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公開番号
2025124054
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-25
出願番号
2025013389
出願日
2025-01-29
発明の名称
管理システム、管理方法、管理プログラム
出願人
株式会社デンソー
代理人
個人
,
個人
主分類
G08G
1/00 20060101AFI20250818BHJP(信号)
要約
【課題】管理コストを抑制可能な管理システム等を、提供する。
【解決手段】管理システムのプロセッサは、車両において発生する有事からの復帰処置が可能な専門スタッフが搭乗した複数のスタッフ搭乗車両と、複数の専門スタッフが管理する各管理端末とを、通信ネットワークを介して制御することを実行するように構成される。プロセッサは、専門スタッフが不在の車両である不在車両による有事からの復帰要求に応じた、不在車両とスタッフ搭乗車両との相対位置関係にマッチングした復帰処理を計画することを実行するように構成される。スタッフ搭乗車両と、各管理端末と、を制御することは、復帰処理を実行させるための制御指令を少なくともスタッフ搭乗車両に出力することと、復帰処理を実行させるための、不在車両への合流手順を指令する手順指令を、復帰処置の実行者として選定された専門スタッフの管理端末へ出力することと、を含む。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
プロセッサ(13)を有し、搭乗者を輸送する複数の車両(2)の運行を管理する管理システムであって、
前記プロセッサは、
複数の前記車両のうち前記車両において発生する有事からの復帰処置が可能な専門スタッフが搭乗した複数のスタッフ搭乗車両と、複数の前記専門スタッフが管理する各管理端末とを、通信ネットワークを介して制御することと、
前記専門スタッフが不在の前記車両である不在車両による有事からの復帰要求に応じた、前記不在車両と前記スタッフ搭乗車両との相対位置関係にマッチングした復帰処理を計画することと、
を実行するように構成され、
前記スタッフ搭乗車両と、各前記管理端末と、を制御することは、
前記復帰処理を実行させるための制御指令を少なくとも前記スタッフ搭乗車両に出力することと、
前記復帰処理を実行させるための、前記不在車両への合流手順を指令する手順指令を、前記復帰処置の実行者として選定された前記専門スタッフの前記管理端末へ出力することと、を含む管理システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記復帰処理を計画することは、
平時において自動運転により運行する前記不在車両からの前記復帰要求に応じた前記復帰処理を計画することを含む請求項1に記載の管理システム。
【請求項3】
前記復帰処理を計画することは、
有事の前記不在車両からの自動運転による運行継続の見込情報を含む前記復帰要求に応じた、前記相対位置関係及び運行継続の見込みにマッチングした前記復帰処理を計画することを含む請求項2に記載の管理システム。
【請求項4】
前記復帰処理を計画することは、
前記スタッフ搭乗車両と共通の運行経路(R)を運行中であって前記運行経路上にて前記スタッフ搭乗車両より前方の前記不在車両が有事の場合に、前記スタッフ搭乗車両について、前記専門スタッフを搭乗させた状態で、運行継続により有事の前記不在車両に接近させて合流させる前記復帰処理を計画することを含む請求項2又は請求項3に記載の管理システム。
【請求項5】
前記復帰処理を計画することは、
運行継続の見込み無しである有事の前記不在車両を停止させたまま、前記スタッフ搭乗車両を接近させる前記復帰処理を計画することを含む請求項4に記載の管理システム。
【請求項6】
前記復帰処理を計画することは、
運行継続の見込み有りである有事の前記不在車両を前記スタッフ搭乗車両に接近させつつ、前記スタッフ搭乗車両を有事の前記不在車両に接近させる前記復帰処理を計画することを含む請求項4に記載の管理システム。
【請求項7】
前記復帰処理を計画することは、
前記スタッフ搭乗車両と共通の運行経路(R)を運行中であって前記運行経路上にて前記スタッフ搭乗車両より後方の前記不在車両が有事の場合に、前記スタッフ搭乗車両について、前記専門スタッフを降車させて合流させる前記復帰処理を計画することを含む請求項1に記載の管理システム。
【請求項8】
前記復帰処理を計画することは、
運行継続の見込み無しである有事の前記不在車両を停止させたまま、前記専門スタッフを合流させる前記復帰処理を計画することを含む請求項7に記載の管理システム。
【請求項9】
前記復帰処理を計画することは、
運行継続の見込み有りである有事の前記不在車両を前方への運行継続により前記専門スタッフへ接近させつつ、前記専門スタッフに合流させる前記復帰処理を計画することを含む請求項7に記載の管理システム。
【請求項10】
前記復帰処理を計画することは、
前記スタッフ搭乗車両に搭載されたマイクロモビリティを利用して前記専門スタッフを合流させる前記復帰処理を計画することを含む請求項7に記載の管理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両の管理技術に、関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ロードサービス手配システムが開示されている。ロードサービス手配システムは、ロードサービス要請時にスタッフの位置情報等をもとに駆けつけ候補抽出のうえ要請者に提示する。システムは、駆け付けまでの経路情報や渋滞情報を用いて算出された、要請位置に到着するまでの到達時間を、要請者やスタッフが携帯する端末に表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7072020号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、乗合バス等の複数の搭乗者を輸送する車両において、有事が生じた場合、当該有事からの復帰処置が可能な専門スタッフでないと復帰困難な状態が生じ得る。しかし、一般的なロードサービスのように、有事の車両へと派遣する複数の専門スタッフを固定の待機場所にて待機させると、管理コストが増大する虞がある。
【0005】
本開示の課題は、管理コストを抑制可能な管理システムを、提供することにある。本開示の別の課題は、管理装置を、提供することにある。本開示の又別の課題は、管理方法を、提供することにある。本開示のさらに別の課題は、管理プログラムを、提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以下、課題を解決するための本開示の技術的手段について、説明する。尚、特許請求の範囲及び本欄に記載された括弧内の符号は、後に詳述する実施形態に記載された具体的手段との対応関係を示すものであり、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
【0007】
本開示の第一態様は、プロセッサ(13)を有し、搭乗者を輸送する複数の車両(2)の運行を管理する管理システムであって、
プロセッサは、
複数の車両のうち車両において発生する有事からの復帰処置が可能な専門スタッフが搭乗した複数のスタッフ搭乗車両と、複数の専門スタッフが管理する各管理端末とを、通信ネットワークを介して制御することと、
専門スタッフが不在の車両である不在車両による有事からの復帰要求に応じた、不在車両とスタッフ搭乗車両との相対位置関係にマッチングした復帰処理を計画することと、
を実行するように構成され、
スタッフ搭乗車両と、各管理端末と、を制御することは、
復帰処理を実行させるための制御指令を少なくともスタッフ搭乗車両に出力することと、
復帰処理を実行させるための、不在車両への合流手順を指令する手順指令を、復帰処置の実行者として選定された専門スタッフの管理端末へ出力することと、を含む。
【0008】
本開示の第二態様は、搭乗者を輸送する複数の車両(2)の運行を管理するために、プロセッサ(13)により実行される管理方法であって、
複数の車両のうち車両において発生する有事からの復帰処置が可能な専門スタッフが搭乗した複数のスタッフ搭乗車両と、複数の専門スタッフが管理する各管理端末とを、通信ネットワークを介して制御することと、
専門スタッフが不在の車両である不在車両による有事からの復帰要求に応じた、不在車両とスタッフ搭乗車両との相対位置関係にマッチングした復帰処理を計画することと、
を含み、
スタッフ搭乗車両と、各管理端末と、を制御することは、
復帰処理を実行させるための制御指令を少なくともスタッフ搭乗車両に出力することと、
復帰処理を実行させるための、不在車両への合流手順を指令する手順指令を、復帰処置の実行者として選定された専門スタッフの管理端末へ出力することと、
を含む。
【0009】
本開示の第三態様は、搭乗者を輸送する複数の車両(2)の運行を管理するために記憶媒体(12)に記憶され、プロセッサ(13)に実行させる命令を含む管理プログラムであって、
命令は、
複数の車両のうち車両において発生する有事からの復帰処置が可能な専門スタッフが搭乗した複数のスタッフ搭乗車両と、複数の専門スタッフが管理する各管理端末とを、通信ネットワークを介して制御させることと、
専門スタッフが不在の車両である不在車両による有事からの復帰要求に応じた、不在車両とスタッフ搭乗車両との相対位置関係にマッチングした復帰処理を計画させることと、
を含み、
スタッフ搭乗車両と、各管理端末と、を制御させることは、
復帰処理を実行させるための制御指令を少なくともスタッフ搭乗車両に出力させることと、
復帰処理を実行させるための、不在車両への合流手順を指令する手順指令を、復帰処置の実行者として選定された専門スタッフの管理端末へ出力させることと、
を含む。
【0010】
これら第一~第三態様によると、スタッフ搭乗車両に搭乗した専門スタッフが、管理端末に出力された手順指令に従って、復帰処理を実行するための不在車両への合流手順を実行可能となり得る。故に、運行される車両の内のスタッフ搭乗車両に専門スタッフを搭乗させることで、有事の車両へと当該専門スタッフを合流させ、有事からの復帰を実行することが可能となり得る。したがって、固定の待機場所にて複数の専門スタッフを待機させる必要性が低くなり、管理コストを抑制可能となり得る。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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