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公開番号
2025123099
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2024018973
出願日
2024-02-09
発明の名称
潤滑剤
出願人
出光興産株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
C10M
107/02 20060101AFI20250815BHJP(石油,ガスまたはコークス工業;一酸化炭素を含有する工業ガス;燃料;潤滑剤;でい炭)
要約
【課題】常温時の摩擦特性を良好としつつ、低温時において十分な摩擦特性を確保できる潤滑剤を実現する。
【解決手段】潤滑剤100質量%に対し、液状ポリオレフィンワックス(A)を40質量%以上、及びアミド化合物(B)を20質量%以上含有する、潤滑剤。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
潤滑剤100質量%に対し、
液状ポリオレフィンワックス(A)を40質量%以上、及び
アミド化合物(B)を20質量%以上、
含有する、潤滑剤。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
基油と、ウレア系増ちょう剤と、を含むウレアグリース組成物をさらに含有し、
前記潤滑剤中の前記ウレアグリース組成物の含有量は、5質量%以上、20質量%未満であり、
前記ウレアグリース組成物中の前記ウレア系増ちょう剤を含む粒子は、下記要件(I)を満たす、
請求項1に記載の潤滑剤:
・要件(I):前記粒子をレーザー回折・散乱法により測定した際の面積基準での算術平均粒子径が2.0μm以下である。
【請求項3】
前記アミド化合物(B)は、飽和脂肪酸アミド(B1)及び不飽和脂肪酸アミド(B2)からなる群から選択される少なくとも1種のアミド化合物である、請求項1又は2に記載の潤滑剤。
【請求項4】
前記アミド化合物(B)は、エチレンビスステアリン酸アミド(B1)とエチレンビスオレイン酸アミド(B2)とを含む、請求項1から3の何れか1項に記載の潤滑剤。
【請求項5】
メラミンシアヌレート、酸化防止剤及びステアリン酸アルミニウムをさらに含む、請求項1から4の何れか1項に記載の潤滑剤。
【請求項6】
樹脂と金属との潤滑を伴う機械部品用潤滑剤である、請求項1から5の何れか1項に記載の潤滑剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は潤滑剤に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、基油と、増ちょう剤と、添加剤とを含む、ボールジョイント用グリース組成物であって、前記基油が、エチレン-α-オレフィンコポリマーを含んでおり、かつ前記基油の40℃の動粘度が2,000~6,000mm
2
/sであり、前記添加剤が、極性を持つワックスを含む前記グリース組成物が開示されている。
【0003】
特許文献2には、合成炭化水素油を含む基油と、増ちょう剤と、式(1)で表される化合物の脂肪酸塩とを含むボールジョイント用潤滑剤組成物が開示されている:
R
1
-NH-R
2
-NH
2
(1)
(式中、R
1
は炭素数1~24の炭化水素基、R
2
は炭素数2~4のアルキレン基を示す。)が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-149905号公報
国際公開第2003/006590号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
トルクは自動車の乗り心地や省燃費に繋がる性能であり、重要な因子の1つである。このため、自動車のボールジョイント用潤滑剤は、常温時及び低温時(例えば、-40℃)のトルクが低いことが望まれる。
【0006】
しかしながら、上述のような従来技術では、常温の摩擦特性を考慮して潤滑剤を固くすると、低温時に潤滑剤がより固くなってしまう。その結果、低温時の摩擦特性が悪化してしまうというという問題がある。
【0007】
本発明の一態様は、常温時の摩擦特性を良好としつつ、低温時において十分な摩擦特性を確保できる潤滑剤を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、上記の課題を解決するために鋭意検討した結果、液状ポリオレフィンワックス及びアミド化合物を特定量含有する潤滑剤は、常温時及び低温時の摩擦特性が良好であることを初めて見出し、本発明を完成させるに至った。すなわち、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る潤滑剤は、潤滑剤100質量%に対し、液状ポリオレフィンワックス(A)を40質量%以上、及びアミド化合物(B)を20質量%以上含有する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、常温時の摩擦特性を良好としつつ、低温時において十分な摩擦特性を確保できる潤滑剤を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例でジョイントトルクの評価に使用したボールジョイント試験機の構成を示す概略図である。
実施例でナノウレア基グリースの製造に用いたナノウレア基グリース製造装置の構成を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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