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公開番号2025121281
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-19
出願番号2024016638
出願日2024-02-06
発明の名称撮像装置
出願人ニデックプレシジョン株式会社
代理人個人
主分類G03B 17/56 20210101AFI20250812BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】撮像ユニットの向きを変更した際の画像の乱れを抑えることができる撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置1は、ベース20と、ベース上に固定されるハウジング22と、ベース回転軸Pを中心としてベースを回転させる第1の回転駆動機構と、ハウジングの内部に収容され、内部に撮像素子を含む撮像ユニット24と、ハウジングの内部で撮像ユニットが少なくとも第1のユニット回転軸を中心として回転できるように撮像ユニットをハウジングに接続する接続部26と、ハウジングの内部で撮像ユニットを移動させる駆動部42とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ベースと、
前記ベース上に固定されるハウジングと、
第1のベース回転軸を中心として前記ベースを回転させる第1の回転駆動機構と、
前記ハウジングの内部に収容され、内部に撮像素子を含む撮像ユニットと、
前記ハウジングの内部で前記撮像ユニットが少なくとも第1のユニット回転軸を中心として回転できるように前記撮像ユニットを前記ハウジングに接続する接続部と、
前記ハウジングの内部で前記撮像ユニットを移動させる駆動部と
を備える、撮像装置。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記ベースの加速度又は角速度を検出する第1のセンサと、
前記第1のセンサの出力に基づいて前記駆動部の動作を制御するように構成される制御部と
をさらに備える、請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記撮像ユニットの加速度又は角速度を検出する第2のセンサをさらに備え、
前記制御部は、前記第1のセンサ及び前記第2のセンサの出力に基づいて前記駆動部の動作を制御するように構成される、
請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記ハウジングに対する前記撮像ユニットの位置を検出する第3のセンサをさらに備え、
前記制御部は、前記第1のセンサ、前記第2のセンサ、及び前記第3のセンサの出力に基づいて前記駆動部の動作を制御するように構成される、
請求項3に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記第1のベース回転軸とは異なる第2のベース回転軸を中心として前記ベースを回転させる第2の回転駆動機構をさらに備える、請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記接続部は、前記ハウジングの内部で前記撮像ユニットが前記第1のユニット回転軸に直交する第2のユニット回転軸を中心として回転できるように構成される、請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記第1のベース回転軸と前記第1のユニット回転軸とは互いに平行である、請求項1に記載の撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来から撮像ユニットの向きを水平方向(パン)及び上下方向(チルト)に変更できる機能を有するカメラが知られている(例えば特許文献1参照)。近年においては、特に会議やプレゼンテーションにおいて用いられるカメラや防犯のために用いられるカメラにおいて、被写体を追尾しながら撮影したり、被写体を切り替えて撮影したりするためにパン機能及びチルト機能が求められることが多くなっている。このようなパン機能及びチルト機能を実現するためには、ステッピングモータを駆動して撮像ユニットを回転させることが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4521941号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このようなステッピングモータの動作開始時や動作完了時には、ステッピングモータの分解能及びディテントトルクなどに起因してバックラッシュによるガタつきが生じることがある。このため、パン動作やチルト動作の開始時又は完了時に画像のブレが生じ、画像の乱れが発生することがある。
【0005】
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、撮像ユニットの向きを変更した際の画像の乱れを抑えることができる撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、撮像ユニットの向きを変更した際の画像の乱れを抑えることができる撮像装置が提供される。撮像装置は、ベースと、上記ベース上に固定されるハウジングと、第1のベース回転軸を中心として上記ベースを回転させる第1の回転駆動機構と、上記ハウジングの内部に収容され、内部に撮像素子を含む撮像ユニットと、上記ハウジングの内部で上記撮像ユニットが少なくとも第1のユニット回転軸を中心として回転できるように上記撮像ユニットを上記ハウジングに接続する接続部と、上記ハウジングの内部で上記撮像ユニットを移動させる駆動部とを備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、撮像ユニットの向きを変えることによって生じるハウジング内での撮像ユニットの変位を打ち消すようにハウジングに対して撮像ユニットを第1のユニット回転軸を中心として回転させることができるので、撮像ユニットが撮影する画像に乱れが生じることを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の一実施形態における撮像装置を模式的に示す平面図である。
図2は、図1に示す撮像装置を模式的に示す正面図である。
図3は、図2に示す撮像装置のハウジングとその内部の構造を模式的に示す部分断面平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る撮像装置の実施形態について図1から図3を参照して詳細に説明する。図1から図3において、同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。また、図1から図3においては、各構成要素の縮尺や寸法が誇張されて示されている場合や一部の構成要素が省略されている場合がある。以下の説明では、特に言及がない場合には、「第1」や「第2」などの用語は、構成要素を互いに区別するために使用されているだけであり、特定の順位や順番を表すものではない。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態における撮像装置1を模式的に示す平面図、図2は正面図である。図1及び図2に示すように、撮像装置1は、基台2と、軸Pを中心に回転できるように基台2上に設けられた回転ステージ3と、回転ステージ3を回転させるステッピングモータ4とを備えている。ステッピングモータ4の回転軸にはウォームギア5が取り付けられている。基台2には軸6を中心として回転可能な回転体7が設けられている。回転ステージ3の外周と回転体7の外周にはそれぞれギア(図示略)が設けられており、回転ステージ3のギアと回転体7のギアとが互いに噛み合っている。また、回転体7のギアはウォームギア5にも噛み合っている。したがって、ステッピングモータ4の駆動によって、ウォームギア5及び回転体7を介して回転ステージ3が軸Pを中心として図1の矢印で示すように回転するようになっている。
(【0011】以降は省略されています)

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