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公開番号2025129563
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-05
出願番号2024026274
出願日2024-02-26
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/42 20060101AFI20250829BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電気的な接続信頼性を保持することができるコネクタを提供する。
【解決手段】ハウジング3と、ハウジング3に収容された第1端子5と、ハウジング3に収容され、第1端子5と電気的に接続される第2端子7と、締結により、第1端子5と第2端子7とを電気的に接続する締結部材55と、ハウジング3に組付けられ、締結部材55が配置された部分を覆うカバー9とを備えたコネクタ1において、カバー9に、不完全な締結位置に配置された締結部材55と当接し、ハウジング3に対するカバー9の組付けを不可とする検出部77を設けた。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
ハウジングと、
前記ハウジングに収容された第1端子と、
前記ハウジングに収容され、前記第1端子と電気的に接続される第2端子と、
締結により、前記第1端子と前記第2端子とを電気的に接続する締結部材と、
前記ハウジングに組付けられ、前記締結部材が配置された部分を覆うカバーと、
を備え、
前記カバーには、不完全な締結位置に配置された前記締結部材と当接し、前記ハウジングに対する前記カバーの組付けを不可とする検出部が設けられているコネクタ。
続きを表示(約 130 文字)【請求項2】
前記締結部材は、前記第1端子と前記第2端子とのうち一方に一体に設けられたネジ部材と、他方に回転可能に一体に組付けられ前記ネジ部材に締結されるナットとを有し、
前記検出部は、前記ナットと当接可能に配置されている請求項1に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コネクタとしては、ハウジングと、ハウジングに収容された第1端子としてのインバータと、ハウジングに収容され、インバータと電気的に接続される第2端子としてのバスバとを備えている。また、締結により、インバータとバスバとを電気的に接続する締結部材としてのボルトと、ハウジングに組付けられ、ボルトが配置された部分を覆うカバーとを備えたものが知られている(特許文献1参照)。このコネクタでは、インバータとバスバとに対して、ボルトを締結することにより、インバータとバスバとを接触させ、インバータとバスバとを電気的に接続している。ハウジングのボルトが位置する部分は、ハウジングにカバーを組付けることによって、カバーによって覆われ、インバータとバスバとの電気的な接続部分の外部への露出が回避されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-78971号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1のようなコネクタでは、第1端子と第2端子とに対して、締結部材の締結が不十分となる、或いは締結部材を配置したまま、締結部材の締結を忘れてしまうことがあった。上記特許文献1のようなコネクタでは、締結部材の締結が不完全であっても、ハウジングに対して、カバーを組付けることができる。このため、コネクタの組付けが完了しているのに、第1端子と第2端子とが電気的に接続しておらず、電気的な接続信頼性が低下する可能性があった。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、電気的な接続信頼性を保持することができるコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態に係るコネクタは、ハウジングと、前記ハウジングに収容された第1端子と、前記ハウジングに収容され、前記第1端子と電気的に接続される第2端子と、締結により、前記第1端子と前記第2端子とを電気的に接続する締結部材と、前記ハウジングに組付けられ、前記締結部材が配置された部分を覆うカバーと、を備え、前記カバーには、不完全な締結位置に配置された前記締結部材と当接し、前記ハウジングに対する前記カバーの組付けを不可とする検出部が設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、電気的な接続信頼性を保持することができるコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係るコネクタの斜視図である。
本実施形態に係るコネクタの分解斜視図である。
本実施形態に係るコネクタの締結部材が完全に締結されたときの断面図である。
本実施形態に係るコネクタの締結部材が完全に締結されたときの側面図である。
本実施形態に係るコネクタの締結部材が不完全に締結されたときの断面図である。
本実施形態に係るコネクタの締結部材が不完全に締結されたときの側面図である。
本実施形態に係るコネクタの第1ハウジングの斜視図である。
本実施形態に係るコネクタの第1ハウジングの分解斜視図である。
本実施形態に係るコネクタの第2ハウジングの斜視図である。
本実施形態に係るコネクタの第2ハウジングの分解斜視図である。
本実施形態に係るコネクタのカバーの斜視図である。
本実施形態に係るコネクタのカバーの分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本実施形態に係るコネクタについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
図1に示すように、本実施形態に係るコネクタ1は、例えば、車両に搭載された電気部品101に適用される。コネクタ1は、例えば、電気部品101と、車両に搭載され電源や機器などの他の電気部品(不図示)とを電気的に接続する。図1~図3に示すように、電気部品101には、例えば、ケーシング103の内部に相手端子(不図示)が収容されている。ケーシング103には、相手端子が配置される壁部を貫通して形成された貫通孔からなる配置部105が設けられている。配置部105には、コネクタ1が組付けられ、電気部品101とコネクタ1とが電気的に接続される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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