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公開番号2025131005
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2024028462
出願日2024-02-28
発明の名称超音波内視鏡
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人航栄事務所
主分類A61B 8/12 20060101AFI20250902BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】小型化が可能な超音波内視鏡を提供する。
【解決手段】超音波内視鏡12は、超音波振動子ユニット46と、撮像部と、を含む先端部40を備え、超音波振動子ユニット46は、超音波振動子48とバッキング材層54とを含み、バッキング材層54のガラス転移温度は、5度以上45度以下、好ましくは、より好ましくは20度以上40度以下、より好ましくは25度以上35度以下である。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
超音波送受信部と、撮像部と、を含む先端部を備え、
前記超音波送受信部は、超音波振動子とバッキング材層とを含み、
前記バッキング材層のガラス転移温度は、45度以下である超音波内視鏡。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
請求項1に記載の超音波内視鏡であって、
前記ガラス転移温度は、10度以上である超音波内視鏡。
【請求項3】
請求項2に記載の超音波内視鏡であって、
前記ガラス転移温度は、40度以下である超音波内視鏡。
【請求項4】
請求項3に記載の超音波内視鏡であって、
前記ガラス転移温度は、20度以上である超音波内視鏡。
【請求項5】
請求項4に記載の超音波内視鏡であって、
前記ガラス転移温度は、25度以上35度以下である超音波内視鏡。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか1項に記載の超音波内視鏡であって、
前記先端部には、前記超音波送受信部と前記超音波振動子に接続されるケーブルとを収容する収容部と、前記収容部内の隙間を埋める充填剤と、が設けられ、
前記充填剤の硬度は、前記バッキング材層の硬度よりも大きい超音波内視鏡。
【請求項7】
請求項6に記載の超音波内視鏡であって、
前記充填剤は、架橋密度が500mol/m

以上12000mol/m

以下のエポキシ樹脂である超音波内視鏡。
【請求項8】
請求項1から5のいずれか1項に記載の超音波内視鏡であって、
前記バッキング材層は、ポリウレア樹脂、ポリウレタン構造を有するエポキシ樹脂、及びポリエーテルアミン構造を有するエポキシ樹脂のうち、少なくとも1種類を含んで構成されている超音波内視鏡。
【請求項9】
請求項8に記載の超音波内視鏡であって、
前記バッキング材層は、放熱フィラーを含んで構成されている超音波内視鏡。
【請求項10】
請求項9に記載の超音波内視鏡であって、
前記放熱フィラーの熱電伝導率は、30W/m・K以上である超音波内視鏡。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、超音波内視鏡に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1から3には、超音波振動子ユニットに設けられるバッキング材層の物性例が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-062170号公報
特開2011-176420号公報
特開2005-177479号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的は、小型化が可能な超音波内視鏡を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の技術に係る一つの実施形態の超音波内視鏡は、超音波送受信部と、撮像部と、を含む先端部を備え、上記超音波送受信部は、超音波振動子とバッキング材層とを含み、上記バッキング材層のガラス転移温度は、45度以下であるものである。
【発明の効果】
【0006】
本開示の技術によれば、小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本開示の技術の一実施形態である超音波内視鏡12を使用する超音波検査システム10の一例を示す概略構成図である。
図2は、図1に示す先端部40及びその近傍を示す部分拡大平面図である。
図3は、図2に示すIII-III線に沿った断面図であり、先端部40をその長手軸方向に沿った中心線で切断した縦断面図である。
図4は、図3に示すIV-IV線に沿った断面図であり、先端部40の超音波観察部36の超音波振動子アレイ50の円弧構造の中心線で切断した横断面図である。
図5は、信号ケーブル110の軸線に垂直な断面を示す模式図である。
図6は、ケーブル100の軸線に垂直な断面を示す模式図である。
図7は、基板60とケーブル100とを含む部分の拡大図である。
図8は、図3に示す断面の一部を省略して充填剤80の位置を示した図である。
図9は、図7のA-A矢視の断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、本開示の技術の一実施形態である超音波内視鏡12を使用する超音波検査システム10の一例を示す概略構成図である。超音波検査システム10は、超音波内視鏡12と、超音波画像を生成する超音波用プロセッサ装置14と、内視鏡画像を生成する内視鏡用プロセッサ装置16と、体腔内を照明する照明光を超音波内視鏡12に供給する光源装置18と、超音波画像及び内視鏡画像を表示するモニタ20と、洗浄水等を貯留する送水タンク21aと、体腔内の吸引物を吸引する吸引ポンプ21bと、を備える。
【0009】
超音波内視鏡12は、被検体の体腔内に挿入される挿入部22と、挿入部22の基端部に連設され、術者が操作を行うための操作部24と、操作部24に一端が接続されたユニバーサルコード26とを有する。
【0010】
操作部24には、送水タンク21aからの送気送水管路(不図示)を開閉する送気送水ボタン28aと、吸引ポンプ21bからの吸引管路(不図示)を開閉する吸引ボタン28bとが並設される。操作部24には、一対のアングルノブ29と処置具挿入口30とが設けられる。
(【0011】以降は省略されています)

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