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公開番号
2025129435
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-04
出願番号
2025115782,2022073585
出願日
2025-07-09,2022-04-27
発明の名称
回転電機用の端末モジュール
出願人
住友電装株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02K
5/22 20060101AFI20250828BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】簡単な構成により回転電機から伝達される振動を低減できる端末モジュールを提供する。
【解決手段】端末モジュール100は、回転電機を構成するステータと、端子台80との間を電気的に接続する。端末モジュール100は、複数のバスバ10,20,30,40と、複数のバスバ10,20,30,40を覆う保持部材50とを備えている。複数のバスバ10,20,30は、第1端部11,21,31と第2端部12,22,32との間に位置し、第1方向Xに延在する長尺状の延在部13,23,33と、延在部13,23,33と第2端部12,22、32との間に位置する中間部とを有している。延在部13,23,33は、ステータから端子台80に向けて伝達される振動を低減可能に構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
回転電機を構成するステータと、端子台との間を電気的に接続する回転電機用の端末モジュールであって、
金属板材により一体形成された複数のバスバと、
電気絶縁性の樹脂により形成されて前記複数のバスバを覆うとともに前記複数のバスバ同士の間に介在する保持部材と、を備え、
前記回転電機の軸線方向及び周方向を、それぞれ第1方向及び第2方向とするとき、
前記複数のバスバは、
前記端子台と電気的に接続される第1端部と、
前記ステータのコイルと電気的に接続される第2端部と、
前記第1端部と前記第2端部との間に位置し、前記第1方向に延在する長尺状の延在部と、
前記延在部と前記第2端部との間に位置し、前記保持部材により覆われる中間部と、を有し、前記第2方向において並んで配置される第1バスバ、第2バスバ、及び第3バスバを含んでおり、
前記第1端部と前記延在部とは連続して前記第1方向に延びる平板状であり、
前記延在部は、前記ステータから前記端子台に向けて伝達される振動を低減可能に構成されている、
回転電機用の端末モジュール。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
電気絶縁性の樹脂により形成されて前記第1バスバ、前記第2バスバ、及び前記第3バスバの各々の前記延在部を一体的に覆う連結部材を備えている、
請求項1に記載の回転電機用の端末モジュール。
【請求項3】
前記連結部材は、前記延在部の各々が前記第1方向において貫通する複数の孔を有しており、
前記第1バスバ、前記第2バスバ、及び前記第3バスバのうち少なくとも1つの前記延在部と、前記連結部材とは、前記連結部材が当該延在部に対して前記第1方向に相対移動することを凹凸の関係により規制する規制部を有している、
請求項2に記載の回転電機用の端末モジュール。
【請求項4】
前記規制部は、前記第1バスバ、前記第2バスバ、及び前記第3バスバのうち少なくとも1つの前記延在部から前記孔の内周面に向けて突出する凸部と、前記内周面に形成された凹部と、を含んでいる、
請求項3に記載の回転電機用の端末モジュール。
【請求項5】
前記凸部は、前記延在部のうち前記第1方向における中央部よりも前記第1端部に近い位置に設けられている、
請求項4に記載の回転電機用の端末モジュール。
【請求項6】
前記第1バスバ、前記第2バスバ、及び前記第3バスバの各々の前記中間部は、前記第2方向に延びる長尺状の本体部と、前記本体部から屈曲して前記第1方向において前記延在部とは反対側に延びるとともに前記第2端部に連結される脚部と、を有している、
請求項1に記載の回転電機用の端末モジュール。
【請求項7】
前記保持部材は、前記第1バスバ、第2バスバを覆うとともに前記第1バスバと前記第2バスバとの間に介在する第1保持部と、前記第1保持部及び前記第3バスバを覆う第2保持部と、を有している、
請求項6に記載の回転電機用の端末モジュール。
【請求項8】
前記回転電機の径方向を、第3方向とするとき、
前記第3バスバは、前記第3バスバの前記延在部と前記中間部との間に屈曲部を有しており、
前記屈曲部は、前記延在部から屈曲して前記第3方向の内側に延びる部分を有している、
請求項7に記載の回転電機用の端末モジュール。
【請求項9】
前記第1保持部は、前記第3バスバの一部分が嵌合する溝部を有しており、
前記溝部は、前記一部分が当接する底面と、前記第2方向において前記底面の両側から立ち上がる一対の側面と、を備え、
前記一対の側面は、前記一部分を前記第2方向に挟んでいる、
請求項7または請求項8に記載の回転電機用の端末モジュール。
【請求項10】
前記複数のバスバは、前記コイルの中性線と電気的に接続される第4バスバを含んでおり、
前記第1保持部は、前記第3バスバの前記第1方向の一端面が当接される第1当接面と、前記第1方向において前記第1当接面とは反対側に位置するとともに、前記第4バスバが当接される第2当接面と、を有するベース部を備えており、
前記第2保持部は、前記第4バスバを覆っている、
請求項7に記載の回転電機用の端末モジュール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、回転電機用の端末モジュールに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電動機と、電動機に電力を供給する電源回路との間を電気的に接続するバスバが開示されている。このバスバは、電源回路の端子台に取り付けられる一端側の端子部と、電動機のステータ端子に取り付けられる他端側の端子部と、両端子部に接合されて端子部同士の間を電気的に接続する本体部とを有している。
【0003】
本体部は、可撓性を有する導体により構成されている。
こうしたバスバによれば、電動機から伝達される振動が可撓性を有する本体部によって吸収される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-9781号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、こうしたバスバを備える回転電機用の端末モジュールにおいては、バスバの本体部と端子部とが別体にて設けられているため、部品点数が増加するとともに、本体部と端子部とを接合する手間を要する。
【0006】
本開示の目的は、簡単な構成により回転電機から伝達される振動を低減できる回転電機用の端末モジュールを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の回転電機用の端末モジュールは、回転電機を構成するステータと、端子台との間を電気的に接続する回転電機用の端末モジュールであって、金属板材により一体形成された複数のバスバと、電気絶縁性の樹脂により形成されて前記複数のバスバを覆うとともに前記複数のバスバ同士の間に介在する保持部材と、を備え、前記回転電機の軸線方向及び周方向を、それぞれ第1方向及び第2方向とするとき、前記複数のバスバは、前記端子台と電気的に接続される第1端部と、前記ステータのコイルと電気的に接続される第2端部と、前記第1端部と前記第2端部との間に位置し、前記第1方向に延在する長尺状の延在部と、前記延在部と前記第2端部との間に位置し、前記保持部材により覆われる中間部と、を有し、前記第2方向において並んで配置される第1バスバ、第2バスバ、及び第3バスバを含んでおり、前記延在部は、前記ステータから前記端子台に向けて伝達される振動を低減可能に構成されている。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、簡単な構成により回転電機から伝達される振動を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、回転電機用の端末モジュールの一実施形態について、端子台に取り付けられた端末モジュールを示す斜視図である。
図2は、図1の端末モジュールについて、ステータに取り付けられた状態を示す平面図である。
図3は、図1の端末モジュールを示す下面図である。
図4は、第1バスバ及び第2バスバを示す斜視図である。
図5は、第3バスバを示す斜視図である。
図6は、第4バスバを示す斜視図である。
図7は、一次モールド体を示す斜視図である。
図8は、図7の一次モールド体を示す下面図である。
図9は、図7の一次モールド体の成形工程を示す図であって、第1成形型のキャビティ内に溶融樹脂が充填された状態を示す断面図である。
図10は、一次モールド体、第3バスバ、及び第4バスバを分離して示す斜視図である。
図11は、一次モールド体に第3バスバ及び第4バスバが取付けられた状態を示す平面図である。
図12は、一次モールド体に第3バスバ及び第4バスバが取付けられた状態を示す下面図である。
図13は、二次モールド体の成形工程を示す図であって、第2成形型のキャビティ内に溶融樹脂が充填された状態を示す断面図である。
図14は、図2の14X-14X線に沿った断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の回転電機用の端末モジュールは、
[1]回転電機を構成するステータと、端子台との間を電気的に接続する回転電機用の端末モジュールであって、金属板材により一体形成された複数のバスバと、電気絶縁性の樹脂により形成されて前記複数のバスバを覆うとともに前記複数のバスバ同士の間に介在する保持部材と、を備え、前記回転電機の軸線方向及び周方向を、それぞれ第1方向及び第2方向とするとき、前記複数のバスバは、前記端子台と電気的に接続される第1端部と、前記ステータのコイルと電気的に接続される第2端部と、前記第1端部と前記第2端部との間に位置し、前記第1方向に延在する長尺状の延在部と、前記延在部と前記第2端部との間に位置し、前記保持部材により覆われる中間部と、を有し、前記第2方向において並んで配置される第1バスバ、第2バスバ、及び第3バスバを含んでおり、前記延在部は、前記ステータから前記端子台に向けて伝達される振動を低減可能に構成されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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