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公開番号2025126992
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-01
出願番号2024023424
出願日2024-02-20
発明の名称電気接続箱および電気接続箱の接続構造
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人弁理士法人笠井中根国際特許事務所,個人,個人
主分類H02G 3/16 20060101AFI20250825BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】製造コストや製品重量の増加を抑制しつつ、外部接続端子の相手側接続端子への接続が可能な、電気接続箱を開示する。
【解決手段】電気接続箱10が、相手側接続端子22a,22bに接続される外部接続端子20a,20bと、外部接続端子20a,20bを有する導電路24a,24bと、導電路24a,24bを収容するケース26と、を備え、外部接続端子20a,20bは、相手側接続端子22a,22bが重ね合わされて溶接される溶接部28を含む。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
相手側接続端子に接続される外部接続端子と、
前記外部接続端子を有する導電路と、
前記導電路を収容するケースと、を備え、
前記外部接続端子は、前記相手側接続端子が重ね合わされて溶接される溶接部を含む、
電気接続箱。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記ケースは、前記外部接続端子の前記溶接部に重ね合わされた前記相手側接続端子を、前記溶接部に押圧する押圧部を含み、
前記ケースは、前記押圧部が前記相手側接続端子を前記溶接部に押圧した状態で、前記溶接部を外部に露出する溶接用開口窓を有している、請求項1に記載の電気接続箱。
【請求項3】
前記ケースは、前記外部接続端子が配置される外部接続端子収容部と、前記外部接続端子収容部に設けられ、前記溶接部と前記相手側接続端子にそれぞれ設けられた被係合部に係合して、前記溶接部と前記相手側接続端子を重ね合わせ状態で位置決めする位置決め係合部を有している、請求項1または請求項2に記載の電気接続箱。
【請求項4】
前記外部接続端子は、前記溶接部の一方側に配置されて前記導電路に連接された基端部と、前記溶接部の他方側に配置された先端部とを有し、
前記ケースは、前記外部接続端子が配置される外部接続端子収容部を有し、
前記外部接続端子収容部は、前記外部接続端子の前記先端部が載置される載置面と、前記載置面から離隔して配置されて前記溶接部に隙間を隔てて対向する離隔面と、を有している、請求項1または請求項2に記載の電気接続箱。
【請求項5】
前記外部接続端子は、前記溶接部の一方側に配置されて前記導電路に連接された基端部を有し、
前記基端部は、前記相手側接続端子と異種の金属で形成されており、前記溶接部が前記相手側接続端子と同種の金属で形成されて、予め前記基端部に溶接されて接続されている、請求項2に記載の電気接続箱。
【請求項6】
前記ケースは、前記外部接続端子に圧接して前記外部接続端子の変位を阻止する変位阻止部を有している、請求項1または請求項2に記載の電気接続箱。
【請求項7】
前記外部接続端子は、基端部において前記導電路に対して着脱自在にボルト締結されている、請求項1または請求項2に記載の電気接続箱。
【請求項8】
前記外部接続端子は、+側外部接続端子と-側外部接続端子を含み、
前記ケースは、前記+側外部接続端子が配置される+側外部接続端子収容部と、前記-側外部接続端子が配置される-側外部接続端子収容部と、前記+側外部接続端子収容部を露出させる+側配索用開口窓と、前記-側外部接続端子収容部を露出させる-側配索用開口窓と、前記+配索用開口窓を開閉自在に覆う+側大扉と、前記-側配索用開口窓を開閉自在に覆う-側大扉と、を有し、
前記+側大扉は、前記+側配索用開口窓を覆った閉状態で、前記+側外部接続端子の前記溶接部に重ね合わされた前記相手側接続端子を前記溶接部に押圧する+側押圧部と、前記+側外部接続端子の前記溶接部を外部に露出する+側溶接用開口窓と、前記+側溶接用開口窓を開閉自在に覆う+側小扉と、を有し、
前記-側大扉は、前記-側配索用開口窓を覆った閉状態で、前記-側外部接続端子の前記溶接部に重ね合わされた前記相手側接続端子を前記溶接部に押圧する-側押圧部と、前記-側外部接続端子の前記溶接部を外部に露出する-側溶接用開口窓と、前記-側溶接用開口窓を開閉自在に覆う-側小扉と、を有している、請求項1に記載の電気接続箱。
【請求項9】
電気接続箱の接続構造であって、
前記電気接続箱が、請求項1または請求項2に記載の電気接続箱によって構成されており、前記電気接続箱が接続される他部材に設けられた相手側接続端子が、前記外部接続端子の前記溶接部に重ね合わされて溶接されている、電気接続箱の接続構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電気接続箱および電気接続箱の接続構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、自動車等の車両に搭載され、ヒューズ、リレー等の電子部品を内部に収容して電源から供給される電力を各種負荷に分配する、ジャンクションボックス、ヒューズボックス、リレーボックス等と称される電気接続箱が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-188596号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、電気接続箱を電池モジュール等の他部材に接続する場合、例えば、電気接続箱に収容された導電路に設けられた外部接続端子と、他部材に設けられた相手側接続端子との間を、直接ボルト締結して接続したり、ワイヤハーネスを介して接続することを行っている。しかしながら、ボルトやナット等の締結部品やワイヤハーネス等の接続部品が必要となる分、製造コストや製品重量が増加するため、未だ改善の余地があった。
【0005】
そこで、製造コストや製品重量の増加を抑制しつつ、外部接続端子の相手側接続端子への接続が可能な、電気接続箱および電気接続箱の接続構造を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の電気接続箱は、相手側接続端子に接続される外部接続端子と、前記外部接続端子を有する導電路と、前記導電路を収容するケースと、を備え、前記外部接続端子は、前記相手側接続端子が重ね合わされて溶接される溶接部を含む、ものである。
【0007】
本開示の電気接続箱の接続構造は、電気接続箱の接続構造であって、前記電気接続箱が、本開示に記載の電気接続箱によって構成されており、前記電気接続箱が接続される他部材に設けられた相手側接続端子が、前記外部接続端子の前記溶接部に重ね合わされて溶接されている、ものである。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、製造コストや製品重量の増加を抑制しつつ、外部接続端子の相手側接続端子への接続が可能な、電気接続箱および電気接続箱の接続構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態1に係る電気接続箱を示す斜視図である。
図2は、図1に示された電気接続箱における平面図である。
図3は、図2におけるIII-III断面を拡大して示す縦断面図である。
図4は、図1に示された電気接続箱における分解斜視図である。
図5は、図1に示された電気接続箱を構成するケースの要部を拡大して示す斜視図である。
図6は、図1に示された電気接続箱を電池パックの筐体内に配置して外部接続端子と相手側接続端子とを重ね合わせた状態を示す斜視図である。
図7は、図6に示された電気接続箱における縦断面図であって、図3に相当する図である。
図8は、図6に示された状態から+側大扉を閉状態とした状態を示す斜視図である。
図9は、図8に示された電気接続箱における要部を拡大して示す平面図である。
図10は、図9におけるX-X断面の要部を拡大して示す縦断面図である。
図11は、図8に示された状態から-側小扉を閉状態とした状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<本開示の実施形態の説明>
最初に、本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の電気接続箱は、
(1)相手側接続端子に接続される外部接続端子と、前記外部接続端子を有する導電路と、前記導電路を収容するケースと、を備え、前記外部接続端子は、前記相手側接続端子が重ね合わされて溶接される溶接部を含む、ものである。
(【0011】以降は省略されています)

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