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公開番号
2025127784
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024689
出願日
2024-02-21
発明の名称
電池劣化判定装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01R
31/392 20190101AFI20250826BHJP(測定;試験)
要約
【課題】車両用電池の劣化判定を適切に実行するための技術を提供する。
【解決手段】駐車時間取得部34は、車両の駐車時間を取得する。電池情報取得部36は、車両用電池12の電圧値を取得する。電圧補正部38は、駐車時間が所定時間より短い場合に、取得した電圧値を補正する。劣化判定部40は、補正した電圧値にもとづいて、車両用電池12の劣化を判定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の駐車時間を取得する手段と、
車両用電池の電圧値を取得する手段と、
駐車時間が所定時間より短い場合に、取得した電圧値を補正する手段と、
補正した電圧値にもとづいて、車両用電池の劣化を判定する手段と、
を備えることを特徴とする電池劣化判定装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用電池の劣化を判定するための技術に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、車両のイグニッションスイッチをオンされる都度、車両用電池の状態を表す各種パラメータが車両から電池寿命予測装置に送信される電池寿命予測システムを開示する。電池寿命予測装置は、予測対象の車両用電池の劣化指標の時系列データと、学習済みの予測モデルとにもとづいて、予測対象の車両用電池の残寿命を予測する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-148560号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両の補機バッテリなどの二次電池においては、充電されることでバッテリ液内に濃度差が生じ、電極付近の起電圧が上昇して分極電圧が発生する。そのため、充電終了後であっても、充電分極の影響が残っている状況下で車両用電池の電圧を測定すると、実際よりも高い電圧値が測定される。電圧値を車両用電池の劣化判定処理に利用する場合、時系列で測定された電圧値が正確であることが前提となるため、充電分極の影響を含む電圧値を用いると、車両用電池の劣化判定処理を適切に実行することが難しくなる。
【0005】
そこで本発明の目的は、車両用電池の劣化判定を適切に実行するための技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の電池劣化判定装置は、車両の駐車時間を取得する手段と、車両用電池の電圧値を取得する手段と、駐車時間が所定時間より短い場合に、取得した電圧値を補正する手段と、補正した電圧値にもとづいて、車両用電池の劣化を判定する手段とを備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
電池劣化判定システムの機能構成を示す図である。
(a)は車両用電池の電圧値と車両の駐車時間との関係を示す図であり、(b)は充電分極電圧と経過時間との関係を示すマップであり、(c)は当日の電圧値を前日の電圧値に置き換えた補正例を示す図である。
電圧値から充電分極の影響を除去するフローチャートを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、実施形態の電池劣化判定システム1の機能構成を示す。電池劣化判定システム1は、車両に搭載される車両システム10と、車両外部に設けられる電池劣化判定装置30とを備える。電池劣化判定装置30は、電池劣化判定システム1の運営主体により管理されるサーバ装置として設けられてよい。車両システム10と電池劣化判定装置30は、インターネットなどのネットワーク2を介して通信可能に接続する。
【0009】
車両は、走行駆動力源として内燃機関のみを使用する車両であってもよく、走行駆動力源として電動モータを使用する電動車両であってもよい。電動車両は、例えば、電気自動車(BEV:Battry Electric Vehicle)、ハイブリッド車(HEV:Hybrid Electric Vehicle)、プライグインハイブリッド車(PHEV:Plug-in Hybrid Electric Vehicle)、または燃料電池車(FCEV:Fuel Cell Electric Vehicle)などである。車両は、運転者が運転する車両であってもよいし、自動運転車両であってもよい。
【0010】
車両システム10は、車載機器に電力を供給する車両用電池12と、車両用電池12の状態を計測するセンサ14と、車両用電池12の管理を含む電源管理を行う制御部16と、外部の電池劣化判定装置30と通信する通信部18とを備える。車両用電池12は、充放電可能な二次電池である補機バッテリであってよく、車両の走行中に充電されてよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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