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公開番号
2025119129
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-14
出願番号
2024013814
出願日
2024-02-01
発明の名称
情報処理装置、制御方法及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04L
61/5014 20220101AFI20250806BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】固定IPアドレスで運用される装置において、任意のタイミングでDHCPを利用した機能が使用できるようにする。
【解決手段】環境推定手段から指示されDHCPクライアント機能を実行するDHCPクライアント処理手段を有し、前記DHCPクライアント処理手段は、前記DHCPサーバへDHCP Discoverメッセージを送信し、前記DHCPサーバからのDHCP Offerメッセージに含まれるIPアドレス及びDHCPオプション情報を取得する第1のDHCP情報取得手段を含み、前記DHCPクライアント処理手段は、情報処理装置が固定IPモードである場合、前記第1のDHCP情報取得手段で取得したIPアドレスを使用しない。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ネットワークに接続可能な情報処理装置であって、
IPアドレスとして、予め定めた固定のアドレスを用いる固定IPモードであるか、DHCPサーバから取得したアドレスを用いる自動IPモードであるかを切り替えるIPアドレスモード切替手段と、
前記固定IPモードであるか前記自動IPモードであるかを判別するIPアドレスモード判別手段と、
DHCPオプション情報から前記情報処理装置の利用環境を推定する環境推定手段と、
前記環境推定手段から指示されDHCPクライアント機能を実行するDHCPクライアント処理手段と、
IPアドレス及びDHCPオプション情報を記憶するDHCP情報記憶手段と、
を有し、
前記DHCPクライアント処理手段は、
前記DHCPサーバへDHCP Discoverメッセージを送信し、前記DHCPサーバからのDHCP Offerメッセージに含まれるIPアドレス及びDHCPオプション情報を取得する第1のDHCP情報取得手段と、
前記DHCPサーバへDHCP Reqestメッセージを送信し、前記DHCPサーバからのDHCP Ackメッセージに含まれるIPアドレス及びDHCPオプション情報を取得する第2のDHCP情報取得手段と、
を含み、
前記DHCPクライアント処理手段は、前記情報処理装置が前記固定IPモードである場合、前記第1のDHCP情報取得手段で取得したIPアドレスを使用しない、
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 2,400 文字)
【請求項2】
前記DHCPクライアント処理手段は、前記情報処理装置が前記固定IPモードである場合、前記第1のDHCP情報取得手段で取得したIPアドレスを前記DHCP情報記憶手段に記憶しない、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記環境推定手段が、前記第1のDHCP情報取得手段で取得したDHCP情報により環境推定が可能な場合には、前記第2のDHCP情報取得手段によるDHCP情報の取得を行わない、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
ネットワークに接続可能な情報処理装置であって
IPアドレスとして、予め定めた固定のアドレスを用いる固定IPモードであるか、DHCPサーバから取得したアドレスを用いる自動IPモードであるかを切り替えるIPアドレスモード切替手段と、
前記固定IPモードであるか前記自動IPモードであるかを判別するIPアドレスモード判別手段と、
DHCPオプション情報から前記情報処理装置の利用環境を推定する環境推定手段と、
前記環境推定手段から指示されDHCPクライアント機能を実行するDHCPクライアント処理手段と、
IPアドレス及びDHCPオプション情報を記憶するDHCP情報記憶手段と、
を有し、
前記DHCPクライアント処理手段は、
前記DHCPサーバへDHCP Discoverメッセージを送信し、前記DHCPサーバからのDHCP Offerメッセージに含まれるIPアドレス及びDHCPオプション情報を取得し、DHCP情報記憶手段に書き込む第1のDHCP情報取得手段と、
前記DHCPサーバへDHCP Reqestメッセージを送信し、前記DHCPサーバからのDHCP Ackメッセージに含まれるIPアドレス及びDHCPオプション情報を取得し、DHCP情報記憶手段に書き込む第2のDHCP情報取得手段と、
を含み、
前記環境推定手段は、前記情報処理装置のIPアドレスを予め記憶しておき、前記情報処理装置が前記固定IPモードである場合、前記第1のDHCP情報取得手段又は第2のDHCP情報取得手段がIPアドレスをDHCP情報記憶手段に記憶した後に前記予め記憶しておいたIPアドレスを前記DHCP情報記憶手段に書き戻す、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項5】
ネットワークに接続可能な情報処理装置の制御方法であって、
IPアドレスとして、予め定めた固定のアドレスを用いる固定IPモードであるか、DHCPサーバから取得したアドレスを用いる自動IPモードであるかを切り替えるIPアドレスモード切替工程と、
前記固定IPモードであるか前記自動IPモードであるかを判別するIPアドレスモード判別工程と、
DHCPオプション情報から前記情報処理装置の利用環境を推定する環境推定工程と、
前記環境推定工程から指示されDHCPクライアント機能を実行するDHCPクライアント処理工程と、
を有し、
前記DHCPクライアント処理工程は、
前記DHCPサーバへDHCP Discoverメッセージを送信し、前記DHCPサーバからのDHCP Offerメッセージに含まれるIPアドレス及びDHCPオプション情報を取得する第1のDHCP情報取得工程と、
前記DHCPサーバへDHCP Reqestメッセージを送信し、前記DHCPサーバからのDHCP Ackメッセージに含まれるIPアドレス及びDHCPオプション情報を取得する第2のDHCP情報取得工程と、
を含み、
前記DHCPクライアント処理工程は、前記情報処理装置が前記固定IPモードである場合、前記第1のDHCP情報取得工程で取得したIPアドレスを使用しない、
ことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
【請求項6】
ネットワークに接続可能な情報処理装置で実行されるプログラムであって、
コンピュータを、
IPアドレスとして、予め定めた固定のアドレスを用いる固定IPモードであるか、DHCPサーバから取得したアドレスを用いる自動IPモードであるかを切り替えるIPアドレスモード切替手段、
前記固定IPモードであるか前記自動IPモードであるかを判別するIPアドレスモード判別手段、
DHCPオプション情報から前記情報処理装置の利用環境を推定する環境推定手段、
前記環境推定手段から指示されDHCPクライアント機能を実行するDHCPクライアント処理手段、及び
IPアドレス及びDHCPオプション情報を記憶するDHCP情報記憶手段、
として機能させ、
前記DHCPクライアント処理手段は、
前記DHCPサーバへDHCP Discoverメッセージを送信し、前記DHCPサーバからのDHCP Offerメッセージに含まれるIPアドレス及びDHCPオプション情報を取得する第1のDHCP情報取得手段と、
前記DHCPサーバへDHCP Reqestメッセージを送信し、前記DHCPサーバからのDHCP Ackメッセージに含まれるIPアドレス及びDHCPオプション情報を取得する第2のDHCP情報取得手段と、
を含み、
前記DHCPクライアント処理手段は、前記情報処理装置が前記固定IPモードである場合、前記第1のDHCP情報取得手段で取得したIPアドレスを使用しない、
ことを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
ネットワークに接続される情報処理装置はセキュリティの脅威にさらされる。そのためセキュリティに関する各種設定は適切になされる必要がある。例えば画像のコピー、プリント、及びスキャン等を行う複合機は、大規模オフィス、小規模オフィス、公共スペース、及び在宅勤務環境など様々な環境タイプで利用されうる。そのため多様な脅威レベルに対応できるセキュリティ設定が用意されている。しかし、このようなセキュリティ設定は数も多く、その中にはセキュリティの専門知識を持たないユーザにとっては設定が難しいものもある。
【0003】
そこで、複合機の中には条件を選択することで複数のセキュリティ設定を一括設定する機能を有するものがある。選択する条件は例えば装置の置かれた利用環境タイプやセキュリティの強度レベルである。さらに近年では情報処理装置自らが置かれた環境を推定しユーザを補助する技術も考案されている。これらの機能や技術を用いることでセキュリティの専門知識を持たないユーザであっても適切なセキュリティ設定が可能となる。
【0004】
一般に情報処理装置が自らの置かれた環境を知る方法として、DHCPを用いる方法がある。DHCPは、Dynamic Host Configuration Protocolの略称である。情報処理装置は、DHCPサーバと通信することで、IPアドレスやネットワーク接続情報を自動的に取得し接続できるとともに、種々のDHCPオプション情報を知ることができる。IPは、Internet Protocolの略称である。
【0005】
ところで、情報処理装置の中には、例えばHTTPサーバなどのサーバ機能を有するものがある。HTTPは、Hypertext Transfer Protocolの略称である。このような情報処理装置がサーバ機器として外部機器にサーバ機能を提供するためには、情報処理装置はIPアドレスが変わらない固定IPモードで運用されることが望ましい。IPアドレスが固定されていないと他の端末からIPアドレスを指定したアクセスができなかったり、設定を都度変更したりする必要が生じるためである。
【0006】
特許文献1には、DHCPサーバを利用してIPアドレスを取得し、IPアドレスを取得した後はDHCPクライアント機能をオフにすることで、取得したIPアドレスを固定IPアドレスとして利用することができる端末装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2006-005820号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、情報処理装置が固定IPアドレスで運用され、且つDHCPを用いた機能を利用したい場合に、特許文献1のようにDHCPクライアント機能をオフすると、その間DHCPを用いた機能が使用できなくなる。
【0009】
本発明はこうした点に鑑みてなされたもので、その目的は、固定IPアドレスで運用される装置において、任意のタイミングでDHCPを利用した機能が使用できる情報処理装置の提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一実施形態の情報処理装置は、ネットワークに接続可能な情報処理装置であって、IPアドレスとして、予め定めた固定のアドレスを用いる固定IPモードであるか、DHCPサーバから取得したアドレスを用いる自動IPモードであるかを切り替えるIPアドレスモード切替手段と、前記固定IPモードであるか前記自動IPモードであるかを判別するIPアドレスモード判別手段と、DHCPオプション情報から前記情報処理装置の利用環境を推定する環境推定手段と、前記環境推定手段から指示されDHCPクライアント機能を実行するDHCPクライアント処理手段と、IPアドレス及びDHCPオプション情報を記憶するDHCP情報記憶手段と、を有し、前記DHCPクライアント処理手段は、前記DHCPサーバへDHCP Discoverメッセージを送信し、前記DHCPサーバからのDHCP Offerメッセージに含まれるIPアドレス及びDHCPオプション情報を取得する第1のDHCP情報取得手段と、前記DHCPサーバへDHCP Reqestメッセージを送信し、前記DHCPサーバからのDHCP Ackメッセージに含まれるIPアドレス及びDHCPオプション情報を取得する第2のDHCP情報取得手段と、を含み、前記DHCPクライアント処理手段は、前記情報処理装置が前記固定IPモードである場合、前記第1のDHCP情報取得手段で取得したIPアドレスを使用しない、ことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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