TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025131146
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024028696
出願日
2024-02-28
発明の名称
電気接続箱
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
H02G
3/16 20060101AFI20250902BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】防水機能を有しながら小型化が可能な電気接続箱を提供すること。
【解決手段】内部に収容空間を有する電気接続箱1は、収容空間の内外を電気的に接続するための複数のコネクタ部22と、複数のコネクタ部22が設けられる板状のベース部21と、を有する上カバー20と、上カバー20が取り付けられる下カバー30と、を備える。複数のコネクタ部22の各々は、相手側コネクタ2と水密的に嵌合して収容空間への水の侵入を抑制する防水機能を有し、複数のコネクタ部22の少なくとも一部は、ベース部21から外部に向けて延出する筒状部23と、筒状部23の筒外面から筒外に向けて突出する突状部24と、を有する。ベース部21は、突状部24の型抜き孔として突状部24を筒状部23の延出方向に投影した位置にある貫通孔25と、貫通孔25に嵌め込まれる止水栓50と、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
内部に収容空間を有する電気接続箱であって、
前記収容空間の内外を電気的に接続するための複数のコネクタ部と、前記複数の前記コネクタ部が設けられる板状のベース部と、を有するカバーと、
前記カバーが取り付けられるケースと、を備え、
前記複数の前記コネクタ部の各々は、
相手側コネクタ部と水密的に嵌合して前記収容空間への水の侵入を抑制する防水機能を有し、
前記複数の前記コネクタ部の少なくとも一部は、
前記ベース部から外部に向けて延出する筒状部と、前記筒状部の筒外面から筒外に向けて突出する突状部と、を有し、
前記ベース部は、
前記突状部の型抜き孔として前記突状部を前記筒状部の延出方向に投影した位置にある貫通孔と、前記貫通孔に嵌め込まれる止水栓と、を有する、
電気接続箱。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の電気接続箱において、
前記ベース部は、複数の前記貫通孔と、複数の前記止水栓と、を有し、
前記複数の前記貫通孔の少なくとも一部は、
対応する前記突状部の形状によらない共通形状を有し、
前記複数の前記止水栓の少なくとも一部は、
前記共通形状を有する前記貫通孔に対応した共通形状を有する、
電気接続箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内部に収容空間を有する電気接続箱に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、車両等に搭載される電気接続箱が提案されている。例えば、従来の電気接続箱の一つは、内部の収容空間に収容された電子部品やバスバ等と、外部の機器とを、コネクタやボルト等を用いて電気的に接続した上で、カバーで電子部品や電気的な接点等を覆うようになっている(例えば、特許文献1を参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-240217号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、電気接続箱が搭載された車両等に高圧水洗浄が施される場合等において、電気接続箱が被水する可能性がある。そこで、上述した従来の電気接続箱のようにカバーで電子部品や電気的な接点等を覆うことで、電気接続箱が被水した場合であっても、収容空間にある電子部品や電気的な接点に水が到達することが抑制される。しかし、カバーを用いる分、電気接続箱が大型化する傾向がある。特に、電気接続箱を車両等に搭載するためのスペースが限られている場合、電気接続箱の防水機能を損なうことなく、電気接続箱を小型化すること望ましい。
【0005】
本発明の目的の一つは、防水機能を有しながら小型化が可能な電気接続箱の提供である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱は、以下を特徴としている。
【0007】
内部に収容空間を有する電気接続箱であって、
前記収容空間の内外を電気的に接続するための複数のコネクタ部と、前記複数の前記コネクタ部が設けられる板状のベース部と、を有するカバーと、
前記カバーが取り付けられるケースと、を備え、
前記複数の前記コネクタ部の各々は、
相手側コネクタ部と水密的に嵌合して前記収容空間への水の侵入を抑制する防水機能を有し、
前記複数の前記コネクタ部の少なくとも一部は、
前記ベース部から外部に向けて延出する筒状部と、前記筒状部の筒外面から筒外に向けて突出する突状部と、を有し、
前記ベース部は、
前記突状部の型抜き孔として前記突状部を前記筒状部の延出方向に投影した位置にある貫通孔と、前記貫通孔に嵌め込まれる止水栓と、を有する、
電気接続箱であること。
【発明の効果】
【0008】
本発明の電気接続箱によれば、カバーに設けられるコネクタ部が、相手側コネクタ部と水密的に嵌合して収容空間への水の侵入を抑制する防水機能を有する。更に、コネクタ部は、板状のベース部から外部に向けて延出する筒状部(例えば、相手側コネクタ部が挿入されるフード部)と、筒状部の筒外面から筒外に向けて突出する突状部(例えば、相手側コネクタを係合するためのロック突起や、相手側コネクタが有するレバーを噛み合わせるためのレバー軸など)と、を有する。ベース部は、突状部の型抜き孔(即ち、金型でカバーを製造するとき、アンダーカットを避けるために、突状部に対応する位置に設ける金型片を挿抜するための孔)としての貫通孔と、その貫通孔に嵌め込まれる止水栓と、を有する。
【0009】
これにより、収容空間に電子部品やバスバ等を収容するようにカバーとケースとを組み付けて、カバーのコネクタ部に相手側コネクタを嵌合させることで、従来の電気接続箱のような防水用のカバーを設けなくても、収容空間への水の侵入を抑制することができる。更に、防水用のカバーを要さない分、電気接続箱を小型化することができる。特に、アンダーカットを避けるためのスライドコアを用いることが困難である程度に、カバーに複数のコネクタ部を密集して設ける場合であっても、本発明の電気接続箱であれば、収容空間への水の侵入を抑制と電気接続箱を小型化とを両立することができる。したがって、本発明の電気接続箱は、防水機能を有しながら小型化が可能である。
【0010】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
矢崎総業株式会社
端子
19日前
矢崎総業株式会社
端子
19日前
矢崎総業株式会社
治具
2か月前
矢崎総業株式会社
電線
1か月前
矢崎総業株式会社
導電体
1か月前
矢崎総業株式会社
導電体
1か月前
矢崎総業株式会社
バスバ
28日前
矢崎総業株式会社
導電体
2か月前
矢崎総業株式会社
端子台
2か月前
矢崎総業株式会社
箱状体
22日前
矢崎総業株式会社
雌端子
25日前
矢崎総業株式会社
箱状体
22日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
巻付装置
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
2か月前
矢崎総業株式会社
照明装置
27日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
20日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
15日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
15日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
11日前
矢崎総業株式会社
給電装置
2か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
20日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
4日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
給電装置
2か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
27日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
2か月前
矢崎総業株式会社
配索構造
22日前
矢崎総業株式会社
車体構造
2か月前
矢崎総業株式会社
給電装置
2か月前
続きを見る
他の特許を見る