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公開番号
2025129938
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024026927
出願日
2024-02-26
発明の名称
車両上部構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
B60R
13/04 20060101AFI20250829BHJP(車両一般)
要約
【課題】レールガーニッシュとハッチバックドアとの間の見切り隙を小さくする。
【解決手段】車両上部構造30は、ハッチバックドア10、及び、ルーフサイドレール12を覆うレールガーニッシュ14bとを備える。レールガーニッシュ14bは、ルーフサイドレール12に沿って設けられ、その後端32aが閉状態のハッチバックドア10(上端部10b)の前端10aの近傍まで延びる基部32と、基部32の後端32aから下方に延びる壁部34とを含む。壁部34の後側面34aの上端部は、後方に傾斜している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ハッチバックドアと、
ルーフサイドレールを覆うレールガーニッシュと、
を備え、
前記レールガーニッシュは、
前記ルーフサイドレールに沿って設けられる基部であって、その後端が閉状態のハッチバックドアの前端の近傍まで延びる基部と、
前記基部の後端から下方に延びる壁部と、
を有し、
前記壁部の後側面の上端部は、下方に向かって、車両前後方向の前方に傾斜している、
ことを特徴とする車両上部構造。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記壁部の後側面の下端部は、下方に向かって、車両前後方向の後方に傾斜している、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両上部構造。
【請求項3】
前記壁部の後側面の下端の車両前後方向の位置は、前記壁部の後側面の上端の車両前後方向の位置と同じ位置、又は、前記壁部の後側面の上端の車両前後方向の位置よりも車両前後方向の後方にある、
ことを特徴とする請求項2に記載の車両上部構造。
【請求項4】
前記壁部の後側面は、前記ハッチバックドアの開閉に伴う前記ハッチバックドアの前端の移動軌跡に沿って湾曲している、
ことを特徴とする請求項2に記載の車両上部構造。
【請求項5】
前記レールガーニッシュは、樹脂製である、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両上部構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、車両上部構造の改良を開示する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両には、ルーフサイドレールを覆うレールガーニッシュが設けられている(例えば特許文献1)。ルーフサイドレールとは、フロントピラー、センターピラー、及びリアピラーの上端を接続する、車両前後方向に延びるフレーム部材である。レールガーニッシュは、主に装飾用の部材である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-026239号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
図2は、車両後部に設けられた跳ね上げタイプのドアであるハッチバックドア10、及び、ルーフサイドレール12を覆うレールガーニッシュ14を有する車両の側面図である。また、図3は、図2のA部分の拡大断面図であり、従来における車両上部構造20を示す断面図である。本明細書が参照する図面において、「FR」は車両前後方向の前方を表し、「FR」の反対方向は車両前後方向の後方を表す。本明細書では、車両前後方向の前方を単に前方と記載し、車両前後方向の後方を単に後方と記載する。また、「UP」は垂直方向上方を表し、「UP」の反対方向は垂直方向下方を表す。本明細書では、ある位置の上方と記載した場合、当該位置から垂直方向上方のみならず、当該位置から斜め上方も含むことを意味する。また、ある位置の下方と記載した場合、当該位置から垂直方向下方のみならず、当該位置から斜め下方も含むことを意味する。
【0005】
従来の車両上部構造20が有するレールガーニッシュ14をレールガーニッシュ14aと記載する。レールガーニッシュ14aは鋼板で形成されている。図3を参照し、レールガーニッシュ14aは、ルーフサイドレール12に沿って設けられ、車両前後方向に延びる基部22と、基部22の後端22aから下方に延びる壁部24とを含んで構成されている。特に、レールガーニッシュ14aの壁部24は、基部22の後端22aから真っすぐに、ほぼ垂直方向下方に延びている。
【0006】
基部22の後端22aは、閉状態のハッチバックドア10の前端10a近傍まで延伸している。図3に示される符号10bは、閉状態のハッチバックドア10の上端部である。図3の実線で示されるように、閉状態において上端部10bは車両前後方向(略水平方向)に延びている。ハッチバックドア10の前端10aとは、上端部10bの前端である。
【0007】
ハッチバックドア10は、車幅方向に平行な回転軸を中心に回転することによって開閉する。ハッチバックドア10が閉状態から開く場合、図3の矢印ARが示すように、前端10aが下方に移動するように上端部10bが回転する。図3においては、上端部10bが回転する様子が破線で示されている。
【0008】
ハッチバックドア10の回転軸が、閉状態のハッチバックドア10の上端部10bよりも下方にある場合(回転軸がハッチバックドア10の前端10aよりも後方にあることは言うまでもない)、ハッチバックドア10(上端部10b)が閉状態から開状態へ向けて回転するに応じて、前端10aが前方に移動する。ここで、回転する上端部10bがレールガーニッシュ14aの壁部24に接触してはいけないので、壁部24は、ハッチバックドア10の開閉(つまり上端部10bの回転)に伴う、前端10aの移動軌跡における最前位置Pfよりも前方に設けられる。
【0009】
このように、従来においては、壁部24は、最前位置Pfよりも前方においてほぼ垂直方向に設けられていた。そして、閉状態のハッチバックドア10の前端10aが、最前位置Pfよりも後方に位置する場合がある。その場合、レールガーニッシュ14a(基部22の後端22a)と、閉状態のハッチバックドア10(上端部10bの前端10a)との間の見切り隙G1は、どうしても壁部24と最前位置Pfとの間の隙間よりも大きくなってしまう。すなわち、見切り隙G1が大きくなってしまうという問題が生じていた。
【0010】
本明細書で開示される車両上部構造の目的は、レールガーニッシュとハッチバックドアとの間の見切り隙を小さくすることにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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