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公開番号
2025131427
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024029165
出願日
2024-02-28
発明の名称
車両側部構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
太平洋工業株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
B62D
25/08 20060101AFI20250902BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】路面からの荷重を適切に伝達できる車両側部構造を提供する。
【解決手段】車両側部構造は、サイドドア開口10の後方に配置され、サスペンション取付部36を有するホイールアーチ部32と、前記ホイールアーチ部32の上側に配置され、車両の内外を隔てる隔壁として機能するサイドパネル38と、前記サイドドア開口10の周縁を車両外側から覆うオープニングパネル12と、を備え、前記オープニングパネル12は、前記サイドドア開口10の後端縁を画定する第一ピラー14を含み、前記オープニングパネル12の後端は、前記サスペンション取付部36より車両後方に位置している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
サイドドア開口の後方に配置され、サスペンション取付部を有するホイールアーチと、
前記ホイールアーチの上側に配置され、車両の内外を隔てる隔壁として機能するサイドパネルと、
前記サイドドア開口の周縁を車両外側から覆うオープニングパネルと、
を備え、
前記オープニングパネルは、前記サイドドア開口の後端縁を画定する第一ピラーを含み、
前記オープニングパネルの後端は、前記サスペンション取付部より車両後方に位置している、
ことを特徴とする車両側部構造。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両側部構造であって、さらに、
車両側面と車両背面との境界を画定する第二ピラーと、
前記サイドパネルの車両内側の面に固着されるストレーナであって、前記サスペンション取付部から前記第二ピラーまで延びるストレーナと、
を備えることを特徴とする車両側部構造。
【請求項3】
請求項2に記載の車両側部構造であって、さらに、
車両側面と車両ルーフとの境界を画定するルーフサイドレールを備え、
前記サイドドア開口の後端縁は、車両後方に凸となるように屈曲した屈曲部を有し、
前記オープニングパネルは、前記ホイールアーチから略上方に延びた後、第一高さにおいて前上がり方向に屈曲して、前記ルーフサイドレールまで延びる後端縁を有し、
前記ストレーナは、前記サスペンション取付部から前記第二ピラーに向かって略上方に延びており、
前記オープニングパネルおよび前記ストレーナは、前記ホイールアーチから前記第一高さまでの範囲において、前記サイドパネルを挟んで互いに車幅方向に対向し、前記第一高さ以降、互いに異なる方向に進み、
前記第一高さは、前記屈曲部より下側に位置する、
ことを特徴とする車両側部構造。
【請求項4】
請求項3に記載の車両側部構造であって、さらに、
前記ホイールアーチの上面に固着され、前記サスペンション取付部と上下方向に重複するキックアップ部品を備え、
前記ストレーナは、前記サイドパネルを挟んで、前記キックアップ部品の一部と車幅方向に対向している、
ことを特徴とする車両側部構造。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載の車両側部構造であって、
少なくとも前記サイドパネルを外側から覆い、前記車両の外表面を構成する樹脂製の意匠パネルを備え、
前記オープニングパネルは、前記意匠パネル、ドアヒンジ、および、ドアロックそれぞれの固定部を有する、
ことを特徴とする車両側部構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、車両の側部構造を開示する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、車両の側部には、サイドドア開口が形成されている。このサイドドア開口の周縁は、オープニングパネルと呼ばれる大型のパネル材で、車両外側から覆われている。また、サイドドア開口より車両後方には、後輪の上部を覆うホイールハウスが設けられている。例えば、特許文献1には、こうしたオープニングパネルおよびホイールハウスを有する車両側部構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-026239号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、通常、ホイールハウスには、サスペンションが取り付けられている。サスペンションは、車輪と車体との間に介在し、路面からの衝撃を緩和する装置である。サスペンションには、バネやダンパが設けられている。そのため、路面からの荷重は、ある程度、サスペンションにより吸収される。しかし、路面からの荷重を完全にサスペンションで吸収することは難しく、その一部は、ホイールハウスから車体に伝達される。車体の変形を抑制するためには、こうした路面からの荷重が、適切に、剛体に伝達される、あるいは、分散される必要がある。しかし、特許文献1等の従来技術では、路面からの荷重の伝達経路について十分に検討されておらず、改善の余地があった。
【0005】
そこで、本明細書では、路面からの荷重を適切に伝達できる車両側部構造を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書で開示する車両側部構造は、サイドドア開口の後方に配置され、サスペンション取付部を有するホイールアーチと、前記ホイールアーチの上側に配置され、車両の内外を隔てる隔壁として機能するサイドパネルと、前記サイドドア開口の周縁を車両外側から覆うオープニングパネルと、を備え、前記オープニングパネルは、前記サイドドア開口の後端縁を画定する第一ピラーを含み、前記オープニングパネルの後端は、前記サスペンション取付部より車両後方に位置している、ことを特徴とする。
【0007】
かかる構成とすることで、サスペンション取付部から入力される荷重がオープニングパネルに伝達される。オープニングパネルは、高い剛性を有するため、かかるオープニングパネルに荷重を伝達することで、車体の変形を効果的に防止できる。
【0008】
また、さらに、車両側面と車両背面との境界を画定する第二ピラーと、前記サイドパネルの車両内側の面に固着されるストレーナであって、前記サスペンション取付部から前記第二ピラーまで延びるストレーナと、を備えてもよい。
【0009】
ストレーナを設けることで、サスペンション取付部から入力される荷重の一部をストレーナにも伝達できる。結果として、車体の変形をより効果的に防止できる。
【0010】
また、さらに、車両側面と車両ルーフとの境界を画定するルーフサイドレールを備え、 前記サイドドア開口の後端縁は、車両後方に凸となるように屈曲した屈曲部を有し、前記オープニングパネルは、前記ホイールアーチから略上方に延びた後、第一高さにおいて前上がり方向に屈曲して、前記ルーフサイドレールまで延びる後端縁を有し、前記ストレーナは、前記サスペンション取付部から前記第二ピラーに向かって略上方に延びており、前記オープニングパネルおよび前記ストレーナは、前記ホイールアーチから前記第一高さまでの範囲において、前記サイドパネルを挟んで互いに車幅方向に対向し、前記第一高さ以降、互いに異なる方向に進み、前記第一高さは、前記屈曲部より下側に位置してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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