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公開番号
2025138178
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-25
出願番号
2024037106
出願日
2024-03-11
発明の名称
車両用充電システム
出願人
日東工業株式会社
代理人
弁理士法人クスノキ特許事務所
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20250917BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】充電コネクタと車両の接続に関するトラブルを回避しやすいようにすること。
【解決手段】充電コネクタと、充電制御部を備えた車両用充電システムであって、スケジュールの条件及び電力の条件の少なくとも一方を満たさない場合には車両への充電が開始されないように充電開始条件を設定可能であり、充電開始条件が満たされる前に充電コネクタが車両に接続された場合に、充電開始条件が満たされない状況でも、充電コネクタが車両に適切に接続されたか否かを判定するように制御することが可能であり、充電開始条件が満たされない状況で充電コネクタが車両に適切に接続されていないと判定された場合には、その旨を知らせるように出力するよう制御することが可能であり、充電開始条件が満たされない状況で充電コネクタが車両に適切に接続されていると判定された場合には、充電開始条件を待つ待機状態とするよう制御することが可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両と接続される充電コネクタと、前記車両への充電を制御する充電制御部を備えた車両用充電システムであって、
充電制御部は、
スケジュールの条件及び電力の条件の少なくとも一方を満たさない場合には前記車両への充電が開始されないように充電開始条件を設定可能であり、
前記充電開始条件が満たされる前に充電コネクタが車両に接続された場合に、前記充電開始条件が満たされない状況でも、充電コネクタが前記車両に適切に接続されたか否かを判定するように制御することが可能であり、
前記充電開始条件が満たされない状況で前記充電コネクタが前記車両に適切に接続されていないと判定された場合には、その旨を知らせるように出力するよう制御することが可能であり、
前記充電開始条件が満たされない状況で前記充電コネクタが前記車両に適切に接続されていると判定された場合には、充電開始条件を待つ待機状態とするよう制御することが可能な車両用充電システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
スケジュールの条件を満たさない場合には前記車両への充電が開始されないように充電開始条件を設定可能であり、
判定部は車両の充電を開始するように設定された時刻になる前に充電コネクタと前記車両との接続状態を判定することが可能であり、
前記充電開始条件が満たされない状況で前記充電コネクタが前記車両に適切に接続されていると判定された場合には、その後に充電開始条件で設定された時刻になった場合に、前記車両への充電を開始するように制御可能である請求項1に記載の車両用充電システム。
【請求項3】
電力の条件を満たさない場合には前記車両への充電が開始されないように充電開始条件を設定可能であり、
判定部は施設内で使用される電力量が所定値を上回っている間に、充電コネクタと前記車両との接続状態を判定することが可能であり、
前記充電開始条件が満たされない状況で前記充電コネクタが前記車両に適切に接続されていると判定された場合には、その後に施設内で使用される電力量が所定値を下回った場合に、前記車両への充電を開始するように制御可能である請求項1に記載の車両用充電システム。
【請求項4】
電力の条件を満たさない場合には前記車両への充電が開始されないように充電開始条件を設定可能であり、
判定部は、エリア内の他の車両に充電される電力量が所定値を上回っている間に、充電コネクタと前記車両との接続状態を判定することが可能であり、
前記充電開始条件が満たされない状況で前記充電コネクタが前記車両に適切に接続されていると判定された場合には、その後にエリア内の他の車両に充電される電力量が所定値を下回った場合に、前記車両への充電を開始するように制御可能である請求項1に記載の車両用充電システム。
【請求項5】
充電コネクタを車両と接続すること、所定の設定された時間に達すること、利用者が操作ボタンを操作すること、利用者が操作パネルを操作すること、の少なくとも一つの条件を満たした場合に、充電コネクタが前記車両に適切に接続されたか否かの判定を開始可能とする請求項1に記載の車両用充電システム。
【請求項6】
充電コネクタが前記車両に適切に接続されたと判定された後に、再度、充電コネクタが前記車両に適切に接続されたか否かを判定するように制御可能な請求項1に記載の車両用充電システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用充電システムに関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
四輪車やトラック、バイク、自転車、荷役運搬車両などの車両に搭載されるバッテリへ充電するために用いられる充電装置が知られている。特許文献1に記載されていることから理解されるように、充電装置は利用時に充電コネクタが外され、利用後に充電コネクタが充電装置に戻されるのが通常である。また、通常、充電コネクタが車両に接続されると、すぐに充電を開始する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-89249号公報
【0004】
ところで、充電装置は、車両が立ち寄る場所に設置される場合もあれば、車両を長時間置いておく場所に設置される場合もある。後者の場合、充電装置を用いた充電が緊急に行われなくてもよい場合がある。このような場合、例えば、深夜電力などを用いて充電を行なえば、エネルギーの効率的な利用となる可能性がある。また、利用者としても、費用の抑制が可能となり得る。ただし、そのようなことができる時間帯にわざわざ充電コネクタを車両に取り付けなければならないのであれば、手間がかかり、利用し難くなってしまう。また、充電コネクタを車両に物理的に接続する作業までは、運転手などがしたとしても、それが適切にされているかどうかが分からなければ、それを正す機会を逸してしまう。これらのような場合、充電を開始するタイミングで適切に充電コネクタが接続されていないことになるため、所定の条件を満たした場合であっても充電が開始されない。その結果、予定通りに車両を使用することができないという問題が生じ得る。具体的には、トラックやタクシーなどの運転手がその日の業務を終了し、車両に充電コネクタを接続したつもりであっても、上記した問題が発生していたら、翌朝に車両が使用できず業務が滞ってしまうおそれがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより解決を試みた。本発明が解決しようとする課題は、充電コネクタを車両に接続した直後に充電を開始しない場合に、充電コネクタと車両の接続に関するトラブルを回避しやすいようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、車両と接続される充電コネクタと、前記車両への充電を制御する充電制御部を備えた車両用充電システムであって、充電制御部は、スケジュールの条件及び電力の条件の少なくとも一方を満たさない場合には前記車両への充電が開始されないように充電開始条件を設定可能であり、前記充電開始条件が満たされる前に充電コネクタが車両に接続された場合に、前記充電開始条件が満たされない状況でも、充電コネクタが前記車両に適切に接続されたか否かを判定するように制御することが可能であり、前記充電開始条件が満たされない状況で前記充電コネクタが前記車両に適切に接続されていないと判定された場合には、その旨を知らせるように出力するよう制御することが可能であり、前記充電開始条件が満たされない状況で前記充電コネクタが前記車両に適切に接続されていると判定された場合には、充電開始条件を待つ待機状態とするよう制御することが可能な車両用充電システムとする。
【0007】
また、スケジュールの条件を満たさない場合には前記車両への充電が開始されないように充電開始条件を設定可能であり、判定部は車両の充電を開始するように設定された時刻になる前に充電コネクタと前記車両との接続状態を判定することが可能であり、前記充電開始条件が満たされない状況で前記充電コネクタが前記車両に適切に接続されていると判定された場合には、その後に充電開始条件で設定された時刻になった場合に、前記車両への充電を開始するように制御可能である構成とすることが好ましい。
【0008】
また、電力の条件を満たさない場合には前記車両への充電が開始されないように充電開始条件を設定可能であり、判定部は施設内で使用される電力量が所定値を上回っている間に、充電コネクタと前記車両との接続状態を判定することが可能であり、前記充電開始条件が満たされない状況で前記充電コネクタが前記車両に適切に接続されていると判定された場合には、その後に施設内で使用される電力量が所定値を下回った場合に、前記車両への充電を開始するように制御可能である構成とすることが好ましい。
【0009】
また、電力の条件を満たさない場合には前記車両への充電が開始されないように充電開始条件を設定可能であり、判定部は、エリア内の他の車両に充電される電力量が所定値を上回っている間に、充電コネクタと前記車両との接続状態を判定することが可能であり、前記充電開始条件が満たされない状況で前記充電コネクタが前記車両に適切に接続されていると判定された場合には、その後にエリア内の他の車両に充電される電力量が所定値を下回った場合に、前記車両への充電を開始するように制御可能である構成とすることが好ましい。
【0010】
また、充電コネクタを車両と接続すること、所定の設定された時間に達すること、利用者が操作ボタンを操作すること、利用者が操作パネルを操作すること、の少なくとも一つの条件を満たした場合に、充電コネクタが前記車両に適切に接続されたか否かの判定を開始可能とする構成とすることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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