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公開番号
2025120095
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2024120341
出願日
2024-07-25
発明の名称
可搬式設定装置、プログラム及び認識方法
出願人
株式会社アイエイアイ
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
H04W
76/10 20180101AFI20250807BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】制御装置を漏れなく認識する可搬式設定装置、プログラム及び認識方法を提供する。
【解決手段】設定処理システム100において、アクチュエータ201を制御する制御装置200と無線通信を確立し、制御装置200に対し、無線通信によってアクチュエータ201の動作条件の設定を含む作業を行うことが可能な可搬式設定装置100は、制御装置200から送信される無線電波を所定の周期で受信する受信部と、受信部が受信した無線電波の強度が所定の閾値以上のとき、当該無線電波を送信した制御装置200を所定の台数を上限として無線通信の確立が可能な制御装置と判定する処理を実行する判定部と、閾値として異なる閾値を記憶し、判定部による処理の際、閾値を時間が経過するほど小さくする変更部と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
アクチュエータを制御する制御装置と無線通信を確立し、前記制御装置に対し、無線通信によって前記アクチュエータの動作条件の設定を含む作業を行うことが可能な可搬式設定装置であって、
前記制御装置から送信される無線電波を所定の周期で受信する受信部と、
前記受信部が受信した前記無線電波の強度が所定の閾値以上のとき、当該無線電波を送信した前記制御装置を所定の台数を上限として前記無線通信の確立が可能な制御装置と判定する処理を実行する判定部と、
前記閾値として異なる閾値を記憶し、前記判定部による処理の際、前記閾値を時間が経過するほど小さくする変更部と、
を含む、可搬式設定装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記制御装置のうち、前記無線通信を確立させたくない制御装置の識別情報を予め記憶する記憶部を更に含み、
前記判定部は、前記受信部が受信した前記無線電波に含まれる、制御装置の前記識別情報が前記記憶部に記憶された識別情報と一致したとき、当該制御装置を前記無線通信の確立が可能な制御装置と判定しない、請求項1に記載の可搬式設定装置。
【請求項3】
前記制御装置の識別情報と当該識別情報と関連付けて当該制御装置の重要度に関する重要度情報を記憶する記憶部を更に含み、
前記判定部は、前記受信部が受信した前記無線電波に含まれる、制御装置の識別情報に基づいて前記重要度情報の前記重要度が高い制御装置から優先的に前記無線通信の確立が可能な制御装置と判定する、請求項1に記載の可搬式設定装置。
【請求項4】
前記判定部は、所定の前記台数を超えた場合に、前記重要度が高い制御装置から優先的に前記無線通信の確立が可能な制御装置と判定する、請求項3に記載の可搬式設定装置。
【請求項5】
表示部と、
前記表示部に前記無線通信の確立が可能な前記制御装置を表示させる表示制御部と、
をさらに含む、請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の可搬式設定装置。
【請求項6】
前記表示制御部は、前記無線通信の確立が可能な前記制御装置のうち、前記無線電波の強度が高い制御装置から優先的に前記表示部に表示させる、請求項5に記載の可搬式設定装置。
【請求項7】
アクチュエータを制御する制御装置と無線通信を確立し、前記制御装置に対し、無線通信によって前記アクチュエータの動作条件の設定を含む作業を行うことが可能な可搬式設定装置のプログラムであって、
コンピュータを、
前記制御装置から送信される無線電波を所定の周期で受信する受信部と、
前記受信部が受信した前記無線電波の強度が所定の閾値以上のとき、当該無線電波を送信した前記制御装置を所定の台数を上限として前記無線通信の確立が可能な制御装置と判定する処理を実行する判定部と、
前記閾値として異なる閾値を記憶し、前記判定部による処理の際、前記閾値を時間が経過するほど小さくする変更部と、
して機能させるプログラム。
【請求項8】
アクチュエータを制御する制御装置に対し、無線通信によって前記アクチュエータの動作条件の設定を含む作業を行うことが可能な可搬式設定装置における前記無線通信の確立が可能な前記制御装置を認識する認識方法であって、
前記制御装置から送信される無線電波を所定の周期で受信し、
前記受信した前記無線電波の強度が所定の閾値以上のとき、当該無線電波を送信した前記制御装置を所定の台数を上限として前記無線通信の確立が可能な制御装置と判定する処理を実行し、
前記閾値として異なる閾値を記憶し、前記無線通信の確立が可能な制御装置と判定する処理の際、前記閾値を時間が経過するほど小さくする、認識方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、可搬式設定装置、プログラム及び認識方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ロボット制御システムにおいて、ティーチングペンダント(可搬式設定装置)が、複数のロボットをそれぞれ制御するコントローラ(制御装置)から送信される電波を受信(スキャン)して、無線LANを介して自身と接続可能なコントローラをサーチするシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。無線LANなどを介して自身と接続可能なコントローラか否かは、受信した電波強度が所定の閾値以上であるか否か、すなわち、通信状態が良好か否かによって判定される(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-080474号公報
国際公開第2009/113552号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、制御装置から送信される電波を可搬式設定装置が受信するスキャン周期と、制御装置からの電波の送信周期がかみ合わず、可搬式設定装置が制御装置からの電波を受信できない場合もある。特に、無線通信の確立が可能な制御装置のリストに登録可能な制御装置の数に上限が設けられているため、上限を超える数の制御装置が設置されている場合は、複数回スキャンしたとしても、又、制御装置に可搬式設定装置を所持したユーザが近づいたとしても、制御したい制御装置がスキャンから漏れてしまう場合がある。
【0005】
本開示は、以上の事実を考慮して成されたもので、制御装置を漏れなく認識することが可能な可搬式設定装置、プログラム及び認識方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様の可搬式設定装置は、アクチュエータを制御する制御装置と無線通信を確立し、前記制御装置に対し、無線通信によって前記アクチュエータの動作条件の設定を含む作業を行うことが可能な可搬式設定装置であって、前記制御装置から送信される無線電波を所定の周期で受信する受信部と、前記受信部が受信した前記無線電波の強度が所定の閾値以上のとき、当該無線電波を送信した前記制御装置を所定の台数を上限として前記無線通信の確立が可能な制御装置と判定する処理を実行する判定部と、前記閾値として異なる閾値を記憶し、前記判定部による処理の際、前記閾値を時間が経過するほど小さくする変更部と、を含む。
【0007】
第1の態様の可搬式設定装置によれば、制御装置を漏れなく認識することが可能な可搬式設定装置を提供することができる。
【0008】
第2の態様の可搬式設定装置は、前記制御装置のうち、前記無線通信を確立させたくない制御装置の識別情報を予め記憶する記憶部を更に含み、前記判定部は、前記受信部が受信した前記無線電波に含まれる、制御装置の前記識別情報が前記記憶部に記憶された識別情報と一致したとき、当該制御装置を前記無線通信の確立が可能な制御装置と判定しない。
【0009】
第2の態様の可搬式設定装置によれば、無線通信の確立が必要な制御装置を認識しやすくすることが可能な可搬式設定装置を提供することができる。
【0010】
第3の態様の可搬式設定装置は、前記制御装置の識別情報と当該識別情報と関連付けて当該制御装置の重要度に関する重要度情報を記憶する記憶部を更に含み、前記判定部は、前記受信部が受信した前記無線電波に含まれる、制御装置の識別情報に基づいて前記重要度情報の前記重要度が高い制御装置から優先的に前記無線通信の確立が可能な制御装置と判定する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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