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公開番号
2025130442
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-08
出願番号
2024027605
出願日
2024-02-27
発明の名称
検査支援装置、検査支援方法、及び検査支援プログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
G16H
10/40 20180101AFI20250901BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】検査中の患者の不安等の感情に起因する検査の中断を予測することのできる検査支援装置を実現する。
【解決手段】検査支援装置は、患者に対する検査の実施中における当該患者の発言内容を表す発言情報と、上記検査の実施中における前記患者の感情に関する状態情報と、上記検査の基礎情報とを取得する取得部と、過去の検査の中断例を教師データとして用いる機械学習により生成された、検査の中断確率を予測する予測モデルを用いて、上記発言情報、上記状態情報、及び上記基礎情報から上記患者に対する検査の中断確率を予測する中断予測部と、上記中断確率を出力する出力部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
患者に対する検査の実施中における当該患者の発言内容を表す発言情報と、前記検査の実施中における前記患者の感情に関する状態情報と、前記検査の基礎情報とを取得する取得手段と、
過去の検査の中断例を教師データとして用いる機械学習により生成された、検査の中断確率を予測する予測モデルを用いて、前記発言情報、前記状態情報、及び前記基礎情報から前記患者に対する検査の中断確率を予測する中断予測手段と、
前記中断確率を出力する出力手段と、
を備える検査支援装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
機械学習により生成された言語モデルを用いて、前記基礎情報、前記発言情報及び前記状態情報から、前記患者に対する検査の中断の根拠及び対処法のアドバイスの少なくともいずれか一方を表す文章を生成する文章生成手段、を更に備え、
前記出力手段は、前記中断確率に加えて、前記文章を出力する、
請求項1に記載の検査支援装置。
【請求項3】
前記検査における前記患者の感情分析を行う感情分析手段、を更に備え、
前記取得手段は、前記感情分析手段の分析結果を含む前記状態情報を取得する、
請求項1又は2に記載の検査支援装置。
【請求項4】
前記取得手段は、前記患者に対する検査の実施中において収音された音声を表す音声データを取得し、当該音声データをテキスト形式の前記発言情報に変換する、
請求項1又は2に記載の検査支援装置。
【請求項5】
前記中断予測手段は、前記状態情報を参照して前記患者が不安を感じているかを判別し、前記患者が不安を感じていると判別した場合に、前記中断確率を予測する、
請求項1又は2に記載の検査支援装置。
【請求項6】
前記状態情報は、前記検査における前記患者の表情、話し方、バイタルサイン、及び感情分析の結果、の少なくともいずれか一つを示す情報を含む、
請求項1又は2に記載の検査支援装置。
【請求項7】
前記中断確率は、前記患者に対する検査を行う医療従事者の意思決定に用いられる、
請求項1又は2に記載の検査支援装置。
【請求項8】
少なくとも1つのプロセッサが、患者に対する検査の実施中における当該患者の発言内容を表す発言情報と、前記検査の実施中における前記患者の感情に関する状態情報と、前記検査の基礎情報とを取得する取得処理と、
前記少なくとも1つのプロセッサが、過去の検査の中断例を教師データとして用いる機械学習により生成された、検査の中断確率を予測する予測モデルを用いて、前記発言情報、前記状態情報、及び前記基礎情報から前記患者に対する検査の中断確率を予測する中断予測処理と、
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記中断確率を出力する出力処理と、
を含む検査支援方法。
【請求項9】
コンピュータを検査支援装置として機能させるための検査支援プログラムであって、前記コンピュータを、
患者に対する検査の実施中における当該患者の発言内容を表す発言情報と、前記検査の実施中における前記患者の感情に関する状態情報と、前記検査の基礎情報とを取得する取得手段と、
過去の検査の中断例を教師データとして用いる機械学習により生成された、検査の中断確率を予測する予測モデルを用いて、前記発言情報、前記状態情報、及び前記基礎情報から前記患者に対する検査の中断確率を予測する中断予測手段と、
前記中断確率を出力する出力手段と、
として機能させるための検査支援プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、検査支援装置、検査支援方法、及び検査支援プログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
診療を支援する技術が知られている。診療を支援する技術の一例としては、例えば特許文献1に記載の技術が挙げられる。特許文献1には、患者の様々な側面に応じた診療を支援するシステムが記載されている。特許文献1に記載のシステムは、取得部と、分析部と、表示制御部とを備える。取得部は、患者に関連する患者情報と、問診に対する患者の回答内容を示す問診情報と、患者の会話が記録された会話情報とを取得する。分析部は、患者情報と、問診情報と、会話情報とを用いた分析処理により、患者の心理的側面及び社会的側面を示す患者特徴情報を生成する。表示制御部は、患者特徴情報に基づいて、患者の心理的側面及び社会的側面を識別可能に表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-071244号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、内視鏡検査等の検査では、患者が緊張したり不安を感じたりする場合がある。そのような場合、患者が痛みを感じる等により検査が中断してしまう場合がある。特許文献1に記載の技術では、検査中の患者の不安等の感情に起因する検査の中断を予測することができないという問題がある。
【0005】
本開示は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その一例示的目的は、検査中の患者の不安等の感情に起因する検査の中断を予測できる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一例示的側面に係る検査支援装置は、患者に対する検査の実施中における当該患者の発言内容を表す発言情報と、前記検査の実施中における前記患者の感情に関する状態情報と、前記検査の基礎情報とを取得する取得手段と、過去の検査の中断例を教師データとして用いる機械学習により生成された、検査の中断確率を予測する予測モデルを用いて、前記発言情報、前記状態情報、及び前記基礎情報から前記患者に対する検査の中断確率を予測する中断予測手段と、前記中断確率を出力する出力手段と、を備える。
【0007】
本開示の一例示的側面に係る検査支援方法は、少なくとも1つのプロセッサが、患者に対する検査の実施中における当該患者の発言内容を表す発言情報と、前記検査の実施中における前記患者の感情に関する状態情報と、前記検査の基礎情報とを取得する取得処理と、前記少なくとも1つのプロセッサが、過去の検査の中断例を教師データとして用いる機械学習により生成された、検査の中断確率を予測する予測モデルを用いて、前記発言情報、前記状態情報、及び前記基礎情報から前記患者に対する検査の中断確率を予測する中断予測処理と、前記少なくとも1つのプロセッサが、前記中断確率を出力する出力処理と、を含む。
【0008】
本開示の一例示的側面に係る検査支援プログラムは、コンピュータを検査支援装置として機能させるための検査支援プログラムであって、前記コンピュータを、患者に対する検査の実施中における当該患者の発言内容を表す発言情報と、前記検査の実施中における前記患者の感情に関する状態情報と、前記検査の基礎情報とを取得する取得手段と、過去の検査の中断例を教師データとして用いる機械学習により生成された、検査の中断確率を予測する予測モデルを用いて、前記発言情報、前記状態情報、及び前記基礎情報から前記患者に対する検査の中断確率を予測する中断予測手段と、前記中断確率を出力する出力手段と、として機能させる。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一例示的側面によれば、検査中の患者の不安等の感情に起因する検査の中断を予測する技術を提供することができるという一例示的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示に係る検査支援装置の構成を示すブロック図である。
本開示に係る検査支援方法の流れを示すフロー図である。
本開示に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。
本開示に係る制御部の機能構成を示す図である。
本開示に係る出力制御部が出力する出力情報の具体例を示す図である。
本開示に係る検査支援方法の流れの一例を示すフロー図である。
本開示に係る検査支援装置又は情報処理装置として機能するコンピュータの構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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