TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025119313
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-14
出願番号2024014142
出願日2024-02-01
発明の名称車両用充電システム及び車両用充電方法
出願人日東工業株式会社
代理人弁理士法人クスノキ特許事務所
主分類H02J 7/02 20160101AFI20250806BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】通常モードにおいては、均等分配方式にて均等な充電充当量で充電を行うが、モードを変更させることで、接続される一部の車両に対して、他の車両よりも多い充電充当量で充電できるようにすること。
【解決手段】複数の車両に充電可能な車両用充電システムであって、車両の充電に用いられる少なくとも1台の充電装置と、充電装置に接続された車両への充電充当量を制御する制御部と、を備え、制御部は、入力される信号を基に、一以上の充電装置に接続される複数の車両に対して、車両充電用に割り当てられた充電充当量を各車両に対して均等に分配して充電を行う通常モードと、特定の車両に対して、他の車両よりも多い充電充当量の充電が行われる優先モードと、を切り替え可能な構成とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の車両に充電可能な車両用充電システムであって、
車両の充電に用いられる少なくとも1台の充電装置と、
充電装置に接続された車両への充電充当量を制御する制御部と、を備え、
制御部は、入力される信号を基に、
一以上の充電装置に接続される複数の車両に対して、車両充電用に割り当てられた充電充当量を各車両に対して均等に分配して充電を行う通常モードと、
特定の車両に対して、他の車両よりも多い充電充当量の充電が行われる優先モードと、
を切り替え可能である車両用充電システム。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
制御部は、優先モードにおいて、
車両充電用に割り当てられた充電充当量から特定の車両への充電充当量を差し引いた残りの充電充当量を、特定の車両以外の他の車両に対して均等に分配して充電を行うように制御可能である請求項1に記載の車両用充電システム。
【請求項3】
制御部は、他の車両よりも多い充電充当量の充電が行われる特定の車両への充電が終了した場合に優先モードから通常モードへの切り替えを行うことが可能である請求項1又は2に記載の車両用充電システム。
【請求項4】
少なくとも1台の充電装置を用いて複数の車両へ充電するための車両用充電方法であって、
入力された信号を用いて、
一以上の充電装置に接続される複数の車両に対して、車両充電用に割り当てられた充電充当量を均等に分配する通常モードと、充電装置に接続される複数の車両のうちの特定の車両に対して、他の車両よりも多い充電充当量で充電を行う優先モードと、を切り替える車両用充電方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用充電システム及び車両用充電方法に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されているように、複数の車両に対して充電を行う場合、各車両へ均等な充電充当量で充電する均等分配方式が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-99950号公報
【0004】
ところで、均等分配方式は、一部の車両に充電が偏らず、全ての車両に平等に充電する点が好ましいが、その反面、一部の車両を急いで充電したくても、そのようなことはできない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより解決を試みた。本発明が解決しようとする課題は、通常モードにおいては、均等分配方式にて均等な充電充当量で充電を行うが、モードを変更させることで、接続される一部の車両に対して、他の車両よりも多い充電充当量で充電できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、複数の車両に充電可能な車両用充電システムであって、車両の充電に用いられる少なくとも1台の充電装置と、充電装置に接続された車両への充電充当量を制御する制御部と、を備え、制御部は、入力される信号を基に、一以上の充電装置に接続される複数の車両に対して、車両充電用に割り当てられた充電充当量を各車両に対して均等に分配して充電を行う通常モードと、特定の車両に対して、他の車両よりも多い充電充当量の充電が行われる優先モードと、を切り替え可能である車両用充電システムとする。
【0007】
また、制御部は、優先モードにおいて、車両充電用に割り当てられた充電充当量から特定の車両への充電充当量を差し引いた残りの充電充当量を、特定の車両以外の他の車両に対して均等に分配して充電を行うように制御可能である構成とすることが好ましい。
【0008】
また、制御部は、他の車両よりも多い充電充当量の充電が行われる特定の車両への充電が終了した場合に優先モードから通常モードへの切り替えを行うことが可能である構成とすることが好ましい。
【0009】
また、少なくとも1台の充電装置を用いて複数の車両へ充電するための車両用充電方法であって、入力された信号を用いて、一以上の充電装置に接続される複数の車両に対して、車両充電用に割り当てられた充電充当量を均等に分配する通常モードと、充電装置に接続される複数の車両のうちの特定の車両に対して、他の車両よりも多い充電充当量で充電を行う優先モードと、を切り替える車両用充電方法とすることが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明では、通常モードにおいては、均等分配方式にて均等な充電充当量で充電を行うが、モードを変更させることで、接続される一部の車両に対して、他の車両よりも多い充電充当量で充電できるようにすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

日東工業株式会社
車両用充電システム及び車両用充電方法
3日前
日東工業株式会社
電気電子機器収納用箱用コンクリートベース
1か月前
日東工業株式会社
高圧受電設備の機器選定システム
16日前
日東工業株式会社
作業用ボックス内への警報音の報知システム及び作業用ボックスにおける警報音の報知方法
3日前
個人
充電制御システム
10日前
ニデック株式会社
モータ
24日前
個人
発電装置
18日前
株式会社ナユタ
電源装置
10日前
個人
電流制御形AC-DC電源
17日前
キヤノン株式会社
電源装置
18日前
個人
ステッピングモータ実習装置
1か月前
スズキ株式会社
移動システム
10日前
トヨタ自動車株式会社
充電方法
1か月前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
20日前
サンデン株式会社
電力変換装置
25日前
カヤバ株式会社
モータ制御装置
13日前
カヤバ株式会社
モータ制御装置
13日前
サンデン株式会社
電力変換装置
25日前
ダイハツ工業株式会社
グロメット
9日前
富士電機株式会社
整流装置
3日前
株式会社ダイヘン
給電装置
11日前
個人
回転力発生装置
16日前
新電元工業株式会社
充電装置
1か月前
日産自動車株式会社
回転電機
20日前
ダイハツ工業株式会社
充電システム
19日前
トヨタ自動車株式会社
電池システム
23日前
ミツミ電機株式会社
電源回路
19日前
シャープ株式会社
冷蔵庫
25日前
株式会社デンソー
携帯機
9日前
富士電機株式会社
電力変換装置
13日前
住友金属鉱山株式会社
遮熱装置
1か月前
株式会社日立製作所
回転電機
1か月前
株式会社アイシン
駆動装置
9日前
株式会社デンソー
電源装置
26日前
個人
延線補助具
16日前
住友電装株式会社
ワイヤハーネス
5日前
続きを見る