下流側と当接させて異常硬貨を搬送方向の上流側に移動させることを可能とする除去部材差し込み孔とを設けるようにした。
【0009】
また本発明の貨幣取扱装置においては、硬貨の処理に関する操作を受け付ける操作部と、所定の間隔を空けて一対の壁部が形成され、壁部の間で硬貨が搬送される搬送路と、搬送路上の硬貨を搬送方向に沿って搬送する搬送ベルトと、搬送路の間隔の一部を、取り扱い対象の硬貨の最大径以下の硬貨を通過可能な間隔とした幅方向規制部と、搬送路に設けられ、搬送方向に沿う長穴形状であり、幅方向規制部により進入を規制された取り扱い対象の硬貨の最大径よりも大きい異常硬貨を除去するための除去部材が差し込まれ、該除去部材が倒されて異常硬貨の搬送方向の下流側と当接させて異常硬貨を搬送方向の上流側に移動させることを可能とする除去部材差し込み孔とを設けるようにした。
【0010】
本発明は、幅方向規制部で進入を規制された硬貨を除去部材により梃子の原理を用いて小さな力で容易に幅方向規制部から除去させることができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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