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公開番号
2025118258
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024013480
出願日
2024-01-31
発明の名称
コネクタ
出願人
住友電装株式会社
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
H01R
13/514 20060101AFI20250805BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】サブハウジングを分離する作業の作業性を良くすることが可能なコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ100は、上下方向に連結された複数のサブハウジング20を備え、複数のサブハウジング20のうち上下方向に隣接するサブハウジング20は、互いに係止することでサブハウジング20同士の分離を抑制する係止部を11有し、係止部11は、隣接するサブハウジング20のうち一方のサブハウジング20から他方のサブハウジング20に向かって片持ち状に延出して設けられた弾性係止部24と、他方のサブハウジング20に設けられて弾性係止部に係止される係止受け部25と、を有し、サブハウジング20は、ガイド溝部50を有し、ガイド溝部50は、相手側コネクタと嵌合する側の前面または相手側コネクタと嵌合する側とは反対側の後面において、弾性係止部24の延出端部に対応する位置に開口している差込口51を有し、差込口51から弾性係止部24の延出端部に向かって延びており、弾性係止部24の延出端部に臨んでいる。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
上下方向に連結された複数のサブハウジングを備え、
前記複数のサブハウジングのうち上下方向に隣接するサブハウジングは、互いに係止することで前記サブハウジング同士の分離を抑制する係止部を有し、
前記係止部は、隣接する前記サブハウジングのうち一方のサブハウジングから他方のサブハウジングに向かって片持ち状に延出して設けられた弾性係止部と、前記他方のサブハウジングに設けられて前記弾性係止部に係止される係止受け部と、を有し、
前記サブハウジングは、ガイド溝部を有し、
前記ガイド溝部は、相手側コネクタと嵌合する側の前面または前記相手側コネクタと嵌合する側とは反対側の後面において、前記弾性係止部の延出端部に対応する位置に開口している差込口を有し、前記差込口から前記弾性係止部の延出端部に向かって延びており、前記弾性係止部の延出端部に臨んでいる、コネクタ。
続きを表示(約 150 文字)
【請求項2】
前記差込口は、前記相手側コネクタと嵌合する側の前面に形成されている、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記サブハウジングは、隣接する他のサブハウジングの前記弾性係止部の延出端部の先方に張り出す張出部を備えている、請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複数のサブハウジングを積層した積層コネクタが知られている。積層されたサブハウジング同士は、係止部によって分離しないように保持されている。積層されたサブハウジング同士の分離は、例えば下記特許文献1~3に記載されているように、解除用治具を用いてなされる。
【0003】
下記特許文献1に記載された解除用治具は、左右の解除ピンを有している。作業者は、積層された状態のサブハウジングに対し、ロックアームの内部空間に解除用治具の解除ピンを挿入する。係止部は、解除ピンによって押されて係止解除される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-222399号公報
特開2005-25997号公報
特開2008-84672号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記のようなサブハウジング同士の分離作業において、治具の差し込み位置や差し込み方向がわかりにくい場合があり、作業性がわるいという問題があった。
【0006】
そこで、本開示は、サブハウジングを分離する作業の作業性を良くすることが可能なコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のコネクタは、上下方向に連結された複数のサブハウジングを備え、前記複数のサブハウジングのうち上下方向に隣接するサブハウジングは、互いに係止することで前記サブハウジング同士の分離を抑制する係止部を有し、前記係止部は、隣接する前記サブハウジングのうち一方のサブハウジングから他方のサブハウジングに向かって片持ち状に延出して設けられた弾性係止部と、前記他方のサブハウジングに設けられて前記弾性係止部に係止される係止受け部と、を有し、前記サブハウジングは、ガイド溝部を有し、前記ガイド溝部は、相手側コネクタと嵌合する側の前面または前記相手側コネクタと嵌合する側とは反対側の後面において、前記弾性係止部の延出端部に対応する位置に開口している差込口を有し、前記差込口から前記弾性係止部の延出端部に向かって延びており、前記ガイド溝部の延び方向の奥側は、前記弾性係止部の延出端部に臨んでいるものである。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、サブハウジングを分離する作業の作業性を良くすることが可能なコネクタを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本実施形態にかかるコネクタであって、複数のサブハウジングが連結状態でフレームに収容される様子を示す斜視図である。
図2は、コネクタを示す断面図である。
図3は、サブハウジング及び端子金具を示す斜視図である。
図4は、サブハウジングを示す斜視図である。
図5は、サブハウジングを示す側面図である。
図6は、サブハウジングを示す正面図である。
図7は、係止状態の係止部を示す一部拡大断面図である。
図8は、連結状態において差込口に治具を挿入する様子を示す斜視図
図9は、差込口を示す一部拡大正面図である。
図10は、差込口からガイド溝部に治具を挿入する様子を示す一部拡大側面図である。
図11は、差込口からガイド溝部に治具を挿入する様子を示す一部拡大断面図である。
図12は、係止解除された状態の係止部を示す一部拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
[1]本開示のコネクタは、上下方向に連結された複数のサブハウジングを備え、前記複数のサブハウジングのうち上下方向に隣接するサブハウジングは、互いに係止することで前記サブハウジング同士の分離を抑制する係止部を有し、前記係止部は、隣接する前記サブハウジングのうち一方のサブハウジングから他方のサブハウジングに向かって片持ち状に延出して設けられた弾性係止部と、前記他方のサブハウジングに設けられて前記弾性係止部に係止される係止受け部と、を有し、前記サブハウジングは、ガイド溝部を有し、前記ガイド溝部は、相手側コネクタと嵌合する側の前面または前記相手側コネクタと嵌合する側とは反対側の後面において、前記弾性係止部の延出端部に対応する位置に開口している差込口を有し、前記差込口から前記弾性係止部の延出端部に向かって延びており、前記弾性係止部の延出端部に臨んでいるものである。このような構成によれば、連結されたサブハウジング同士を分離する場合、作業者は、ガイド溝部の差込口に治具を差し込む。治具は、ガイド溝部に案内されて奥側に挿入され、弾性係止部の延出端部に接触し、係止部を係止解除させる。治具の差し込み位置は差込口が見えるため明らかであり、治具の差し込み方向はガイド溝部によって案内されるから、サブハウジングを分離する作業の作業性を良くすることができる。
[2]上記[1]に記載のコネクタにおいて、前記差込口は、前記相手側コネクタと嵌合する側の前面に形成されているものとしてもよい。このような構成によれば、相手側コネクタと嵌合する側の面には電線が引き出されていないから、作業者は治具の差込口を視認しやすい。したがって、サブハウジングを分離する作業の作業性をより良くすることができる。
[3]上記[1]または[2]に記載のコネクタにおいて、前記サブハウジングは、隣接する他のサブハウジングの前記弾性係止部の延出端部の先方に張り出す張出部を備えているものとしてもよい。このような構成によれば、作業者は、誤って弾性係止部の先方から治具を差し入れることを防止される。したがって、作業者は、間違いなくガイド溝部の差込口に治具を差し入れることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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