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公開番号
2025118979
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2025084699,2024014773
出願日
2025-05-21,2019-09-05
発明の名称
ビデオ信号の符号化/復号方法及びそのための装置
出願人
エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド
,
LG ELECTRONICS INC.
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
19/12 20140101AFI20250805BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】現在ブロックに適した変換を適用する画像信号処理方法および装置を提供する。
【解決手段】本発明の実施形態に係るビデオ信号の復号化方法は、現在ブロックのイントラ予測モードに基づき、予め定義された2次変換セットのうち、前記現在ブロックに適用される2次変換セットを決定するステップと、前記決定された2次変換セット内で前記現在ブロックに適用される2次変換行列を指示する第1のシンタックス要素を取得するステップと、前記第1のシンタックス要素により特定される2次変換行列を用いて前記現在ブロックの左上端領域に対して2次逆変換を行うことにより、2次逆変換されたブロックを導くステップと、前記現在ブロックの1次変換行列を用いて前記2次逆変換されたブロックに対して1次逆変換を行うことにより、前記現在ブロックの残差ブロックを導くステップとを含むことができる。
【選択図】図22
特許請求の範囲
【請求項1】
復号装置により行われる映像を復号するための方法であって、
現在ブロックのイントラ予測モードに基づいて、予め決定された数の変換セットのうちの変換セットを決定するステップと、
前記変換セットに含まれる変換行列のうちの前記現在ブロックに適用される変換行列に関連する第1シンタックス要素を取得するステップと、
前記第1シンタックス要素により特定される前記変換行列に基づいて前記現在ブロックの変換係数に対して非分離変換を行って前記現在ブロックの残差サンプルを取得するステップと、
前記残差サンプルに基づいて前記現在ブロックの復元サンプルを生成するステップと、を含み、
前記非分離変換の入力長さと前記非分離変換の出力長さは、前記現在ブロックが4×4サイズを有することに基づいて、それぞれ8及び16として決定され、
前記4×4サイズを有する前記現在ブロックに対する前記非分離変換の前記入力長さは、4×8サイズ又は8×4サイズを有する前記現在ブロックに対する前記非分離変換の前記入力長さに等しくなく、
一方、前記4×4サイズを有する前記現在ブロックに対する前記非分離変換の前記出力長さは、前記4×8サイズ又は前記8×4サイズを有する前記現在ブロックに対する前記非分離変換の前記出力長さに等しい、映像を復号するための方法。
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【請求項2】
前記変換セットのそれぞれは、2つの変換行列を含む、請求項1に記載の映像を復号するための方法。
【請求項3】
前記非分離変換の前記入力長さと、前記非分離変換の前記出力長さは、前記現在ブロックが前記4×8サイズ又は前記8×4サイズを有することに基づいて、それぞれ、16と16として決定される、請求項1に記載の映像を復号するための方法。
【請求項4】
符号化装置により行われる映像を符号化するための方法であって、
イントラ予測モードに基づいて現在ブロックの予測サンプルを生成するステップと、
前記予測サンプルに基づいて前記現在ブロックの残差サンプルを導出するステップと、
前記イントラ予測モードに基づいて、予め決定された数の変換セットのうちの変換セットを決定するステップと、
前記決定された変換セットに含まれる変換行列のうちの前記現在ブロックに適用される変換行列に関連する第1シンタックス要素を生成するステップと、
非分離変換に基づいて前記残差サンプルから前記現在ブロックの変換係数を導出するステップと、を含み、
前記非分離変換の入力長さと前記非分離変換の出力長さは、前記現在ブロックが4×4サイズを有することに基づいて、それぞれ16及び8として決定され、
前記4×4サイズを有する前記現在ブロックに対する前記非分離変換の前記入力長さは、4×8サイズ又は8×4サイズを有する前記現在ブロックに対する前記非分離変換の前記入力長さに等しく、
一方、前記4×4サイズを有する前記現在ブロックに対する前記非分離変換の前記出力長さは、前記4×8サイズ又は前記8×4サイズを有する前記現在ブロックに対する前記非分離変換の前記出力長さに等しくない、映像を符号化するための方法。
【請求項5】
前記変換セットのそれぞれは、2つの変換行列を含む、請求項4に記載の映像を符号化するための方法。
【請求項6】
送信装置により行われる映像に対するデータを送信するための方法であって、前記方法は、
前記映像に対するビットストリームを取得するステップであって、前記ビットストリームは、
イントラ予測モードに基づいて現在ブロックの予測サンプルを生成することと、
前記予測サンプルに基づいて前記現在ブロックの残差サンプルを導出することと、
前記イントラ予測モードに基づいて、予め決定された数の変換セットのうちの変換セットを決定することと、
前記決定された変換セットに含まれる変換行列のうちの前記現在ブロックに適用される変換行列に関連する第1シンタックス要素を生成することと、
非分離変換に基づいて前記残差サンプルから前記現在ブロックの変換係数を導出することと、に基づいて生成される、ステップと、
前記ビットストリームを含む前記データを送信するステップと、を含み、
前記非分離変換の入力長さと前記非分離変換の出力長さは、前記現在ブロックが4×4サイズを有することに基づいて、それぞれ16及び8として決定され、
4×4サイズを有する前記現在ブロックに対する前記非分離変換の前記入力長さは、4×8サイズ又は8×4サイズを有する前記現在ブロックに対する前記非分離変換の前記入力長さに等しく、
一方、前記4×4サイズを有する前記現在ブロックに対する前記非分離変換の前記出力長さは、前記4×8サイズ又は前記8×4サイズを有する前記現在ブロックに対する前記非分離変換の前記出力長さに等しくない、方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ビデオ信号を処理するための方法及び装置に関し、より具体的に、変換を行うことによりビデオ信号を符号化/復号化するための方法及び装置に関する。
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【背景技術】
【0002】
圧縮符号化(エンコーディング)とは、デジタル化した情報を通信回線を介して転送したり、貯蔵媒体に適合した形で貯蔵するための一連の信号処理技術を意味する。映像、映像、音声などのメディアが圧縮符号化の対象となることができ、特に、映像を対象に圧縮符号化を実行する技術をビデオ映像圧縮と称する。
【0003】
次世代ビデオコンテンツは、高解像度(high spatial resolution)、高フレームレート(high frame rate)及び映像表現の高次化(high dimensionality of scene representation)という特徴を有するようになる。そのようなコンテンツを処理するためには、メモリストレージ(memory storage)、メモリアクセス率(memory access rate)及び処理電力(processing power)の面で莫大な増加をもたらす。
【0004】
したがって、次世代の映像コンテンツをより効率的に処理するためのコーディングツールをデザインする必要がある。特に、HEVC(high efficiency video coding)標準の後のビデオコーデック標準は、さらに高い正確度を有する予測技術とともに空間領域(spatial domain)のビデオ信号を周波数領域(frequency domain)に変換させるための効率的な変換技術を必要とする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、現在ブロックに適した変換を適用する画像信号処理方法及び装置を提供することにある。
【0006】
本発明で解決しようとする技術的課題は、以上で言及した技術的課題に限定されず、言及しないまた他の技術的課題は、下の記載から、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に明確に理解されるべきである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、ビデオ信号を復号化する方法において、現在ブロックのイントラ予測モードに基づき、予め定義された2次変換セット(secondary transform sets)のうち、前記現在ブロックに適用される2次変換セットを決定するステップと、前記決定された2次変換セット内で前記現在ブロックに適用される2次変換行列(secondary transform matrix)を指示する第1のシンタックス要素を取得するステップと、前記第1のシンタックス要素により特定される2次変換行列を用いて前記現在ブロックの左上端領域に対して2次逆変換を行うことにより、2次逆変換されたブロックを導くステップと、前記現在ブロックの1次変換行列(primary transform matrix)を用いて前記2次逆変換されたブロックに対して1次逆変換を行うことにより、前記現在ブロックの残差ブロックを導くステップとを含むことができる。
【0008】
好ましくは、前記予め定義された2次変換セットは、各々2個の2次変換行列を含むことができる。
【0009】
好ましくは、前記2次逆変換されたブロックを導くステップは、前記現在ブロックの幅及び高さに基づいて前記2次逆変換の入力長さ及び出力長さを決定するステップをさらに含むことができる。
【0010】
好ましくは、前記現在ブロックの高さ及び幅が各々4である場合、非分離変換の入力長さは8、出力長さは16に決定されることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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