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公開番号2025127836
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-02
出願番号2024024766
出願日2024-02-21
発明の名称携帯端末、その制御方法、システム、プログラム及び記憶媒体
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G08G 1/00 20060101AFI20250826BHJP(信号)
要約【課題】容易に運転者による車両の運転を評価可能な技術を提供する。
【解決手段】本開示に係るプログラムは、コンピュータを、携帯端末の各手段として機能させるプログラムであって、プログラムは、車両の運転に関する安全運転支援用のプログラムであり、携帯端末は個別の運転者に関連付けられており、携帯端末は、運転中の車両に配置された携帯端末のセンサ又は車両に備わるセンサで検出される加速度を、車両の加速度として取得する取得手段と、車両の加速度に基づいて、車両の運転者による運転についての危険度に関する順位を決定する決定手段と、決定された順位に従う表示を、ディスプレイに表示させる表示制御手段と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
コンピュータを、携帯端末の各手段として機能させるプログラムであって、前記プログラムは、車両の運転に関する安全運転支援用のプログラムであり、前記携帯端末は個別の運転者に関連付けられており、前記携帯端末は、
運転中の車両に配置された前記携帯端末のセンサ又は前記車両に備わるセンサで検出される加速度を、前記車両の加速度として取得する取得手段と、
前記車両の加速度に基づいて、前記車両の運転者による運転についての危険度に関する順位を決定する決定手段と、
決定された順位に従う表示を、ディスプレイに表示させる表示制御手段と、を有することを特徴とするプログラム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記車両の加速度に基づいて、前記車両の運転者による運転を評価する評価手段を更に有し、
前記決定手段は、前記運転者による運転の評価結果と、過去の複数の運転者の走行履歴に基づく前記複数の運転者の運転の評価結果との比較に基づいて、前記運転者の前記危険度に関する順位を決定する、ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記取得手段は、前記携帯端末のセンサ又は前記車両に備わるセンサで検出される位置を、前記車両の位置として更に取得し、
前記決定手段は、前記運転者の前記危険度に関する順位を、所定の走行距離ごとに再計算する、ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項4】
前記表示制御手段は、前記車両が移動中である場合には、前記運転者の前記危険度に関する順位の相対的変動を前記ディスプレイに表示させる、ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項5】
前記表示制御手段は、前記車両が停止中である場合には、前記運転者の前記危険度に関する順位を表す数値を前記ディスプレイに表示させる、ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項6】
前記表示制御手段は、前記車両が停止中である場合には、前記運転者の前記危険度に関する順位の所定期間における推移を更に前記ディスプレイに表示させる、ことを特徴とする請求項5に記載のプログラム。
【請求項7】
前記表示制御手段は、前記車両が移動中であるか、停止中であるかに応じて、前記運転者の前記危険度に関する順位の所定期間における推移を表示するか否かを切り替える、ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項8】
前記表示制御手段は、前記運転者の前記危険度に関する順位が所定の順位よりも低い場合、当該順位が前記所定の順位以上である場合とは異なる表示色を用いて、前記決定された順位に従う表示を前記ディスプレイに表示させる、ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項9】
前記表示制御手段は、前記運転者の前記危険度に関する順位が所定の順位以上である場合、当該順位が前記所定の順位より低い場合とは異なる表示色を用いて、前記決定された順位に従う表示を前記ディスプレイに表示させる、ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項10】
前記評価手段は、第1の所定値以上の大きさの加速度が発生するイベントの発生頻度と、前記第1の所定値より小さい第2の所定値以上の大きさの加速度が発生するイベントの発生頻度とを少なくとも計測することにより、運転者による運転を評価する、ことを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯端末、その制御方法、システム、プログラム及び記憶媒体に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、急ブレーキ操作を控えようとする運転者の意識を向上させる安全運転評価システムが知られている(特許文献1)。特許文献1に係る安全運転評価システムでは、車両の運転者によるブレーキ操作の回数を計測し、ブレーキ操作の中の急ブレーキの割合や、急ブレーキの妥当性に応じて、運転者による運転を評価する技術を開示している(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5057167号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術では、車両内に組み込まれたナビゲーションがブレーキ操作の情報を取得し、当該ブレーキ操作に基づいて運転を評価する。車両内に組み込まれたナビゲーションを用いて個別の運転者の運転を評価するためには、ナビゲーションは誰が運転しているのかを特定する必要がある。すなわち、ナビゲーションは、運転者が車両に乗車するたびに、運転者にログインを要求するなどの運転者を特定する処理を行う必要がある。運転者にとって車両に乗車するたびに自身を特定するための操作や動作を行うのは煩わしい場合があり、ひいては個別の運転者が特定されないまま運転が行われることも生じ得る。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、容易に運転者による車両の運転を評価可能な技術を実現することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、
コンピュータを、携帯端末の各手段として機能させるプログラムであって、前記プログラムは、車両の運転に関する安全運転支援用のプログラムであり、前記携帯端末は個別の運転者に関連付けられており、前記携帯端末は、
運転中の車両に配置された前記携帯端末のセンサ又は前記車両に備わるセンサで検出される加速度を、前記車両の加速度として取得する取得手段と、
前記車両の加速度に基づいて、前記車両の運転者による運転についての危険度に関する順位を決定する決定手段と、
決定された順位に従う表示を、ディスプレイに表示させる表示制御手段と、を有することを特徴とするプログラムが提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、容易に運転者による車両の運転を評価可能な技術を実現することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の本実施形態に係る携帯端末の機能構成例を示すブロック図
本実施形態に係る携帯端末を用いた運転評価の表示例について説明する図
本実施形態に係る運転評価結果の他の表示例について説明する図
本実施形態に係る運転評価処理の一連の動作を示すフローチャート
本実施形態に係る救済処理の一連の動作を示すフローチャート
本実施形態に係る運転評価の表示例による効果を説明する図
本実施形態に係る携帯端末を用いた運転評価の他の表示例について説明する図
本実施形態に係る運転評価結果の他の表示例について説明する図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
<携帯端末の構成>
次に、携帯端末100の構成例について、図1を参照して説明する。図1に示す構成例は、本実施形態の携帯端末100の一例としてのスマートフォンの構成例を示している。なお、説明する機能ブロックの各々は、統合されまたは分離されてもよく、また説明する機能が別のブロックで実現されてもよい。また、ハードウェアとして説明するものがソフトウェアで実現されてもよく、その逆であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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