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公開番号
2025119825
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2024014868
出願日
2024-02-02
発明の名称
熱交換器
出願人
フタバ産業株式会社
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
H01M
10/6568 20140101AFI20250807BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】熱交換ユニットの表・裏面を凹ませて変形し易くした熱交換器において、凹みにより熱交換ユニット内での熱交換用流体の流路抵抗が増大するのを抑制する。
【解決手段】熱交換器は、扁平形状であって、車両の駆動用電池を挟むように配置されて、熱交換用流体の流路を形成する複数の熱交換ユニットと、複数の熱交換ユニットの流路に熱交換用流体を給排する接続部を備える。熱交換ユニットは、流路を挟んで板面が対向するように配置された第1板状部材及び第2板状部材を備え、第1板状部材及び第2板状部材の対向位置には、それぞれ、流路側に凹んだ第1溝部及び第2溝部が、複数の熱交換ユニットの並び方向と直交する方向において溝の幅方向中心が重なることのないように設けられている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の駆動用電池と熱交換を行う熱交換器であって、
扁平形状であって、前記駆動用電池を挟むように配置され、熱交換用流体の流路を形成する複数の熱交換ユニットと、
前記複数の前記熱交換ユニットを接続し、前記流路に熱交換用流体を給排する接続部と、
を備え、
前記熱交換ユニットは、前記流路を挟んで板面が対向するように配置された第1板状部材及び第2板状部材を備え、
前記第1板状部材及び前記第2板状部材において互いに対向する対向位置には、それぞれ、少なくとも前記流路側に凹んだ第1溝部及び第2溝部が、前記複数の前記熱交換ユニットの並び方向と直交する方向において溝の幅方向中心が重なることのないように設けられている、熱交換器。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
前記熱交換ユニットは、前記第1板状部材及び前記第2板状部材として、同一形状で前記板面の向きを反転させた一対の板状部材を備えている、請求項1に記載の熱交換器。
【請求項3】
前記駆動用電池は、前記熱交換ユニットの前記流路に沿って所定の間隔を開けて複数並んで配置されており、
前記熱交換ユニットの前記第1溝部及び前記第2溝部は、隣接する前記駆動用電池の間の間隙との対応位置に設けられている、請求項1又は請求項2に記載の熱交換器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、熱交換器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載のように、冷却流体が流れる流路を形成する複数の扁平チューブを備え、扁平チューブと扁平チューブとの間に、発熱体となる半導体モジュールなどの電子部品を挟むことで、電子部品を冷却するように構成された熱交換器が知られている。
【0003】
この熱交換器においては、扁平チューブの表・裏面に、冷却媒体が流れる流路側に凹んだくびれが設けられている。このため、扁平チューブの表・裏面に電子部品が当接された際に、くびれ部分で扁平チューブが変形して、電子部品と接触し易くなり、電子部品の冷却効果を高めることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-228877号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の熱交換器では、熱交換ユニットである扁平チューブの表・裏面の対向位置に一対の凹みを設けることでくびれを形成していることから、くびれ部分で冷却流体の流路面積が急激に縮小する。
【0006】
流路面積が急激に縮小すると、流路抵抗が大きくなることから、上記熱交換器では、熱交換ユニット内で冷却流体が流れに難くなり、冷却効果が低下することが考えられる。そして、この問題は、対象物を冷却するための熱交換器だけではなく、対象物を加熱するための熱交換器においても同様に生じ得る。
【0007】
本開示の一局面は、熱交換ユニットの表・裏面を凹ませて変形し易くした熱交換器において、凹みにより熱交換ユニット内での熱交換用流体の流路抵抗が増大して、熱交換効率が低下するのを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一局面の熱交換器は、車両の駆動用電池と熱交換を行う熱交換器であって、複数の熱交換ユニットと、接続部と、を備える。熱交換ユニットは、扁平形状であって、駆動用電池を挟むように複数並んで配置され、熱交換用流体の流路を形成する。また、接続部は、複数の熱交換ユニットを接続し、流路に熱交換用流体を給排する。
【0009】
熱交換ユニットは、流路を挟んで板面が対向するように配置された第1板状部材及び第2板状部材を備える。そして、第1板状部材及び第2板状部材において互いに対向する対向位置には、それぞれ、少なくとも流路側に凹んだ第1溝部及び第2溝部が、複数の熱交換ユニットの並び方向と直交する方向において溝の幅方向中心が重なることのないように設けられている。
【0010】
本開示の熱交換器においては、熱交換ユニットを構成する第1板状部材及び第2板状部材の対向位置に、流路側に凹んだ第1溝部及び第2溝部が設けられているため、駆動用電池に当接させた際に熱交換ユニットが変形して駆動用電池に接触し易くなる。
(【0011】以降は省略されています)
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