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公開番号
2025120782
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-18
出願番号
2024015877
出願日
2024-02-05
発明の名称
充電システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20250808BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】ユーザの利便性の低下を抑制する。
【解決手段】車両に搭載されるバッテリを充電すると共に室内に設置される充電装置と、充電装置の温度が閾値以上になったときにバッテリに供給する電力が制限されるように充電装置を制御する制御装置と、を備える充電システムであって、室内の温度を充電装置によるバッテリの充電時間より室内のユーザの快適性を優先する温度とする第1空調モード、および、室内の温度を快適性より充電時間を優先する温度とする第2空調モードのいずれかの空調モードの選択を受け付ける選択装置と、充電装置と共に室内に設置され、選択装置により選択された空調モードで室内の空調を行なう空調装置と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載されるバッテリを充電すると共に室内に設置される充電装置と、前記充電装置の温度が閾値以上になったときに前記バッテリに供給する電力が制限されるように前記充電装置を制御する制御装置と、を備える充電システムであって、
前記室内の温度を前記充電装置による前記バッテリの充電時間より前記室内のユーザの快適性を優先する温度とする第1空調モード、および、前記室内の温度を前記快適性より前記充電時間を優先する温度とする第2空調モードのいずれかの空調モードの選択を受け付ける選択装置と、
前記充電装置と共に前記室内に設置され、前記選択装置により前記選択された前記空調モードで前記室内の空調を行なう空調装置と、
を備える充電システム。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
請求項1記載の充電システムであって、
目標温度の設定を受け付ける温度設定装置
を備え、
前記第1空調モードは、前記室内の温度を前記目標温度とすることにより前記室内の温度を前記充電時間より前記快適性を優先する温度とし、
前記第2空調モードは、前記室内の温度を前記閾値未満とすることにより前記室内の温度を前記快適性より前記充電時間を優先する温度とする
充電システム。
【請求項3】
請求項2記載の充電システムであって、
情報を報知する報知装置
を備え、
前記制御装置は、前記室内の温度が前記目標温度未満になると推定されるときには、前記選択装置による前記空調モードの選択を促す報知を行なうよう前記報知装置を制御する
充電システム。
【請求項4】
請求項1または2記載の充電システムであって、
情報を報知する報知装置
を備え、
前記制御装置は、前記車両が前記室内に駐車されている場合において、前記車両において前記バッテリの昇温により前記バッテリの充電が制限されていることが推定される所定条件が成立したときには、前記選択装置による前記空調モードの選択を促す報知を行なうよう前記報知装置を制御する
充電システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、充電システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種の充電システムとしては、車両に搭載されるバッテリを充電すると共に室内(貯蔵建屋)に設置される充電装置を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このシステムでは、室内を温調する空調装置を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-533978号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に、上述の充電システムにおいて、充電装置の温度が所定温度以上になると、バッテリに供給する電力を制限して、充電装置の昇温を抑制して充電装置の保護を図っている。充電装置からバッテリに供給する電力を制限すると、バッテリを充電するのに比較的長い時間を要し、充電効率が低下してしまう。充電効率の低下を抑制するために、空調装置により室内の温度を低下させて充電装置を冷却し、充電装置の温度を所定温度より低くすることが考えられる。しかし、室内の温度を低くすると、車両の所有者などのユーザが室内にいる場合、快適性が低下し、ユーザの利便性が低下してしまう。
【0005】
本開示の充電システムは、ユーザの利便性の低下を抑制することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の充電システムは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示の充電システムは、
車両に搭載されるバッテリを充電すると共に室内に設置される充電装置と、前記充電装置の温度が閾値以上になったときに前記バッテリに供給する電力が制限されるように前記充電装置を制御する制御装置と、を備える充電システムであって、
前記室内の温度を前記充電装置による前記バッテリの充電時間より前記室内のユーザの快適性を優先する温度とする第1空調モード、および、前記室内の温度を前記快適性より前記充電時間を優先する温度とする第2空調モードのいずれかの空調モードの選択を受け付ける選択装置と、
前記充電装置と共に前記室内に設置され、前記選択装置により前記選択された前記空調モードで前記室内の空調を行なう空調装置と、
を備えることを要旨とする。
【0008】
この本開示の充電システムでは、室内の温度を充電装置によるバッテリの充電時間より室内のユーザの快適性を優先する温度とする第1空調モード、および、室内の温度を快適性より充電時間を優先する温度とする第2空調モードのいずれかの空調モードの選択を受け付ける選択装置と、充電装置と共に室内に設置され、選択装置により選択された空調モードで室内の空調を行なう空調装置と、を備える。これにより、ユーザは、選択装置で空調モードを選択することにより、所望の空調モードを選択できる。この結果、ユーザの利便性の低下を抑制できる。
【0009】
この本開示の充電システムにおいて、目標温度の設定を受け付ける温度設定装置を備え、前記第1空調モードは、前記室内の温度を前記目標温度とすることにより前記室内の温度を前記充電時間より前記快適性を優先する温度とし、前記第2空調モードは、前記室内の温度を前記閾値未満とすることにより前記室内の温度を前記快適性より前記充電時間を優先する温度としてもよい。ユーザは、温度設定装置を介して目標温度を設定することにより、第1空調モードを選択したときには、室内の温度を目標温度とすることができる。これにより、ユーザは、室内を所望する温度にすることができ、ユーザの利便性の低下を抑制できる。
【0010】
また、本開示の充電システムにおいて、情報を報知する報知装置を備え、前記室内の温度が前記目標温度未満になると推定されるときには、前記選択装置による前記空調モードの選択を促す報知を行なうよう前記報知装置を制御してもよい。こうすれば、室内の温度が目標温度未満になると推定されるときに、ユーザに選択装置による空調モードの選択を促すことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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