TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025120662
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-18
出願番号
2024015636
出願日
2024-02-05
発明の名称
蓄電装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H01M
10/6551 20140101AFI20250808BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】一対の蓄電セルの一方から他方への熱伝導を抑制することが可能な蓄電装置を提供すること。
【解決手段】蓄電装置1は、第1方向に互いに対向するように配置された一対の蓄電セル100と、第2方向に一対の蓄電セルに熱的に接触しており、一対の蓄電セルを冷却する冷却部材200と、一対の蓄電セル間に配置された断熱部材300と、を備える。冷却部材200は、それぞれが第2方向に一対の蓄電セルの各々と熱的に接触する一対のセル接触部210と、一対のセル接触部同士を連結する連結部220と、を有する。連結部220の熱抵抗は、セル接触部210の熱抵抗よりも大きい。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1方向に互いに対向するように配置された一対の蓄電セルと、
前記第1方向と直交する第2方向に前記一対の蓄電セルに熱的に接触しており、前記一対の蓄電セルを冷却する冷却部材と、
前記一対の蓄電セル間に配置された断熱部材と、を備え、
前記冷却部材は、
それぞれが前記第2方向に前記一対の蓄電セルの各々と熱的に接触する一対のセル接触部と、
前記一対のセル接触部同士を連結する連結部と、を有し、
前記連結部の熱抵抗は、前記セル接触部の熱抵抗よりも大きい、蓄電装置。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記第2方向における前記連結部の長さは、前記第2方向における前記セル接触部の長さよりも小さい、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記連結部は、前記第1方向における両側から前記断熱部材を挟持する挟持部を含む、請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記冷却部材は、前記第2方向に前記断熱部材と重なる位置に形成されており、かつ、前記第2方向における内側に向かって凸となるように窪む形状を有する凹部を含む、請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記第1方向における前記凹部の長さは、前記第1方向における前記断熱部材の長さよりも大きい、請求項4に記載の蓄電装置。
【請求項6】
前記連結部は、前記セル接触部の熱抵抗よりも大きな熱抵抗を有する材料からなり、かつ、前記一対のセル接触部間に介在する介在部材を含む、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項7】
前記第1方向における前記介在部材の長さは、前記第1方向における前記断熱部材の長さよりも大きい、請求項6に記載の蓄電装置。
【請求項8】
前記連結部の熱抵抗は、前記第1方向及び前記第2方向の双方と直交する第3方向における中央部から外側に向かうにしたがって次第に小さくなる、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項9】
各前記蓄電セルは、前記第1方向及び前記第2方向の双方と直交する第3方向における端部に設けられた一対の外部端子を有し、
前記連結部の熱抵抗は、前記第3方向における中央部から外側に向かうにしたがって次第に大きくなる、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項10】
前記冷却部材は、前記一対の蓄電セル及び前記断熱部材を収容するケースで構成されている、請求項1に記載の蓄電装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特表2022-549926号公報には、一対のバッテリーモジュールと、一対のバッテリーモジュールを収容するパックケースと、一対のバッテリーモジュール間に介在する熱拡散防止部材と、を備えるバッテリーパックが開示されている。このバッテリーパックでは、一のバッテリーモジュールが発熱した場合、その熱は、熱拡散防止部材を介してパックケースに伝わるため、一のバッテリーモジュールが冷却される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2022-549926号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特表2022-549926号公報に記載されるバッテリーパックでは、一対のバッテリーモジュールの一方から他方へ熱が伝わる懸念がある。
【0005】
本開示の目的は、一対の蓄電セルの一方から他方への熱伝導を抑制することが可能な蓄電装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一局面に従った蓄電装置は、第1方向に互いに対向するように配置された一対の蓄電セルと、前記第1方向と直交する第2方向に前記一対の蓄電セルに熱的に接触しており、前記一対の蓄電セルを冷却する冷却部材と、前記一対の蓄電セル間に配置された断熱部材と、を備え、前記冷却部材は、それぞれが前記第2方向に前記一対の蓄電セルの各々と熱的に接触する一対のセル接触部と、前記一対のセル接触部同士を連結する連結部と、を有し、前記連結部の熱抵抗は、前記セル接触部の熱抵抗よりも大きい。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、一対の蓄電セルの一方から他方への熱伝導を抑制することが可能な蓄電装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態における蓄電装置を概略的に示す平面図である。
図1におけるII-II線での断面図である。
冷却部材における上壁の一部を示す断面図である。
冷却部材の変形例を概略的に示す断面図である。
冷却部材の変形例を概略的に示す断面図である。
冷却部材の変形例を概略的に示す断面図である。
冷却部材の変形例を概略的に示す断面図である。
冷却部材の変形例を概略的に示す断面図である。
冷却部材の変形例を概略的に示す断面図である。
冷却部材の変形例を概略的に示す断面図である。
冷却部材の変形例を概略的に示す断面図である。
熱伝導部材及び断熱部材の変形例を概略的に示す平面図である。
熱伝導部材及び断熱部材の変形例を概略的に示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
【0010】
図1は、本開示の一実施形態における蓄電装置を概略的に示す平面図である。図2は、図1におけるII-II線での断面図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
日機装株式会社
加圧装置
4日前
ローム株式会社
半導体装置
4日前
三菱電機株式会社
回路遮断器
5日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
2日前
三菱自動車工業株式会社
放熱構造
4日前
日新イオン機器株式会社
イオン注入装置
4日前
TDK株式会社
電子部品
3日前
株式会社村田製作所
コイル部品
4日前
トヨタ自動車株式会社
交換式バッテリ
2日前
トヨタ自動車株式会社
交換式バッテリ
2日前
日本特殊陶業株式会社
保持部材
4日前
日本圧着端子製造株式会社
電気コネクタ
2日前
トヨタ紡織株式会社
燃料電池セル
5日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
3日前
トヨタ自動車株式会社
電池
5日前
タイガースポリマー株式会社
2次電池用加圧袋
5日前
東洋技研株式会社
接続器具
2日前
株式会社デンソー
電子装置
5日前
三菱マテリアル株式会社
サージ防護素子
2日前
三菱マテリアル株式会社
サージ防護素子
2日前
富士通株式会社
量子デバイスの製造方法
4日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
4日前
TOTO株式会社
リモコン装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
負極層
2日前
株式会社村田製作所
インダクタ部品
2日前
本田技研工業株式会社
リーク検出装置
4日前
東京パーツ工業株式会社
車両用扉開閉スイッチ装置
4日前
株式会社国際電気
ハイブリッドカプラ
6日前
住友重機械工業株式会社
超伝導コイル
5日前
キヤノン株式会社
発光装置
4日前
日本電子株式会社
荷電粒子線装置
4日前
本田技研工業株式会社
燃料電池システム
3日前
本田技研工業株式会社
燃料電池システム
3日前
トヨタ自動車株式会社
編組バスバ
3日前
三菱電機株式会社
電子機器
2日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池の製造装置
4日前
続きを見る
他の特許を見る