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公開番号
2025118064
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024013149
出願日
2024-01-31
発明の名称
電気刺激装置
出願人
株式会社 MTG
代理人
個人
主分類
A61N
1/36 20060101AFI20250805BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】安全性が強化された電気刺激装置を提供する。
【解決手段】電気刺激装置1の電気刺激部10において、第1カップリングコンデンサCc1は、Hブリッジ回路の第1接続点N1と第1電極部P1の間に挿入され、第1接続点N1と第1電極部P1の間を直流的に絶縁する。第2カップリングコンデンサCc2は、Hブリッジ回路の第2接続点N2と第2電極部P2の間に挿入される、第2接続点N2と第2電極部P2の間を直流的に絶縁する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
直流電源部のハイサイド基準線とローサイド基準線の間に、直列に接続された第1スイッチング素子と第2スイッチング素子と、
前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子の間の第1接続点に接続された、人体の一部分に接触されるべき第1電極部と、
前記直流電源部のハイサイド基準線とローサイド基準線の間に、直列に接続された第3スイッチング素子と第4スイッチング素子と、
前記第3スイッチング素子と前記第4スイッチング素子の間の第2接続点に接続された、前記人体の他の部分に接触されるべき第2電極部と、
前記第1接続点と前記第1電極部の間に挿入される、前記第1接続点と前記第1電極部の間を直流的に絶縁する第1カップリングコンデンサと、
前記第2接続点と前記第2電極部の間に挿入される、前記第2接続点と前記第2電極部の間を直流的に絶縁する第2カップリングコンデンサと、
を備える電気刺激装置。
続きを表示(約 2,300 文字)
【請求項2】
前記第1カップリングコンデンサと前記第1電極部を繋ぐ配線と、前記ローサイド基準線の間に接続される第1放電用スイッチング素子と、
前記第2カップリングコンデンサと前記第2電極部を繋ぐ配線と、前記ローサイド基準線の間に接続される第2放電用スイッチング素子と、
をさらに備える請求項1に記載の電気刺激装置。
【請求項3】
前記第1スイッチング素子-前記第4スイッチング素子、前記第1放電用スイッチング素子-前記第2放電用スイッチング素子を制御する制御部をさらに備え、
前記制御部は、
前記第1スイッチング素子と前記第4スイッチング素子をオン状態、前記第2スイッチング素子と前記第3スイッチング素子をオフ状態に制御し、前記第1電極部と前記第2電極部間に正のパルス電圧を印加可能であり、
前記第1スイッチング素子と前記第4スイッチング素子をオフ状態、前記第2スイッチング素子と前記第3スイッチング素子をオン状態に制御し、前記第1電極部と前記第2電極部間に負のパルス電圧を印加可能であり、
一周期において、前記正のパルス電圧と前記負のパルス電圧を交互に複数回印加し、その後のインターバル期間に、前記第1放電用スイッチング素子と前記第2放電用スイッチング素子のオン状態の期間を挿入する、
請求項2に記載の電気刺激装置。
【請求項4】
前記電気刺激装置は、
複数の電気刺激部と、
前記複数の電気刺激部を制御する制御部を備え、
各電気刺激部は、前記第1スイッチング素子-前記第4スイッチング素子、前記第1電極部、前記第2電極部、前記第1カップリングコンデンサ、前記第2カップリングコンデンサを含み、
前記制御部は、
前記第1スイッチング素子と前記第4スイッチング素子をオン状態、前記第2スイッチング素子と前記第3スイッチング素子をオフ状態に制御し、前記第1電極部と前記第2電極部間に正のパルス電圧を印加可能であり、
前記第1スイッチング素子と前記第4スイッチング素子をオフ状態、前記第2スイッチング素子と前記第3スイッチング素子をオン状態に制御し、前記第1電極部と前記第2電極部間に負のパルス電圧を印加可能であり、
前記複数の電気刺激部に出力する電圧レベルをそれぞれ調整可能であり、
一周期において、前記正のパルス電圧と前記負のパルス電圧を交互に複数回印加し、当該複数のパルス電圧を印加した後にインターバル期間を挿入し、
前記複数の電気刺激部のそれぞれの前記第1電極部と前記第2電極部間に、位相がずれた前記複数のパルス電圧がそれぞれ印加されるように、前記複数の電気刺激部の前記第1スイッチング素子-前記第4スイッチング素子を制御する、
請求項1に記載の電気刺激装置。
【請求項5】
前記電気刺激装置は、
複数の電気刺激部と、
前記複数の電気刺激部を制御する制御部を備え、
各電気刺激部は、前記第1スイッチング素子-前記第4スイッチング素子、前記第1放電用スイッチング素子-前記第2放電用スイッチング素子、前記第1電極部、前記第2電極部、前記第1カップリングコンデンサ、前記第2カップリングコンデンサを含み、
前記制御部は、
前記第1スイッチング素子と前記第4スイッチング素子をオン状態、前記第2スイッチング素子と前記第3スイッチング素子をオフ状態に制御し、前記第1電極部と前記第2電極部間に正のパルス電圧を印加可能であり、
前記第1スイッチング素子と前記第4スイッチング素子をオフ状態、前記第2スイッチング素子と前記第3スイッチング素子をオン状態に制御し、前記第1電極部と前記第2電極部間に負のパルス電圧を印加可能であり、
前記複数の電気刺激部に出力する電圧レベルをそれぞれ調整可能であり、
一周期において、前記正のパルス電圧と前記負のパルス電圧を交互に複数回印加し、当該複数のパルス電圧を印加した後のインターバル期間に、前記第1放電用スイッチング素子と前記第2放電用スイッチング素子のオン状態の期間を挿入し、
前記複数の電気刺激部のそれぞれの前記第1電極部と前記第2電極部間に、位相がずれた前記複数のパルス電圧がそれぞれ印加されるように、前記複数の電気刺激部の前記第1スイッチング素子-前記第4スイッチング素子を制御する、
請求項2に記載の電気刺激装置。
【請求項6】
前記第1スイッチング素子-前記第4スイッチング素子を制御する制御部をさらに備え、
前記制御部は、
前記第1スイッチング素子と前記第4スイッチング素子をオン状態、前記第2スイッチング素子と前記第3スイッチング素子をオフ状態に制御し、前記第1電極部と前記第2電極部間に正のパルス電圧を印加可能であり、
前記第1スイッチング素子と前記第4スイッチング素子をオフ状態、前記第2スイッチング素子と前記第3スイッチング素子をオン状態に制御し、前記第1電極部と前記第2電極部間に負のパルス電圧を印加可能であり、
一周期において、前記正のパルス電圧と前記負のパルス電圧を交互に複数回印加し、その後のインターバル期間に、前記第2スイッチング素子と前記第4スイッチング素子のオン状態の期間を挿入する、
請求項1に記載の電気刺激装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気刺激装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
ユーザの筋肉に電気刺激を付与する電気刺激装置が知られている。電気刺激装置は、筋肉に微弱な電流を流して筋肉を緊張および弛緩させることで、他動的に筋肉を動かすことができる。
【0003】
特許文献1には、Hブリッジ回路の出力端に、コンデンサと抵抗が直列接続された刺激緩衝回路13を接続する回路構成が開示されている。また、特許文献1には、人体に印加された刺激パルスにより、人体に一時的に蓄えられた電荷を、Hブリッジ回路のローサイドのスイッチング素子10、スイッチング素子12を介して放電する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平9-182805号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された回路構成では、直流電流をカットできるコンデンサを含む刺激緩衝回路13が片側にしか接続されておらず、人体が他の導電体に触れている場合、人体に直流電流が流れ得る。人体に大きな直流電流が流れると、皮膚トラブルを引き起こす要因になる。
【0006】
本発明はこうした状況においてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、安全性が強化された電気刺激装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の電気刺激装置は、直流電源部のハイサイド基準線とローサイド基準線の間に、直列に接続された第1スイッチング素子と第2スイッチング素子と、第1スイッチング素子と第2スイッチング素子の間の第1接続点に接続された、人体の一部分に接触されるべき第1電極部と、直流電源部のハイサイド基準線とローサイド基準線の間に、直列に接続された第3スイッチング素子と第4スイッチング素子と、第3スイッチング素子と第4スイッチング素子の間の第2接続点に接続された、人体の他の部分に接触されるべき第2電極部と、第1接続点と第1電極部の間に挿入される、第1接続点と第1電極部の間を直流的に絶縁する第1カップリングコンデンサと、第2接続点と第2電極部の間に挿入される、第2接続点と第2電極部の間を直流的に絶縁する第2カップリングコンデンサと、を備える。
【0008】
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、安全性が強化された電気刺激装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態に係る電気刺激装置の基本回路構成を示す図である。
一対の第1電極部、第2電極部間に印加される交流電圧波形を説明するための図である。
電気刺激部の回路構成例1を示す図である。
電気刺激部の回路構成例2を示す図である。
ディスチャージ回路が設けられない場合における、制御部からHブリッジ回路に出力される交流パルス波形と、人体に印加される電圧波形と人体に流れる電流波形の一例を示す図である。
ディスチャージ回路が設けられた場合における、制御部からHブリッジ回路に出力される交流パルス波形と、ディスチャージ信号の波形と、人体に印加される電圧波形と人体に流れる電流波形の一例を示す図である。
電気刺激部の回路構成例3を示す図である。
電気刺激部の回路構成例3において、比較例に係る制御方式を採用した場合の、複数系統の電気刺激部から印加される交流パルス電圧波形の一例を示す図である。
電気刺激部の回路構成例3において、実施例に係る制御方式を採用した場合の、複数系統の電気刺激部から印加される交流パルス電圧波形の一例を示す図である。
図4に示した回路構成例2を採用した電気刺激部を2系統、備える電気刺激装置の回路構成を示す図である。
図10の電気刺激装置に使用される制御部の回路構成例1を示す図である。
SEL_A信号線、SEL_B信号線の論理と、オンするスイッチング素子の関係を規定した真理値表を示す図である。
図3に示した回路構成例1を採用した電気刺激部を2系統、備える電気刺激装置の回路構成を示す図である。
図13の電気刺激装置に使用される制御部の回路構成例2を示す図である。
図13の電気刺激装置に使用される制御部の回路構成例3を示す図である。
直流電源部の回路構成例1を示す図である。
直流電源部の回路構成例2を示す図である。
スイッチングレギュレータの回路構成例を示す図である。
図18に示した昇圧チョッパのタイミングチャートの一例を示す図である。
リニアレギュレータの回路構成例1を示す図である。
図20に示したシリーズレギュレータのタイミングチャートの一例を示す図である。
図20のローパスフィルタの回路構成例を示す図である。
図22に示した2次のRCローパスフィルタのタイミングチャートの一例を示す図である。
リニアレギュレータの回路構成例2を示す図である。
直流電源部の回路構成の変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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