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公開番号2025131085
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2024028600
出願日2024-02-28
発明の名称警報制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類E05B 45/06 20060101AFI20250902BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】好適に警報を作動させる。
【解決手段】警報制御装置は、警報装置が有効状態であり、認証済み鍵が車両の室内にある状態(ステップS10:YES)で車両の室内から認証済み鍵を用いずにドアが解錠された場合(ステップS12:YES)には、警報装置に警報を作動させない。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両のドアが開錠されると警報を作動させる警報装置を、認証済みの鍵を用いて前記ドアが施錠されたときに有効状態に移行させ、前記認証済みの鍵を用いて前記ドアが解錠されたときに無効状態に移行させるように前記警報装置を制御する警報制御装置であって、
前記警報装置が有効状態であり、且つ前記認証済みの鍵が前記車両の室内にある状態で前記車両の室内から前記認証済みの鍵を用いずに前記ドアが解錠された場合には、前記警報装置に警報を作動させない
警報制御装置。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記警報装置が有効状態であるときに前記車両の室外から前記認証済みの鍵を用いずに前記ドアが開錠された場合には、前記警報装置に警報を作動させる
請求項1に記載の警報制御装置。
【請求項3】
前記車両の窓が所定量以上開放されている状態で前記ドアが開錠された場合に前記車両の室外から前記認証済みの鍵を用いずに前記ドアが開錠されたと判定する
請求項2に記載の警報制御装置。
【請求項4】
前記ドアが開錠されたとき、前記車両の周囲を撮影した画像を取得し、
前記画像に基づいて前記車両の室外から前記認証済みの鍵を用いずに前記ドアが開錠されたか否かを判定する
請求項2又は請求項3に記載の警報制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、警報制御装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両のドアがリモートキーを用いて施錠された後、リモートキーを用いずにドアが開錠される場合に、警報を作動させる警報制御装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭61-237778号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された警報制御装置は、車両のドアがリモートキーを用いて施錠された後、車両のユーザーがリモートキーを所持した状態でドアキーを用いて車両のドアを解錠した場合であっても警報装置を作動させていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための警報制御装置は、車両のドアが開錠されると警報を作動させる警報装置を、認証済みの鍵を用いて前記ドアが施錠されたときに有効状態に移行させ、前記認証済みの鍵を用いて前記ドアが解錠されたときに無効状態に移行させるように前記警報装置を制御する警報制御装置であって、前記警報装置が有効状態であり、且つ前記認証済みの鍵が前記車両の室内にある状態で前記車両の室内から前記認証済みの鍵を用いずに前記ドアが解錠された場合には、前記警報装置に警報を作動させない。
【発明の効果】
【0006】
好適に警報を作動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、警報制御装置の電気的構成を示すブロック図である。
図2は、開錠時警報制御処理の流れを示すフローチャートである。
図3は、開錠方法判定処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1実施形態)
以下、警報制御装置の第1実施形態を図1~図3にしたがって説明する。
警報装置を制御するための警報制御装置は、プロセッサー、ストレージ、及びメモリによって構成される。ストレージには、警報装置を制御するためのプログラムが格納されている。プロセッサーは、メモリに記憶される情報に基づいてプログラムを実行することによって警報装置を制御する。
【0009】
<警報制御装置の電気的構成>
図1に示すように、警報制御装置10は、警報装置11と電気的に接続されている。警報装置11は、警報を作動させる装置である。例えば、警報は、ブザーの鳴動である。警報装置11は、警報を作動可能な有効状態と、警報を作動不能な無効状態とに遷移し得る。警報制御装置10は、警報装置11を無効状態から有効状態に移行させることができる。警報制御装置10は、警報装置11を有効状態から無効状態に移行させることができる。警報制御装置10は、警報装置11に警報を作動させることができる。
【0010】
警報制御装置10は、車両のドア12と電気的に接続されている。警報制御装置10は、ドア12に設けられた窓の開放量を認識可能な開放量信号をドア12から取得できる。例えば、開放量信号は、ドア12の窓の開放量が変化する場合にドア12から出力される。ドア12の窓は、ドア12に設けられたモーターによって開閉される。ドア12のモーターは、ドア12に設けられた開閉スイッチを操作することによって作動する。警報制御装置10は、ドア12が施錠されているか否かを認識可能な施錠信号をドア12から取得できる。ドア12を施錠、及び開錠することは、ドア12に設けられたドア錠を施錠、及び開錠することである。なお、本明細書において、「解錠」と記載する場合、正規の方法によってドア12を施錠されていない状態にすることである。一方、「開錠」と記載する場合には、正規の方法によらずにドア12を施錠されていない状態にすることを含む。ドア12は、ドア12に設けられた施解錠スイッチを操作することによって施錠、及び解錠される。例えば、施解錠スイッチは、車両の室内から操作することができるようにドア12に設けられる。車両の室内から施解錠スイッチを操作してドア12を施錠、及び解錠することは、正規の方法によってドア12を施錠、及び解錠することである。
(【0011】以降は省略されています)

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