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公開番号2025132725
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024030479
出願日2024-02-29
発明の名称充電制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H02J 7/02 20160101AFI20250903BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】通信途絶等が発生した場合においても、0kW以外の電力指示値での手動充電が可能となる充電制御装置を提供すること。
【解決手段】充電制御装置は、車両への充電の日時と電力指示値とが対となった充電スケジュールに基づく充電に対応した第一充電器と、充電スケジュールに基づく充電に対応していない第二充電器とを制御する制御部を備え、制御部が、車両のユーザから充電スケジュールを取得し、第一充電器に対して、充電スケジュールを出力するとともに、充電スケジュールの最後に指定された電力指示値が0kWである場合、充電停止指示を出力し、第二充電器に対して、充電スケジュールで指定された日時に、指定された電力指示値を出力するとともに、充電スケジュールで指定された電力指示値が0kWである場合、充電停止指示を出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
車両への充電の日時と電力指示値とが対となった充電スケジュールに基づく充電に対応した第一充電器と、前記充電スケジュールに基づく充電に対応していない第二充電器とを制御する制御部を備え、
前記制御部は、
前記車両のユーザから前記充電スケジュールを取得し、
前記第一充電器に対して、前記充電スケジュールを出力するとともに、前記充電スケジュールの最後に指定された電力指示値が０ｋＷである場合、充電停止指示を出力し、
前記第二充電器に対して、前記充電スケジュールで指定された日時に、指定された電力指示値を出力するとともに、前記充電スケジュールで指定された電力指示値が０ｋＷである場合、充電停止指示を出力する、
充電制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、充電制御装置に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、複数の充電パターンから各ユーザが任意の充電パターンを選択して充電する充電制御装置において、車両の充電中に他車両からの充電指示があった場合に、充電中の車両の充電が過剰となる場合は充電を停止する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第５５８２８２４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１で開示された技術では、例えば車両に対する充電の電力指示値が０ｋＷである場合に通信途絶等が発生すると、通信が回復するまで電力指示値を０ｋＷ以外に変更できないため、０ｋＷ以外の電力指示値での手動充電が困難となる。
【０００５】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、通信途絶等が発生した場合においても、０ｋＷ以外の電力指示値での手動充電が可能となる充電制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る充電制御装置は、車両への充電の日時と電力指示値とが対となった充電スケジュールに基づく充電に対応した第一充電器と、前記充電スケジュールに基づく充電に対応していない第二充電器とを制御する制御部を備え、前記制御部が、前記車両のユーザから前記充電スケジュールを取得し、前記第一充電器に対して、前記充電スケジュールを出力するとともに、前記充電スケジュールの最後に指定された電力指示値が０ｋＷである場合、充電停止指示を出力し、前記第二充電器に対して、前記充電スケジュールで指定された日時に、指定された電力指示値を出力するとともに、前記充電スケジュールで指定された電力指示値が０ｋＷである場合、充電停止指示を出力する。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、充電スケジュールで指定された電力指示値が０ｋＷである場合に、充電停止指示を出力することにより、通信途絶等が発生した場合においても、０ｋＷ以外の電力指示値での手動充電が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係る充電制御装置を含む充電制御システムの全体構成を示すブロック図である。
図２は、実施形態に係る充電制御装置が実行する充電制御方法の流れを説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示の実施形態に係る充電制御装置について、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【００１０】
（充電制御システム）
実施形態に係る充電制御装置を含む充電制御システムについて、図１を参照しながら説明する。充電制御システムは、図１に示すように、充電制御装置１と、第一充電器２と、第二充電器３と、を有している。充電制御装置１、第一充電器２および第二充電器３は、ネットワークＮを通じて相互に通信可能に構成されている。このネットワークＮは、例えばインターネット回線網、携帯電話回線網等から構成される。
（【００１１】以降は省略されています）

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