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公開番号
2025123525
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2025106243,2024113884
出願日
2025-06-24,2020-04-03
発明の名称
記録装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
29/13 20060101AFI20250815BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】プリンター部には上部を覆うカバー部材を設けることが好ましいが、カバー部材を設けると、給送ローラーへのアクセスが行えず、給送ローラーの清掃を行うことができない。
【解決手段】記録装置は、媒体を傾斜姿勢で支持する傾斜支持部及び前記傾斜支持部に支持された媒体を送り出す給送ローラーを備えた装置本体と、前記装置本体の上部を開閉する開閉体と、を備え、前記装置本体には、前記給送ローラーの周囲の上部を覆うカバー部材が設けられ、前記カバー部材には、前記給送ローラーを露呈させる開口部が形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
媒体を傾斜姿勢で支持する傾斜支持部及び前記傾斜支持部に支持された媒体を送り出す給送ローラーを備えた装置本体と、
前記装置本体の上部を開閉する開閉体と、を備え、
前記装置本体には、前記給送ローラーの周囲の上部を覆うカバー部材が設けられ、
前記カバー部材には、前記給送ローラーを露呈させる開口部が形成されている、
ことを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の記録装置において、前記開口部の縁が漏斗状に形成されている、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の記録装置において、前記開閉体は、前記カバー部材の上面に対して35°以上の角度開くことができる、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項4】
請求項3に記載の記録装置において、前記開口部の中央部における、前記カバー部材と前記開閉体との間隔が50mm以上である、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の記録装置において、閉じた状態の前記開閉体において前記装置本体と対向する位置に凹部が形成され、
前記凹部は、前記開閉体が開いた状態において前記開口部の上方に位置する、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の記録装置において、前記カバー部材の上面に沿った方向であるとともに前記給送ローラーの径方向である第1方向において、前記開口部の中心位置が、前記給送ローラーの回転軸の領域内にあり、
前記第1方向における前記開口部の開口幅は、前記給送ローラーの外径の1/2以上である、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の記録装置において、前記給送ローラーの幅方向における前記開口部の開口幅は、前記給送ローラーの幅以上であり、
前記給送ローラーの幅方向における全域が前記開口部を介して露呈する、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の記録装置において、媒体に記録を行う記録ヘッドを備えるとともに媒体幅方向に移動可能なキャリッジと、
前記キャリッジを支持するとともに前記キャリッジを前記媒体幅方向に案内するメインフレームと、を備え、
前記カバー部材が、前記メインフレームに隣接して設けられている、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項9】
請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の記録装置において、前記給送ローラーの動力源であるモーターと、
前記モーターを制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記傾斜支持部に支持された媒体を前記給送ローラーに当接させることなく前記給送ローラーを回転させる清掃モードを実行可能である、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項10】
請求項9に記載の記録装置において、前記清掃モードには、前記給送ローラーの正転動作と逆転動作とが含まれる、
ことを特徴とする記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体に記録を行う記録装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
記録装置の一例であるプリンターにおいては、特許文献1に示される様にプリンター部の上部にスキャナー部を備えた、所謂複合機と呼ばれるものがある。この様な複合機では、スキャナー部はプリンター部に対して開閉可能であり、スキャナー部を開いてプリンター部を露呈させることで、インクタンクの交換や詰まった用紙の除去などの作業を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-016050号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
スキャナー部を開いた状態では、プリンター部内へのユーザーの不用意なアクセスを招く虞があり、また、プリンター部内への異物の侵入が発生し易い。従ってプリンター部には、上部を覆うカバー部材を設けることが好ましい。しかしながらプリンター部には、紙粉やインクミスト等の異物の付着に伴って性能が低下する構成要素、具体的には、用紙を給送する給送ローラーが設けられている。従って上記の様なカバー部材を設けると、給送ローラーへのアクセスが行えず、給送ローラーの清掃を行うことができない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための、本発明の記録装置は、媒体を傾斜姿勢で支持する傾斜支持部及び前記傾斜支持部に支持された媒体を送り出す給送ローラーを備えた装置本体と、前記装置本体の上部を開閉する開閉体と、を備え、前記装置本体の上部には、前記傾斜支持部から送り出される媒体の給送経路の一部を覆うカバー部材が設けられ、前記カバー部材には、前記給送ローラーを露呈させる開口部が形成されていることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
スキャナー部を閉じた状態のプリンターを前方から見た斜視図。
スキャナー部を開いた状態のプリンターを前方から見た斜視図。
スキャナー部を閉じた状態のプリンターをY-Z平面で切断した断面図。
スキャナー部を開いた状態のプリンターをY-Z平面で切断した断面図。
図2の部分拡大図。
装置後方に設けられた給紙フレーム、給送ローラー、及び回転軸の斜視図。
図4の部分拡大図。
カバー部材の開口部をX-Z平面で切断した断面図。
スキャナー部の底面に設けられた除電部材を示す斜視図。
プリンターの制御系統を示すブロック図。
制御部が行う制御例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明を概略的に説明する。
第1の態様に係る記録装置は、媒体を傾斜姿勢で支持する傾斜支持部及び前記傾斜支持部に支持された媒体を送り出す給送ローラーを備えた装置本体と、前記装置本体の上部を開閉する開閉体と、を備え、前記装置本体には、前記給送ローラーの周囲の上部を覆うカバー部材が設けられ、前記カバー部材には、前記給送ローラーを露呈させる開口部が形成されていることを特徴とする。
【0008】
本態様によれば、前記カバー部材には、前記給送ローラーを露呈させる開口部が形成されているので、前記装置本体内への異物の侵入を抑制しつつ、前記開口部を介して前記給送ローラーの清掃を行うことができる。
【0009】
第2の態様は、第1の態様において、前記開口部の縁が漏斗状に形成されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記開口部の縁が漏斗状に形成されているので、前記給送ローラーを清掃する為の清掃部材を前記開口部の内側にある前記給送ローラーに案内することができ、前記給送ローラーを清掃する際の作業性が向上する。
【0010】
第3の態様は、第1のまたは第2の態様において、前記開閉体は、前記カバー部材の上面に対して35°以上の角度開くことができることを特徴とする。
本態様によれば、前記開閉体は、前記カバー部材の上面に対して35°以上の角度開くことができるので、この様な構成を備えない場合に比べて、前記開口部を介して前記給送ローラーを清掃する際の作業空間を確保でき、前記給送ローラーを清掃する際の作業性が向上する。
(【0011】以降は省略されています)
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