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公開番号2025106978
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-17
出願番号2024000630
出願日2024-01-05
発明の名称炉設備
出願人三菱重工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類C10B 49/02 20060101AFI20250710BHJP(石油,ガスまたはコークス工業;一酸化炭素を含有する工業ガス;燃料;潤滑剤;でい炭)
要約【課題】被炭化物を炭化炉に搬送する過程で被炭化物の乾燥を実施することができる搬送装置及び炉設備を提供する。
【解決手段】被炭化物Wを炭化炉100に搬送する搬送装置200であって、炭化炉100に繋がる搬送空間Saを内部に画定した内管211と、内管211が内部に設置され、内管211との間で包囲空間Sbを画定した外管212と、搬送空間Saに設置され、被炭化物Wを炭化炉100へ搬送する搬送機構220と、を備え、包囲空間Sbには、熱媒体が導かれる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
被炭化物を炭化炉に搬送する搬送装置であって、
前記炭化炉に繋がる搬送空間を内部に画定した内側搬送容器と、
前記内側搬送容器が内部に設置され、前記内側搬送容器との間で包囲空間を画定した外側搬送容器と、
前記搬送空間に設置され、被炭化物を前記炭化炉へ搬送する搬送機構と、
を備え、
前記包囲空間には、熱媒体が導かれる
搬送装置。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記内側搬送容器は、二重配管の内管であり、
前記外側搬送容器は、前記二重配管の外管であり、
前記搬送空間は、前記内管の内部にある空間であり、
前記包囲空間は、前記内管と前記外管とによって画定された空間である
請求項1に記載の搬送装置。
【請求項3】
前記搬送機構は、前記内管の中心軸に沿って設置されたスクリューコンベアである
請求項2に記載の搬送装置。
【請求項4】
熱源を備え、
前記熱源は、前記外管の外周面に沿って設置されている
請求項2に記載の搬送装置。
【請求項5】
請求項1から4のいずれかに記載の搬送装置と、
被炭化物を加熱することで炭化させる前記炭化炉と、
を備え、
前記熱媒体は、前記炭化炉から排出された流体である
炉設備。
【請求項6】
前記搬送装置は、前記炭化炉を取り囲むように設置されている
請求項5に記載の炉設備。
【請求項7】
前記搬送装置は、分割可能に構成されている
請求項5に記載の炉設備。
【請求項8】
前記炭化炉は、車載時に車両に固定するための炭化炉固定部を有している
請求項5に記載の炉設備。
【請求項9】
前記搬送装置は、車載時に車両に固定するための搬送装置固定部を有している
請求項5に記載の炉設備。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、搬送装置及び炉設備に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
木質バイオマス原料を炭化処理することによりバイオマス燃料を製造する炭化装置が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3230754号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の炭化装置は移動可能なトレーラに積載可能とされているが、移動式の炭化装置の場合、運搬の容易性の観点から、炭化装置をより少ない数の機器で構成したり各機器をコンパクト化したりすることが求められており、乾燥のみを行う乾燥室を炭化炉とは別に用意できない可能性がある。
また、炭化物の生産性を高めるためには、炭化工程に影響を与えることなく乾燥工程を実施することが望ましい。
【0005】
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、被炭化物を炭化炉に搬送する過程で被炭化物の乾燥を実施することができる搬送装置及び炉設備を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示の搬送装置及び炉設備は、以下の手段を採用する。
本開示の一態様に係る搬送装置は、被炭化物を炭化炉に搬送する搬送装置であって、前記炭化炉に繋がる搬送空間を内部に画定した内側搬送容器と、前記内側搬送容器が内部に設置され、前記内側搬送容器との間で包囲空間を画定した外側搬送容器、前記搬送空間に設置され、被炭化物を前記炭化炉へ搬送する搬送機構と、を備え、前記包囲空間には、熱媒体が導かれる。
【0007】
また、本開示の一態様に係る炉設備は、上記の搬送装置と、被炭化物を加熱することで炭化させる前記炭化炉と、を備え、前記熱媒体は、前記炭化炉から排出された流体である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、被炭化物を炭化炉に搬送する過程で被炭化物の乾燥を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の一実施形態に係る炭化炉が積載された車両の側面図である。
本開示の一実施形態に係る炭化炉が積載された車両の平面図である。
本開示の一実施形態に係る炭化炉の側面図である。
図3に示す切断線IV-IVにおける横断面図である。
本開示の一実施形態に係る搬送装置の縦断面図及び横断面図である。
図1に示す切断線VI-VIにおける横断面図である(車両は省略)。
本開示の一実施形態に係る搬送装置の他の例の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の一実施形態に係る搬送装置及び炉設備について、図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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