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公開番号
2025119971
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2024015138
出願日
2024-02-02
発明の名称
ケース体における防水構造
出願人
アイホン株式会社
代理人
個人
主分類
H05K
5/06 20060101AFI20250807BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】パッキンを確実に変形させることができ、高い防水性を発揮することができるケース体における防水構造を提供する。
【解決手段】パッキン40が収納される環状凹部26内に、パッキン40側へ突出するケース凸条33を環状凹部26の延びる方向に沿って延設している。したがって、後ケース12とカメラ側調整部材20とによりパッキン40を前後から挟んだ際にパッキン40が変形しやすく、高い防水性を発揮することができる。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
開口を有するケース部材、及び前記開口を塞ぐように取り付けられるカバー部材を備えたケース体において、前記ケース部材と前記カバー部材との間にパッキンを介在させてなるケース体における防水構造であって、
前記ケース部材における前記パッキンの当接箇所と前記カバー部材における前記パッキンの当接箇所との少なくとも何れか一方に、前記パッキン側へ突出する凸条が所定方向へ延設されていることを特徴とするケース体における防水構造。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
前記ケース部材における前記パッキンの当接箇所に凹部が設けられ、前記凹部内に孔が穿設されている一方、前記パッキンが前記凹部を覆うように取り付けられているとともに、前記凹部の周縁に沿って前記凸条が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のケース体における防水構造。
【請求項3】
前記パッキンの表面にパッキン凸条が突設されており、前記パッキン凸条が前記ケース部材若しくは前記カバー部材に当接していることを特徴とする請求項1又は2に記載のケース体における防水構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、たとえば電子機器の本体ケース等といったケース体における防水構造に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、前面に開口するケース本体と、その前面開口を塞ぐように取り付けられるカバー体とを備えるケース体においては、ケース本体の前面開口からケース本体内へ水が浸入しないようにするための防水構造が設けられている。そのような防水構造として周知な構造は、ケース本体の前面開口縁に沿ってフレーム状のパッキンを配し、カバー体をケース本体に取り付けるにあたって、カバー体とケース本体とによりパッキンを前後から挟み込むという構造である(たとえば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-252477号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の防水構造では、カバー体とケース本体とにより挟み込まれたパッキンが十分に変形しづらく、カバー体とケース本体との間に隙間が生じやすいという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、パッキンを確実に変形させることができ、高い防水性を発揮することができるケース体における防水構造を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、開口を有するケース部材、及び開口を塞ぐように取り付けられるカバー部材を備えたケース体において、ケース部材とカバー部材との間にパッキンを介在させてなるケース体における防水構造であって、ケース部材におけるパッキンの当接箇所とカバー部材におけるパッキンの当接箇所との少なくとも何れか一方に、パッキン側へ突出する凸条が所定方向へ延設されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ケース部材におけるパッキンの当接箇所とカバー部材におけるパッキンの当接箇所との少なくとも何れか一方に、パッキン側へ突出する凸条が所定方向へ延設されているため、ケース部材とカバー部材との間にパッキンを介在させた際にパッキンが変形しやすく、高い防水性を発揮することができる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、ケース部材におけるパッキンの当接箇所に凹部が設けられ、凹部内に孔が穿設されている一方、パッキンが凹部を覆うように取り付けられているとともに、凹部の周縁に沿って凸条が設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、ケース部材におけるパッキンの当接箇所に凹部が設けられ、凹部内に孔が穿設されている一方、パッキンが凹部を覆うように取り付けられているとともに、凹部の周縁に沿って凸条が設けられているため、凹部内へ、ひいては孔を介してケース体の内部へ水が浸入しづらく、更に防水性の高い防水構造とすることができる。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、パッキンの表面にパッキン凸条が突設されており、パッキン凸条がケース部材若しくはカバー部材に当接していることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、パッキンの表面にパッキン凸条が突設されており、パッキン凸条がケース部材若しくはカバー部材に当接しているため、該パッキン凸条よりも内側への水の浸入を確実に防止することができ、極めて高い防水性を発揮する防水構造とすることができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ケース部材におけるパッキンの当接箇所とカバー部材におけるパッキンの当接箇所との少なくとも何れか一方に、パッキン側へ突出する凸条が所定方向へ延設されているため、ケース部材とカバー部材との間にパッキンを介在させた際にパッキンが変形しやすく、高い防水性を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
監視カメラの外観を示した斜視説明図である。
カメラ装置を背面側から示した説明図である。
カメラ側調整部材が取り外されたカメラ装置を背面側から示した説明図である。
図3の状態から更にパッキンが取り外されたカメラ装置を背面側から示した説明図である。
カメラ側調整部材と、パッキンと、ケース部材とを分解した状態を示した斜視説明図である。
パッキンを示した説明図であり、(a)は後面から示した説明図、(b)は前面から示した説明図、(c)は前面側の斜視説明図である。
図2中におけるA-A線断面の要部を拡大して示した説明図である。
図2中におけるB-B線断面の要部を拡大して示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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