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公開番号
2025119171
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-14
出願番号
2024013888
出願日
2024-02-01
発明の名称
情報処理システム、判定装置、及びプログラム
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
個人
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20250806BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】情報処理装置の開梱作業を効率的に行うことができると共に、ユーザーによる固定具の取り外し忘れを防止する。
【解決手段】情報処理システム100は、情報処理装置1から取り外された固定具8又は固定具8が取り付けられていた可動部44の画像を撮影する撮影部132と、撮影部132によって撮影される画像を解析し、固定具8が可動部44から取り外されているか否かを判断する画像解析部115と、画像解析部115による解析結果に基づき、情報処理装置1に取り付けられていた全ての固定具8が情報処理装置1から取り外されているか否かを判定する判定部116と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
情報処理装置から取り外された固定具又は前記固定具が取り付けられていた可動部の画像を撮影する撮影部と、
前記撮影部によって撮影される画像を解析し、前記固定具が前記可動部から取り外されているか否かを判断する画像解析部と、
前記画像解析部による解析結果に基づき、前記情報処理装置に取り付けられていた全ての固定具が前記情報処理装置から取り外されているか否かを判定する判定部と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記判定部によって前記全ての固定具が前記情報処理装置から取り外されていると判定された場合に、前記情報処理装置に、前記可動部の駆動許可命令を出力する命令部、
を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記判定部は、前記全ての固定具が前記情報処理装置から取り外されていないと判定した場合、前記情報処理装置から取り外されていない固定具を特定し、特定した固定具をユーザーに通知することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記判定部によって特定された固定具がユーザーに通知されるとき、前記判定部によって特定された固定具を取り外す手順を示すガイダンスを出力するガイダンス出力部、
を更に備えることを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記撮影部は、前記情報処理装置とは異なる携帯端末に搭載されることを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記画像解析部は、クラウド上のサーバーに搭載され、前記携帯端末の前記撮影部によって撮影された画像を取得し、画像を解析することを特徴とする請求項5に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記画像解析部は、前記情報処理装置に搭載され、前記携帯端末の前記撮影部によって撮影された画像を取得し、画像を解析することを特徴とする請求項5に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記画像解析部は、前記撮影部によって撮影される画像に基づき前記固定具が前記可動部から取り外されているか否かの判断が不可能である場合、ユーザーに再撮影を依頼することを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項9】
前記画像解析部は、前記撮影部によって撮影される画像に複数の固定具が写っている場合、前記複数の固定具のそれぞれが正常に取り外されているか否かを判断することを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項10】
前記画像解析部は、前記撮影部によって撮影される画像に写っている前記固定具又は前記可動部に対して人工知能解析を行い、前記固定具が前記可動部から正常に取り外されているか否かを判断することを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、判定装置、判定方法、及びプログラムに関する。特に本発明は、固定具により可動部が固定された状態の情報処理装置が起動される前に、可動部から固定具が適切に取り外れているか否かを判定する技術に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
MFP(Multifunction Peripheral)などの情報処理装置は、スキャナ部やプリンタ部を備えている。スキャナ部やプリンタ部には、様々な可動部が存在する。例えばスキャナ部は、原稿の主走査方向に沿って配置される読取ヘッドを備えている。スキャナ部は、読取ヘッドを主走査方向に直交する副走査方向に移動させることにより原稿の画像を読み取る。またプリンタ部は、用紙を搬送する搬送ローラーや、回転する感光体ドラム、中間転写ベルト、トナーボトルといった可動部を備えている。
【0003】
情報処理装置が工場から出荷されるとき、可動部は粘着テープや樹脂成形品などの固定具によって固定される。可動部が固定具で固定されることにより、輸送中の振動によって可動部が損傷することを防ぐことができる。そして情報処理装置が設置現場に搬入されると、開梱作業が行われ、固定具が取り外される。情報処理装置に取り付けられた全ての固定具が正常に取り外されると、情報処理装置は正常稼働できる状態となる。
【0004】
しかし、開梱作業において固定具の取り外しが忘れられることがある。可動部に固定具が取り付けられたまま情報処理装置が通常起動されると、初期動作時に可動部を損傷させる可能性がある。
【0005】
従来、固定具の取り外し忘れを防ぐため、情報処理装置を開梱モードで動作させることが提案されている(例えば特許文献1)。開梱モードでは、ユーザーに固定具の取り外し手順を案内する動画などのガイダンスを表示する。また、ユーザーによって手順を進めることが指示されると、情報処理装置は、可動部を損傷しない程度に駆動し、固定具が取り外されているか否かを判定する。したがって、ユーザーは、ガイダンスに従って固定具を1つずつ取り外していくことにより、全ての固定具を情報処理装置から取り外すことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2015-145958号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記従来技術の場合、ユーザーは、ガイダンスを確認しながら複数の固定具を1つずつ順番に取り外していく必要がある。そのため、ガイダンスを確認するのに時間を要し、開梱作業を効率的に進めることができない。
【0008】
また、ガイダンスを表示したとしても、ユーザーによって固定具が正常に取り外されるとは限らず、依然として取り外しが忘れられてしまう可能性がある。従来技術は、取り外し忘れがないかどうかを確認するため、可動部を損傷しない程度に駆動している。従来技術のように可動部を損傷しない程度に駆動できる構成とするためには、固定部が固定した状態で可動部が一定量動作できるように遊びを持たせる必要がある。しかし、可動部の固定状態において遊びを持たせてしまうと、輸送中に可動部が振動してしまい、可動部を損傷させるという問題がある。
【0009】
それ故、可動部は、遊びが生じないように固定具によって固定されることが好ましい。この場合、情報処理装置は、固定具の取り外し忘れがないかどうかを確認するため、可動部を損傷しない程度に駆動することができない。
【0010】
本発明は、上記問題を解決することができる情報処理システム、判定装置、判定方法、及びプログラムを提供することを目的とする。すなわち、本発明は、情報処理装置の開梱作業を効率的に行うことができると共に、固定具の取り外し忘れを防止できるようにすることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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