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公開番号2025123027
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-22
出願番号2024018846
出願日2024-02-09
発明の名称情報処理装置、その制御方法、プログラム及び印刷システム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G06F 3/12 20060101AFI20250815BHJP(計算;計数)
要約【課題】情報処理装置に登録可能である印刷装置をユーザが識別することを支援する。
【解決手段】情報処理装置は、印刷サーバに登録されている印刷装置と、情報処理装置と同じローカルネットワークに接続されている印刷装置とを探索することによって、情報処理装置に登録可能である印刷装置の情報を取得する取得部と、印刷装置をユーザが識別することを支援する識別動作を実行可能であることを情報が示す場合に、情報に対応する印刷装置が識別動作を実行可能であることをユーザに提示する提示部と、提示された印刷装置の中から選択された印刷装置に識別動作を実行させることがユーザによって指示された場合に、印刷装置に識別動作を実行させる要求部と、印刷装置を情報処理装置に登録することがユーザによって指示された場合に、印刷装置を情報処理装置に登録する登録部と、を有する。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項１】
情報処理装置であって、
印刷サーバに登録されている印刷装置と、前記情報処理装置と同じローカルネットワークに接続されている印刷装置とを探索することによって、前記情報処理装置に登録可能である印刷装置の情報を取得する取得手段と、
印刷装置をユーザが識別することを支援する識別動作を実行可能であることを前記情報が示す場合に、前記情報に対応する印刷装置が前記識別動作を実行可能であることを前記ユーザに提示する提示手段と、
提示された印刷装置の中から選択された前記印刷装置に前記識別動作を実行させることが前記ユーザによって指示された場合に、前記印刷装置に前記識別動作を実行させる要求手段と、
前記印刷装置を前記情報処理装置に登録することが前記ユーザによって指示された場合に、前記印刷装置を前記情報処理装置に登録する登録手段と、
を備える、情報処理装置。
続きを表示（約 1,300 文字）【請求項２】
前記提示手段は、
前記取得手段による探索結果に基づいて、前記情報処理装置に登録可能である印刷装置のリストを生成し、
前記リストを前記ユーザに提示し、
前記リストに含まれる印刷装置のそれぞれについて、前記識別動作を前記印刷装置が実行可能であることを前記印刷装置の前記情報が示す場合に、前記印刷装置が前記識別動作を実行可能であることを前記ユーザに提示する、請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記提示手段は、前記印刷装置が実行可能である前記識別動作の種類を前記印刷装置の前記情報が含む場合に、前記印刷装置が実行可能である前記識別動作の種類を前記ユーザに提示する、請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記要求手段は、前記印刷装置に特定の種類の前記識別動作を実行させることが前記ユーザによって指示された場合に、前記印刷装置に前記特定の種類の前記識別動作を実行させる、請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記識別動作は、前記印刷装置が聴覚情報を出力することと、前記印刷装置が視覚情報を出力することとの少なくとも一方を含む、請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項６】
前記提示手段は、前記印刷装置が前記識別動作を実行したことを示す情報を受信した場合に、前記印刷装置が前記識別動作を実行したことを前記ユーザに提示する、請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項７】
前記提示手段は、
前記印刷装置に前記識別動作を実行させることの指示を取得するためのグラフィックオブジェクトを表示し、
前記グラフィックオブジェクトの表示態様を変更することによって、前記印刷装置が前記識別動作を実行したことを前記ユーザに提示する、請求項６に記載の情報処理装置。
【請求項８】
前記要求手段は、
前記印刷装置が印刷サーバに登録されている場合に、前記印刷装置に前記識別動作を実行させることを前記印刷サーバに要求し、
前記印刷装置が前記情報処理装置と同じローカルエリアネットワークに接続されている場合に、前記識別動作を実行することを前記印刷装置に要求する
ことによって、前記印刷装置に前記識別動作を実行させる、請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項９】
前記要求手段は、インターネットプリンティングプロトコルを用いて前記印刷装置に前記識別動作を実行させる、請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項１０】
前記印刷サーバに登録されている印刷装置の情報は、インターネットプリンティングプロトコルを用いて当該印刷装置により登録された情報であり、
前記取得手段は、インターネットプリンティングプロトコルを用いて前記印刷サーバに登録されている当該印刷装置の情報を取得し、前記インターネットプリンティングプロトコルとは別のプロトコルを用いてローカルエリアネットワークに接続されている印刷装置の情報を取得する、請求項１に記載の情報処理装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理装置、その制御方法、プログラム及び印刷システムに関する。
続きを表示（約 2,400 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、情報処理装置からクラウドサービス経由で印刷装置に印刷ジョブを送信するクラウドプリントサービスが普及し始めている。また、情報処理装置は、情報処理装置と同じローカルエリアネットワークに接続された印刷装置に印刷ジョブを送信することも可能である。特許文献１には、情報処理装置が、クラウドサービス経由やローカルエリア内にて印刷装置を探索する方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１２－１３３４８９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
印刷装置は、情報処理装置に登録されることによって、情報処理装置で使用可能になる。本発明の一部の側面は、情報処理装置に登録可能である印刷装置をユーザが識別することを支援するための技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
一部の実施形態によれば、情報処理装置であって、印刷サーバに登録されている印刷装置と、前記情報処理装置と同じローカルネットワークに接続されている印刷装置とを探索することによって、前記情報処理装置に登録可能である印刷装置の情報を取得する取得手段と、印刷装置をユーザが識別することを支援する識別動作を実行可能であることを前記情報が示す場合に、前記情報に対応する印刷装置が前記識別動作を実行可能であることを前記ユーザに提示する提示手段と、提示された印刷装置の中から選択された前記印刷装置に前記識別動作を実行させることが前記ユーザによって指示された場合に、前記印刷装置に前記識別動作を実行させる要求手段と、前記印刷装置を前記情報処理装置に登録することが前記ユーザによって指示された場合に、前記印刷装置を前記情報処理装置に登録する登録手段と、を備える、情報処理装置が提供される。
【発明の効果】
【０００６】
上記実施形態により、情報処理装置に登録可能である印刷装置をユーザが識別することを支援できる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
一部の実施形態の印刷システムの構成の例を説明するブロック図。
一部の実施形態の印刷装置のハードウェア構成の例を説明するブロック図。
一部の実施形態のコンピュータのハードウェア構成の例を説明するブロック図。
一部の実施形態の設定画面の例を説明する模式図。
一部の実施形態の印刷装置の登録動作の例を説明するシーケンス図。
一部の実施形態のパケットの例を説明する模式図。
一部の実施形態のパケットの例を説明する模式図。
一部の実施形態のパケットの例を説明する模式図。
一部の実施形態のパケットの例を説明する模式図。
一部の実施形態の情報処理装置の動作の例を説明するフロー図。
一部の実施形態の情報処理装置の動作の例を説明するフロー図。
一部の実施形態の情報処理装置の動作の例を説明するフロー図。
一部の実施形態の登録画面の例を説明する模式図。
一部の実施形態の識別動作の要求動作の例を説明するシーケンス図。
一部の実施形態の識別動作の要求動作の例を説明するシーケンス図。
一部の実施形態のパケットの例を説明する模式図。
一部の実施形態の印刷装置の動作の例を説明するフロー図。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【０００９】
＜第１の実施形態＞
［印刷システムの構成例］
図１を参照して、一部の実施形態に係る印刷システム１００の構成例について説明する。印刷システム１００は、例えば、印刷装置１０１Ａ及び１０１Ｂと、印刷サーバ１０２と、印刷装置１０３Ａ及び１０３Ｂと、情報処理装置１０４とを含む。印刷システム１００の各構成要素の個数は図１の例に限られない。また、印刷システム１００は、図１に示されていない構成要素を有していてもよい。印刷システム１００の一部の構成要素のみによって印刷システムが構成されるとみなされてもよい。
【００１０】
情報処理装置１０４と、印刷装置１０３Ａと、印刷装置１０３Ｂとは、同じローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）１０７に接続されている。以下、情報処理装置１０４と同じＬＡＮ１０７に接続されている印刷装置１０３Ａ及び印刷装置１０３Ｂを総称して印刷装置１０３と表す。印刷装置１０３に関する以下の説明は、印刷装置１０３Ａ及び印刷装置１０３Ｂの何れにも当てはまる。印刷装置１０３は、ローカル印刷装置と表されてもよい。ＬＡＮ１０７は、有線ＬＡＮであってもよいし、無線ＬＡＮであってもよいし、両者の組み合わせであってもよい。印刷装置１０３は、ＬＡＮ１０７に接続されているすべての通信装置（例えば、情報処理装置１０４）に自身の情報をアナウンスするマルチキャストドメインネームシステム（ｍＤＮＳ）機能を有してもよい。情報処理装置１０４は、ｍＤＮＳ機能におけるＳＲＶ（Ｓｅｒｖｉｃｅ）レコード、ＴＸＴレコード、ＰＴＲレコードなどを含むＤＮＳレコードを用いて印刷装置１０３を探索してもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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