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公開番号2025125486
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-27
出願番号2024033375
出願日2024-02-15
発明の名称生地を傷めることなく取り込めるローラー式洗濯バサミ
出願人個人
代理人
主分類D06F 55/00 20060101AFI20250820BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】洗濯物を挟む時には、僅かな力で取り付けができ、干している時には外れにくく、洗濯物を取込む時には、ローラーが回転しスムーズに、かつ洗濯物の生地に優しい、ローラー式洗濯バサミを提供する。
【解決手段】三、四、五、六の多角形の各頂点を中心に、その多角形の一辺と同じ直径の円を有し、隣接する二つの円の外側を同じ直径の円弧で繋ぐことで得られる、花ビラ様の断面を持つ略多角柱のローラーを先端に対峙して、回転可能に取り付ける。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
ローラーを洗濯物を挟むように先端に対峙して、回転可能に取り付けた、洗濯バサミにおいて、本発明は、前記ローラーを、多角形の各頂点を中心に、その多角形の一辺と同じ直径の円を有し、隣接する二つの円の外側を同じ直径の円弧で繋ぐことで得られる、花ビラ様の断面を持つ略多角柱で、前記洗濯バサミのバネの力で洗濯物を挟む時、同じ円弧で構成され対峙したローラーの凹部に凸部がピッタリ嵌合し、洗濯物を凹凸部により、しっかり保持することができることを特徴とする洗濯バサミ。
続きを表示（約 320 文字）【請求項２】
本発明は、前記花ビラ様の断面を持つローラーを、洗濯物を挟むように先端に対峙して、回転可能に取り付けた、洗濯バサミにおいて、前記対峙したローラーの凹部に凸部がピッタリ嵌合し、洗濯物を凹凸部により、しっかり保持することができるため、ローラーには洗濯物の生地を傷めるギザ歯などの滑り止めがいらないのが特徴の洗濯バサミ。
【請求項３】
本発明は、前記花ビラ様の断面を持つローラーは三角形、四角形、五角形、六角形の多角形の各頂点を中心に、その多角形の一辺と同じ直径の円を有し、隣接する二つの円の外側を同じ直径の円弧で繋ぐことで得られる、それぞれ花ビラ様の断面を持つ略多角柱のローラーが特徴の洗濯バサミ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
この発明は洗濯物の取り外しが容易であり、しっかり洗濯物を保持し、かつ洗濯物の生地を痛めない洗濯バサミに関するものである。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
従来の回転するローラー式洗濯バサミには、滑らかな円や楕円ローラー式のものがある
また、ギザ歯ローラー式洗濯バサミのものがある。
さらに六角柱で滑りどめの突起を配したものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
滑らかな円や楕円ローラー式のものは、洗濯物を吊した時に、ローラーと洗濯物との接触面が滑りやすいために、洗濯物が自然に外れ易い。バネの反発力を増加させ、洗濯物を保持することになるが、洗濯物を挟む時に大きな力が必要になり、下方向に引っ張って洗濯物を取り込む際も、大きな力が必要になりスムーズに取込むことに障害がある。
【０００４】
滑り止めのため、ギザ歯ローラー式のものや、六角柱で滑りどめの突起を配したものは、洗濯物をしっかり保持をすることができる反面、下方向に引っ張って洗濯物を取り込む際、ギザ歯や滑り止めが抵抗になり、シルクなど繊細な洗濯物の生地を傷める大きな欠点があった。
特開２００７－０２９６８３号公報
特開２０２１－０６５２５５号公報
実登３２３８１５０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
従来のローラー式洗濯バサミでは、滑らかな円や楕円ローラー式のものは、洗濯物を吊した時に、ローラーと洗濯物との接触面が滑りやすいために、洗濯物が自然に外れ易い。バネの反発力を増加させ、洗濯物を保持することになるが、洗濯物を挟む時に大きな力が必要になり、下方向に引っ張って洗濯物を取り込む際も、大きな力が必要になりスムーズに取込むことに障害がある。滑り止めのため、ギザ歯ローラー式のものや、略六角柱で滑りどめの突起を配したものは、洗濯物をしっかり保持をすることができる反面、下方向に引っ張って洗濯物を取り込む際、ギザ歯や滑り止めが抵抗になり洗濯物の生地を傷める欠点があった。
【０００６】
本発明は、従来のローラー式洗濯バサミが有していた問題を解決しようとするものであり、洗濯物を挟む時には、僅かな力で取り付けができ、干している時には外れにくく、洗濯物を取込む時には、ローラーが回転しスムーズに、かつ洗濯物の生地に優しい、ローラー式洗濯バサミを提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明は、前記課題を達成するために、三～六の多角形の各頂点を中心に、その多角形の一辺と同じ直径の円を有し、隣接する二つの円の外側を同じ直径の円弧で繋ぐことで得られる、花ビラ様の断面を持つ略多角柱のローラーを先端に対峙して、回転可能に取り付ける。
【０００８】
花ビラ様の断面を持つ、前記略多角柱のローラーは洗濯物を挟む時、同じ円弧で構成され対峙したローラーの凹部に凸部がピッタリ嵌合し、洗濯物を凹凸部により、しっかり保持する。
【０００９】
前記ローラーの凹部に凸部がピッタリ嵌合し、洗濯物を凹凸部により、しっかり保持することで洗濯物の生地を傷める滑り止めを必要としない。
【発明の効果】
【００１０】
本発明は、従来のローラー式洗濯バサミが有していた問題を解決し、洗濯物を挟む時には、僅かな力で取り付けができ、干している時には外れにくく、洗濯物を取込む時には、ローラーが回転しスムーズに、かつ洗濯物の生地に優しい、ローラー式洗濯バサミを提供できる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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