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公開番号
2025123501
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2025105776,2020188447
出願日
2025-06-23,2020-11-12
発明の名称
測色装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01J
3/50 20060101AFI20250815BHJP(測定;試験)
要約
【課題】測色装置では、外部機器と無線通信を行う為の無線通信部を備える場合がある。バッテリーに加え、無線通信部を備える回路基板を更に設ける構成では、装置が大型化し易い。
【解決手段】測色装置は、装置の底面に配置された開口部形成部材に形成され、測定対象から届く光を装置内部に取り入れる為の開口部と、前記開口部を通って入射した光を処理する入射光処理部と、前記入射光処理部に対し電力を供給するバッテリーと、無線通信部を搭載した第1回路基板と、を備え、前記底面及び前記底面に対し反対側の面である上面に対し交差する方向である第1方向から見て、前記第1回路基板と前記バッテリーとが重なる部位を有する。
【選択図】図28
特許請求の範囲
【請求項1】
装置の底面に配置された開口部形成部材に形成され、測定対象から届く光を装置内部に取り入れる為の開口部と、
前記開口部を通って入射した光を処理する入射光処理部と、
前記入射光処理部に対し電力を供給するバッテリーと、
無線通信部を搭載した第1回路基板と、
前記入射光処理部を備える第2回路基板と、
前記バッテリーが接続される第3回路基板と、
測定用の光を発する発光部を備える第4回路基板と、
装置の外郭を形成する筐体と、
前記筐体の内側に設けられる本体アセンブリと、
前記本体アセンブリのベースを構成する、金属材料で形成されたフレームアセンブリと、
を備え、
前記底面及び前記底面に対し反対側の面である上面に対し交差する方向である第1方向から見て、前記第1回路基板と前記バッテリーとが重なる部位を有し、
前記第1方向において前記底面から前記上面に向かって順に、前記第4回路基板、前記第2回路基板、前記第3回路基板、前記バッテリー、及び前記第1回路基板が重畳する様に配置され、
前記フレームアセンブリは、前記バッテリーを囲う形状を成すバッテリー保持部を備え、
前記バッテリー保持部には、切り欠き部が形成され、
前記無線通信部は、前記バッテリー保持部の内側であって前記切り欠き部に面する位置に配置される、
ことを特徴とする測色装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の測色装置において、
前記上面に位置するとともに各種表示を行う表示部が、前記第1回路基板に接続され、
前記第1方向において前記底面から前記上面に向かって順に、前記第4回路基板、前記第2回路基板、前記第3回路基板、前記バッテリー、前記第1回路基板、及び前記表示部が重畳する様に配置されている、
ことを特徴とする測色装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の測色装置において、前記第1方向から見て、前記無線通信部が前記バッテリーの領域内に収まる、
ことを特徴とする測色装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の測色装置において、前記第1方向から見て、前記バッテリーが、前記第1回路基板の領域内に収まる、
ことを特徴とする測色装置。
【請求項5】
請求項2に記載の測色装置において、前記第1方向から見て、前記入射光処理部と前記バッテリーとが重なる部位を有する、
ことを特徴とする測色装置。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の測色装置において、前記入射光処理部は、入射した光のうちの所定波長成分を透過させる波長可変型の光学フィルターと、
前記光学フィルターを透過した光を受ける受光部と、を備える、
ことを特徴とする測色装置。
【請求項7】
請求項6に記載の測色装置において、前記光学フィルターは、ファブリペローエタロンである、
ことを特徴とする測色装置。
【請求項8】
装置の底面に配置された開口部形成部材に形成され、測定対象から届く光を装置内部に取り入れる為の開口部と、
前記開口部を通って入射した光を処理する入射光処理部と、
前記入射光処理部に対し電力を供給するバッテリーを保持するバッテリー保持部と、
無線通信部を搭載した第1回路基板と、
前記入射光処理部を備える第2回路基板と、
前記バッテリーが接続される第3回路基板と、
測定用の光を発する発光部を備える第4回路基板と、
装置の外郭を形成する筐体と、
前記筐体の内側に設けられる本体アセンブリと、
前記本体アセンブリのベースを構成する、金属材料で形成されたフレームアセンブリと、
を備え、
前記底面及び前記底面に対し反対側の面である上面に対し交差する方向である第1方向から見て、前記第1回路基板と前記バッテリー保持部とが重なる部位を有し、
前記第1方向において前記底面から前記上面に向かって順に、前記第4回路基板、前記第2回路基板、前記第3回路基板、前記バッテリー保持部、及び前記第1回路基板が重畳する様に配置され、
前記フレームアセンブリは、前記バッテリーを囲う形状を成すバッテリー保持部を備え、
前記バッテリー保持部には、切り欠き部が形成され、
前記無線通信部は、前記バッテリー保持部の内側であって前記切り欠き部に面する位置に配置される、
ことを特徴とする測色装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、測定対象から届く光をもとに測色する測色装置に関する。
続きを表示(約 3,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、測定対象から届く光をもとに測色する測色装置が知られている。測色装置には、例えば測定対象から届く光を分光フィルターに入射させ、分光フィルターで所定波長成分を取り出してフォトダイオードで受光し、フォトダイオードから出力される電圧を検出することで測色する測色装置がある。特にこの様な測色装置は、分光光度計と呼ばれる場合もある。
特許文献1に開示された分光光度計は、ヒンジにより開閉可能な蓋部材を開くと、バッテリーパックが露呈する構成を備えている。この分光光度計では、測色の為の光学系とバッテリーパックとが、装置の長手方向に並ぶ様に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第6061140号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
測色装置では、外部機器と無線通信を行う為の無線通信部を備える場合がある。バッテリーに加え、無線通信部を備える回路基板を更に設ける構成では、装置が大型化し易い。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する為の、本発明の測色装置は、装置の底面に配置された開口部形成部材に形成され、測定対象から届く光を装置内部に取り入れる為の開口部と、前記開口部を通って入射した光を処理する入射光処理部と、前記入射光処理部に対し電力を供給するバッテリーと、無線通信部を搭載した第1回路基板と、を備え、前記底面及び前記底面に対し反対側の面である上面に対し交差する方向である第1方向から見て、前記第1回路基板と前記バッテリーとが重なる部位を有することを特徴とする。
また本発明の測色装置は、装置の底面に配置された開口部形成部材に形成され、測定対象から届く光を装置内部に取り入れる為の開口部と、前記開口部を通って入射した光を処理する入射光処理部と、前記入射光処理部に対し電力を供給するバッテリーを保持するバッテリー保持部と、無線通信部を搭載した第1回路基板と、を備え、前記底面及び前記底面に対し反対側の面である上面に対し交差する方向である第1方向から見て、前記第1回路基板と前記バッテリー保持部とが重なる部位を有することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
測色装置の機能を示すブロック図。
光学フィルターデバイスの断面図。
測色装置を上方から見た斜視図。
測色装置の下方から見た斜視図。
測色装置を上方から見た平面図。
測色装置を下方から見た平面図。
本体アセンブリの斜視図。
各回路基板とバッテリーの配置を上方から示す斜視図。
各回路基板とバッテリーの配置を下方から示す斜視図。
上の図はパネル基板の上面を示す斜視図、下の図はパネル基板の下面を示す斜視図。
上の図はバッテリー制御基板の上面を示す斜視図、下の図はバッテリー制御基板の下面を示す斜視図。
上の図は受光部基板の上面を示す斜視図、下の図は受光部基板の下面を示す斜視図。
上の図は発光部基板の上面を示す斜視図、下の図は発光部基板の下面を示す斜視図。
フレームアセンブリを上方から見た斜視図。
フレームアセンブリを下方から見た斜視図。
フレームアセンブリを上方から見た斜視図。
フレームアセンブリの分解斜視図。
メインフレームを上方から見た斜視図。
受光部基板保持フレームと発光部基板保持フレームをY-Z平面で切断した断面図。
図5におけるA-A断面図。
図5におけるB-B断面図。
図5におけるC-C断面図。
測色装置を上方から見た平面図。
測色装置を上方から見た平面図。
測色装置の側面図。
測色装置を上方から見た平面図。
測色装置を上方から見た平面図。
測色装置を上方から見た平面図。
測色装置を上方から見た平面図。
測色装置を下方から見た斜視図であって、シャッターユニットが閉塞位置にある図。
測色装置を下方から見た斜視図であって、シャッターユニットが開放位置にある図。
底部筐体を取り除いた測色装置を下方から見た斜視図であって、シャッターユニットが閉塞位置にある図。
底部筐体を取り除いた測色装置を下方から見た斜視図であって、シャッターユニットが開放位置にある図。
図6におけるD-D断面の一部に相当する図であって、シャッターユニットが閉塞位置にある図。
図6におけるE-E断面の一部に相当する図であって、上の図はシャッターユニットが閉塞位置にある図、下の図はシャッターユニットが開放位置にある図。
図6におけるD-D断面の一部に相当する図であって、底部筐体を省略し、シャッターユニットが閉塞位置より-Y方向にある状態を示す図。
図6におけるD-D断面の一部に相当する図であって、底部筐体を省略し、シャッターユニットが開放位置にある状態を示す図。
シャッター保持部材の側面図。
シャッター部材の部分拡大斜視図。
シャッター保持部材及び板ばねの斜視図。
図6におけるE-E断面の一部に相当する図であって、シャッターユニットが閉塞位置にある図。
図6におけるE-E断面の一部に相当する図であって、シャッターユニットが閉塞位置より-Y方向にある状態を示す図。
シャッターユニットの部分拡大斜視図。
図5におけるG-G断面の一部に相当する図であって、シャッターユニットが開放位置にある状態を示す図。
図5におけるG-G断面の一部に相当する図であって、シャッターユニットが閉塞位置にある状態を示す図。
シャッターユニットの動作領域とシャッター検出部の検出領域との関係を模式的に示す図。
シャッターユニットの他の実施形態を示す図であって、シャッターユニットが閉塞位置にある状態を示す図。
シャッターユニットの他の実施形態を示す図であって、シャッターユニットが開放位置にある状態を示す図。
シャッターユニットの他の実施形態を示す図であって、シャッターユニットが閉塞位置にある状態を示す図。
シャッターユニットの他の実施形態を示す図であって、シャッターユニットが開放位置にある状態を示す図。
電源オフ指令を受けた際の制御部の処理内容を示すフローチャート。
基準値を取得する際の制御部の処理内容を示すフローチャート。
測色を行う際の制御部の処理内容を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明を概略的に説明する。
第1の態様に係る測色装置は、装置の底面に配置された開口部形成部材に形成され、測定対象から届く光を装置内部に取り入れる為の開口部と、前記開口部を通って入射した光を処理する入射光処理部と、前記入射光処理部に対し電力を供給するバッテリーと、無線通信部を搭載した第1回路基板と、を備え、前記底面及び前記底面に対し反対側の面である上面に対し交差する方向である第1方向から見て、前記第1回路基板と前記バッテリーとが重なる部位を有することを特徴とする。
【0008】
本態様によれば、前記底面及び前記底面に対し反対側の面である上面に対し交差する方向である第1方向から見て、無線通信部を搭載した第1回路基板とバッテリーとが重なる部位を有するので、前記第1回路基板と前記バッテリーとを前記第1方向と交差する方向に並べる構成に比べて、前記第1方向と交差する方向の装置寸法を抑制できる。
【0009】
第2の態様は、第1の態様において、前記第1方向から見て、前記無線通信部が前記バッテリーの領域内に収まることを特徴とする。
本態様によれば、前記第1方向から見て、前記無線通信部が前記バッテリーの領域内に収まる構成において、上述した第1の態様の作用効果が得られる。
【0010】
第3の態様は、第1のまたは第2の態様において、前記第1方向から見て、前記バッテリーが、前記第1回路基板の領域内に収まることを特徴とする。
本態様によれば、前記第1方向から見て、前記バッテリーが、前記第1回路基板の領域内に収まるので、前記第1方向と交差する方向の装置寸法をより一層抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)
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