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公開番号
2025121290
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-19
出願番号
2024016649
出願日
2024-02-06
発明の名称
電子制御装置
出願人
Astemo株式会社
代理人
弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類
G01R
31/50 20200101AFI20250812BHJP(測定;試験)
要約
【課題】故障個所が被制御部又は制御部のいずれであるかを示すことが可能な電子制御装置を提供する。
【解決手段】被制御部を制御する制御部である電子制御装置であって、被制御部及び制御部の故障を検知し、故障現象に応じた故障検知情報を出力する故障検知部と、故障個所を故障検知情報に対応して複数記憶し、故障検知部から入力される故障検知情報に基づいて故障個所が被制御部又は制御部のいずれであるかを評価する故障個所評価部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被制御部を制御する制御部である電子制御装置であって、
前記被制御部及び前記制御部の故障を検知し、故障現象に応じた故障検知情報を出力する故障検知部と、
故障個所を前記故障検知情報に対応して複数記憶し、前記故障検知部から入力される前記故障検知情報に基づいて前記故障個所が前記被制御部又は前記制御部のいずれであるかを評価する故障個所評価部と
を備えることを特徴とする電子制御装置。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
前記故障個所評価部は、前記故障個所が前記被制御部又は前記制御部のいずれであるかを示すエラーフラグが前記故障検知情報に対応させて予め登録されたテーブルを備え、前記故障検知部から入力される前記故障検知情報に対応する前記エラーフラグを出力することを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
【請求項3】
前記故障個所評価部は、前記故障個所に加えて、前記故障検知情報に対応する故障要因を記憶し、前記故障検知部から入力される前記故障検知情報に対応する前記故障要因を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子制御装置。
【請求項4】
前記被制御部は、エンジンのインジェクタであることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、ローサイド駆動形態の電子制御装置において、駆動用スイッチング手段のオフ時に電気負荷の断線故障とグランドショートとを区別して検出することを目的とした電気負荷の異常検出装置及び電子制御装置が開示されている。
【0003】
この異常検出装置及び電子制御装置は、負荷をローサイドで通電駆動するNチャネルMOSFETを備えたECUにおいて、電源電圧と出力端子(NチャネルMOSFETのドレイン)との間と、出力端子とグランドとの間に抵抗が各々設けられ、各抵抗の抵抗値は、NチャネルMOSFETがオフ時の出力端子の電圧が負荷の断線故障時に電源電圧/2となり、正常時に略電源電圧となるように設定され、一対の判定電圧と上記電圧とを比較器で比較することにより断線故障とグランドショートとを判定し、各故障検出毎に違う内容のフェイルセーフ処理を行うものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-347423号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記背景技術では、駆動回路内の特定部位の電圧を測定し、出力端子の電圧と予め設定された一対の判定電圧との比較に基づて断線故障及びグランドショート(短絡故障)を検知するものであり、故障原因が電気負荷側(被制御部)にあるのか、又は電気負荷(被制御部)を制御駆動する電子制御装置(制御部)にあるのかを判別することができないという問題がある。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、故障個所が被制御部又は制御部のいずれであるかを示すことが可能な電子制御装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明では、電子制御装置に係る第1の解決手段として、被制御部を制御する制御部である電子制御装置であって、前記被制御部及び前記制御部の故障を検知し、故障現象に応じた故障検知情報を出力する故障検知部と、故障個所を前記故障検知情報に対応して複数記憶し、前記故障検知部から入力される前記故障検知情報に基づいて前記故障個所が前記被制御部又は前記制御部のいずれであるかを評価する故障個所評価部とを備える、という手段を採用する。
【0008】
本発明では、電子制御装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記故障個所評価部は、前記故障個所が前記被制御部又は前記制御部のいずれであるかを示すエラーフラグが前記故障検知情報に対応させて予め登録されたテーブルを備え、前記故障検知部から入力される前記故障検知情報に対応する前記エラーフラグを出力する、という手段を採用する。
【0009】
本発明では、電子制御装置に係る第3の解決手段として、上記第又は第2の解決手段において、前記故障個所評価部は、前記故障個所に加えて、前記故障検知情報に対応する故障要因を記憶し、前記故障検知部から入力される前記故障検知情報に対応する前記故障要因を出力する、という手段を採用する。
【0010】
本発明では、電子制御装置に係る第4の解決手段として、上記第1~第3のいずれかの解決手段において、前記被制御部は、エンジンのインジェクタである、という手段を採用する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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