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公開番号2025131988
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024029276
出願日2024-02-29
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01R 13/64 20060101AFI20250903BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】意図しないロック解除を抑制することができるコネクタを提供すること。
【解決手段】コネクタ1は、相手方コネクタ10と接続可能に設けられ、接続方向Xに沿って設けられる二つの側壁23の間に挿入空間22を形成するハウジング2と、挿入空間22に挿入されハウジング2に対し接続方向Xに沿って仮係止位置から本係止位置まで移動可能に取り付けられる位置保証部材3と、を備え、ハウジング2は、接続方向Xに沿って形成され相手方コネクタ10の被係止部123と係合し接続方向Xと交差する方向へ押圧されることにより係合を解除するロックアーム24を有し、ロックアーム24は、接続方向Xへ突出する凸部244を有し、位置保証部材3は、本係止位置にある状態で凸部244を挿入させる凹部311を形成するように構成されている。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
相手方コネクタと接続可能に設けられ、接続方向に沿って設けられる二つの側壁の間に挿入空間を形成するハウジングと、
前記挿入空間に挿入され前記ハウジングに対し前記接続方向に沿って仮係止位置から本係止位置まで移動可能に取り付けられる位置保証部材と、を備え、
前記ハウジングは、前記接続方向に沿って形成され前記相手方コネクタの被係止部と係合し前記接続方向と交差する方向へ押圧されることにより係合を解除するロックアームを有し、
前記ロックアームは、前記接続方向へ突出する凸部を有し、
前記位置保証部材は、前記本係止位置にある状態で前記凸部を挿入させる凹部を形成している、
コネクタ。
続きを表示(約 70 文字)【請求項2】
前記位置保証部材は、側面から突出し前記側壁に当接する突起を形成している、
請求項1に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コネクタに関するものとして、例えば、特許文献1に記載されるように、相手方コネクタに接続されるコネクタであって、コネクタ位置保証機能を有するコネクタが知られている。このコネクタは、相手方コネクタとの嵌合状態を保証する位置保証部材を備えている。位置保証部材は、コネクタに取り付けられ、待機位置に配置される。位置保証部材は、コネクタと相手方コネクタが嵌合した後に、嵌合方向へ移動され、待機位置から嵌合ロック位置へ移動させられる。位置保証部材が嵌合ロック位置へ移動できれば、コネクタと相手方コネクタが適切に嵌合していることが保証される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-157454号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したコネクタは、相手方コネクタとのロック状態を維持できないおそれがある点で改善の余地がある。例えば、コネクタには、相手方コネクタとの接続状態を維持するためにロック機構が設けられている。ロック機構は、コネクタと相手方コネクタを係止する機構であり、ロック状態を解除するための係止解除部を有している。係止解除部は、押圧されることにより、ロック状態を解除し、接続しているコネクタと相手方コネクタの離脱を可能とする。この場合、係止解除部が意図せずに押圧されてしまうと、ロック状態が解除されることが懸念される。このため、意図しないロック解除を抑制するコネクタの開発が望まれる。
【0005】
そこで、本発明は、相手方コネクタとのロック解除を抑制するコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明に係るコネクタは、相手方コネクタと接続可能に設けられ、接続方向に沿って設けられる二つの側壁の間に挿入空間を形成するハウジングと、前記挿入空間に挿入され前記ハウジングに対し前記接続方向に沿って仮係止位置から本係止位置まで移動可能に取り付けられる位置保証部材と、を備え、前記ハウジングは、前記接続方向に沿って形成され前記相手方コネクタの被係止部と係合し前記接続方向と交差する方向へ押圧されることにより係合を解除するロックアームを有し、前記ロックアームは、前記接続方向へ突出する凸部を有し、前記位置保証部材は、前記本係止位置にある状態で前記凸部を挿入させる凹部を形成するように構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るコネクタによれば、相手方コネクタとのロック状態を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るコネクタの分解斜視図である。
図2は、実施形態に係るコネクタの斜視図である。
図3は、実施形態に係るコネクタにおけるハウジングの分解斜視図である。
図4は、相手方コネクタの説明図である。
図5は、実施形態に係るコネクタにおける接続の説明図である。
図6は、実施形態に係るコネクタにおける接続の説明図である。
図7は、実施形態に係るコネクタにおける接続の説明図である。
図8は、図7のVIII-VIIIにおけるコネクタの拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
本実施形態は、コネクタに関する。以下の説明では、互いに交差する第一方向、第二方向、及び、第三方向のうち、第一方向を「接続方向X」といい、第二方向を「幅方向Y」といい、第三方向を「高さ方向Z」という。ここでは、接続方向Xと幅方向Yと高さ方向Zとは、相互に直交する。接続方向Xは、コネクタと相手方コネクタの接続方向又は嵌合方向に相当する。幅方向Yは、コネクタの幅方向に相当する。幅方向Yと高さ方向Zとは、接続方向Xと直交する直交方向に相当する。また、以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、各部が相互に組み付けられた状態での方向を表すものとする。なお、ここでいう直交は、ほぼ直交を含む。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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