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公開番号
2025119972
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2024015139
出願日
2024-02-02
発明の名称
電気機器
出願人
アイホン株式会社
代理人
個人
主分類
H05K
5/02 20060101AFI20250807BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】本体ケース内において水が浸入し得る空間と回路基板との間に防水カバー等を介在させずとも一定の防水性を期待することができる電気機器を提供する。
【解決手段】前板11aの後面における排水孔14、14の左右方向で内側に隣接した位置に、後方へ突出する遮蔽リブ18、18を設ける一方、前面略中央にマイク31が搭載されているとともに前面の左右両端部に電子回路が形成されていない平板部33、33が設けられたマイク基板30を、その前面を遮蔽リブ18、18の先端に当接させ、且つ、平板部33、33を遮蔽リブ18、18から排水孔14、14の後方側へ突出させた状態で設置した。また、前板11aの後面に後方へ突出する防水リブ17を設け、該防水リブ17が排水孔14、14の上側を覆うようにした。さらに、前板11aの後面に、前板11aの下縁に沿って左右方向へ延びる内壁21を設けた。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
本体ケースの前板に孔が開設されているとともに、前記本体ケース内に回路基板が設置されてなる電気機器であって、
前記回路基板に、表面に電子回路が形成されていない平板部が設けられているとともに、前記本体ケース内において前記平板部が前記孔の後方を覆うように、前記回路基板が設置されており、
前記平板部により、前記孔から浸入した水の後方への移動が阻止されることを特徴とする電気機器。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
前記前板の後面に、後方へ突出する遮蔽リブが設けられているとともに、前記回路基板が、前面を前記遮蔽リブの先端に当接させ、且つ、前記平板部を前記遮蔽リブから前記孔の後方側へ突出させた状態で設置されており、
前記回路基板及び前記遮蔽リブにより、前記孔から浸入した水の前記遮蔽リブを超えての移動が阻止されることを特徴とする請求項1に記載の電気機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、本体ケース内に回路基板が設置されてなる電気機器に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、本体ケースに回路基板を内蔵してなる電気機器においては、回路基板の表面に形成されている回路等への水の到達を防止すべく、様々な防水構造が設けられている。たとえば特許文献1に記載の発明では、本体ケースの底部に排水口を設けるとともに、本体ケースの内面にリブ等を立設することによって排水口へ水を導くための排水空間を設け、さらに排水空間を後方から覆うように防水カバーを取り付けるとともに、該防水カバーの後方に回路基板を設置するとした防水構造が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-192215号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載されているように排水空間と回路基板との間に防水カバーを介在させる構成では、部品点数が多くなってしまい、コスト高を招くという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、本体ケース内において水が浸入し得る空間と回路基板との間に防水カバー等を介在させずとも一定の防水性を期待することができる電気機器を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、本体ケースの前板に孔が開設されているとともに、本体ケース内に回路基板が設置されてなる電気機器であって、回路基板に、表面に電子回路が形成されていない平板部が設けられているとともに、本体ケース内において平板部が孔の後方を覆うように、回路基板が設置されており、平板部により、孔から浸入した水の後方への移動が阻止されることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、回路基板に、表面に電子回路が形成されていない平板部を設けるとともに、本体ケース内において平板部が孔の後方を覆うように、回路基板を設置し、平板部により孔から浸入した水の後方への移動が阻止されるようにしている。したがって、防水カバー等の別部材を設置する必要がない合理的な構造となっており、部品点数を削減することができ、ひいてはコスト高の抑制を図ることができる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前板の後面に、後方へ突出する遮蔽リブが設けられているとともに、回路基板が、前面を遮蔽リブの先端に当接させ、且つ、平板部を遮蔽リブから孔の後方側へ突出させた状態で設置されており、回路基板及び遮蔽リブにより、孔から浸入した水の遮蔽リブを超えての移動が阻止されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、前板の後面に、後方へ突出する遮蔽リブを設けるとともに、回路基板を、その前面を遮蔽リブの先端に当接させ、且つ、平板部を遮蔽リブから孔の後方側へ突出させた状態で設置し、回路基板及び遮蔽リブにより孔から浸入した水の遮蔽リブを超えての移動が阻止されるようにしている。したがって、防水カバー等の別部材を設置する必要のない構造において、防水性の向上を図ることができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、回路基板に、表面に電子回路が形成されていない平板部を設けるとともに、本体ケース内において平板部が孔の後方を覆うように、回路基板を設置し、平板部により孔から浸入した水の後方への移動が阻止されるようにしている。したがって、防水カバー等の別部材を設置する必要がない合理的な構造となっており、部品点数を削減することができ、ひいてはコスト高の抑制を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
監視カメラの外観を示した斜視説明図である。
化粧パネルを取り外した本体ケースの前面を示した説明図である。
マイク基板が設置されている前ケースの後面を示した説明図である。
図3の状態からマイク基板を取り外した状態を示した説明図である。
マイク基板を前方から示した斜視説明図である。
前ケースの後面を示した斜視説明図である。
図2中のA-A線断面の一部を拡大して示した説明図である。
図2中のB-B線断面の一部を拡大して示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態となるカメラ装置における防水構造について、図面にもとづき詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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