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公開番号2025131252
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2024028875
出願日2024-02-28
発明の名称車両下部構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類B62D 29/04 20060101AFI20250902BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】より低コストで難燃性を実現できる車両下部構造を得る。
【解決手段】車両下部構造10は、フロアカーペット14と、フロアカーペット14の下方に配置される、中間部材20と、中間部材20の下方に配置される、蓄電装置40と、フロアカーペット14の上方に配置される、シート11と、を備え、中間部材20は、上下方向においてシートと重なる第1部材21Aと、上下方向においてシートと重なる重複部24と、上下方向においてシートと重ならない非重複部23とを有する、第2部材22Aと、を含み、第1部材21Aの難燃性は、第2部材22Aの難燃性よりも高い。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
車両下部構造であって、
車室の一部を形成するフロアカーペットと、
前記フロアカーペットの下方に配置される、中間部材と、
前記中間部材の下方に配置される、蓄電装置と、
前記フロアカーペットの上方に配置される、シートと、を備え、
前記中間部材は、
上下方向において前記シートと重なる第1部材と、
上下方向において前記シートと重なる重複部と、上下方向において前記シートと重ならない非重複部とを有する、第2部材と、を含み、
前記第1部材の難燃性は、前記第2部材の難燃性よりも高い、
車両下部構造。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
一対のサイドメンバ、前記一対のサイドメンバの前部同士を接続するフロントメンバ、前記一対のサイドメンバの後部同士を接続するリヤメンバ、および、前記一対のサイドメンバの車両前後方向における途中部分同士を接続するクロスメンバを含む、下部フレームを備え、
前記中間部材は、前記一対のサイドメンバ、前記フロントメンバ、前記クロスメンバ、および前記リヤメンバのうちの複数のメンバによって当該複数のメンバの内側に形成された空間を埋めるように配置されている、
請求項1に記載の車両下部構造。
【請求項3】
前記第2部材の熱伝導率は、前記第1部材の熱伝導率よりも低い、
請求項1または2に記載の車両下部構造。
【請求項4】
前記フロアカーペットと前記第1部材および前記第2部材との間に配置された、金属シートをさらに備える、
請求項2に記載の車両下部構造。
【請求項5】
前記金属シートは、前記クロスメンバと接触するように配置されている、
請求項4に記載の車両下部構造。
【請求項6】
前記金属シートは、前記第1部材、前記第2部材および前記クロスメンバの全体を上方側から覆うように配置されている、
請求項4に記載の車両下部構造。
【請求項7】
前記クロスメンバと前記蓄電装置との間に配置され、加熱されることで少なくとも上下方向に膨張する膨張部材をさらに備える、
請求項2に記載の車両下部構造。
【請求項8】
前記車室内の温度を調整するための空調システムによって生成された気流が通流するダクトを備え、
前記ダクトは、吹出口を有し、
前記吹出口は、前記第1部材または前記第2部材と、前記蓄電装置との間の位置に気流を提供するように設けられている、
請求項1に記載の車両下部構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両下部構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特開2023-139898号公報(特許文献1)に開示されているように、蓄電装置を備えた車両下部構造が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-139898号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
蓄電装置を備えた車両下部構造においては、より高い難燃性を備えていることが好ましいが、難燃性を備えた部材はしばしば安価でない。本開示は、より低コストで難燃性を実現できる車両下部構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の車両下部構造においては、車室の一部を形成するフロアカーペットと、上記フロアカーペットの下方に配置される、中間部材と、上記中間部材の下方に配置される、蓄電装置と、上記フロアカーペットの上方に配置される、シートと、を備え、上記中間部材は、上下方向において上記シートと重なる第1部材と、上下方向において上記シートと重なる重複部と、上下方向において上記シートと重ならない非重複部とを有する、第2部材と、を含み、上記第1部材の難燃性は、上記第2部材の難燃性よりも高い。
【0006】
上記構成によれば、シートと上下方向において重なる部分において高い難燃性を確保しつつ、シートと上下方向において重ならない部分において、高価な難燃性を有する樹脂の使用量を減らすことによって、より低コストで難燃性を実現できる車両下部構造を提供することが可能になる。
【0007】
上記開示においては、一対のサイドメンバ、上記一対のサイドメンバの前部同士を接続するフロントメンバ、上記一対のサイドメンバの後部同士を接続するリヤメンバ、および、上記一対のサイドメンバの車両前後方向における途中部分同士を接続するクロスメンバを含む、下部フレームを備え、上記中間部材は、上記一対のサイドメンバ、上記フロントメンバ、上記クロスメンバ、および上記リヤメンバのうちの複数のメンバによって当該複数のメンバの内側に形成された空間を埋めるように配置されていてもよい。
【0008】
上記構成によれば、一対のサイドメンバ、フロントメンバ、クロスメンバ、およびリヤメンバのうちの複数のメンバによって当該複数のメンバの内側に形成された空間に、中間部材を隙間なく配置することが可能になる。
【0009】
上記開示においては、上記第2部材の熱伝導率は、上記第1部材の熱伝導率よりも低くてもよい。
【0010】
上記構成によれば、中間部材のうち、シートと上下方向において重ならない非重複部を有する第2部材に関しては、シートに着座している乗員に蓄電装置からの熱が伝わりやすいため、この部分の熱伝導率を低くすることで、シートに着座している乗員の足元に蓄電装置からの熱が伝わることを抑制可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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