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公開番号
2025132710
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024030456
出願日
2024-02-29
発明の名称
推定システム、推定方法及びコンピュータープログラム
出願人
栗田工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G05B
23/02 20060101AFI20250903BHJP(制御;調整)
要約
【課題】一時的に排水処理設備において活性汚泥を蓄積しておくことが不可能な状態になった後に、排水処理設備の稼働をより短い期間でより高い排水処理能力で再開することを可能にすること。
【解決手段】排水処理の活性汚泥設備に用いられる活性汚泥を前記活性汚泥設備とは異なる保管設備において保管した後の前記活性汚泥の状態について期待される状態である期待状態に基づいて、前記期待状態を実現させるために必要となる前記保管設備における保管条件を推定する推定部を備える、推定システムである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
排水処理の活性汚泥設備に用いられる活性汚泥を前記活性汚泥設備とは異なる保管設備において保管した後の前記活性汚泥の状態について期待される状態である期待状態に基づいて、前記期待状態を実現させるために必要となる前記保管設備における保管条件を推定する推定部を備える、推定システム。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記活性汚泥を複数の保管条件で実際に保管した後の状態に基づいて得られる、前記保管条件と前記状態との関係性を示す情報である推定モデルを記憶する推定モデル記憶部をさらに備え、
前記推定部は、前記推定モデルを用いることで前記期待状態を実現させるために必要となる保管条件を推定する、請求項1に記載の推定システム。
【請求項3】
前記推定モデルは、少なくともTOCに関する値と保管期間との関係を示す情報である、請求項2に記載の推定システム。
【請求項4】
前記推定部によって推定された保管条件の実現に必要となるコストを算出するコスト算出部をさらに備える請求項1に記載の推定システム。
【請求項5】
排水処理の活性汚泥設備に用いられる活性汚泥を前記活性汚泥設備とは異なる保管設備において保管した後の前記活性汚泥の状態について期待される状態である期待状態に基づいて、前記期待状態を実現させるために必要となる前記保管設備における保管条件を推定する推定ステップを有する推定方法。
【請求項6】
排水処理の活性汚泥設備に用いられる活性汚泥を前記活性汚泥設備とは異なる保管設備において保管した後の前記活性汚泥の状態について期待される状態である期待状態に基づいて、前記期待状態を実現させるために必要となる前記保管設備における保管条件を推定する推定部を備える推定システム、としてコンピューターを機能させるためのコンピュータープログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、推定システム、推定方法及びコンピュータープログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、排水処理設備において、活性汚泥を用いることで排水に含まれる有機物を分解することが行われている(例えば特許文献1参照。)。排水処理設備の補修が必要となった場合には、その排水処理設備で利用されていた活性汚泥は産業廃棄物として廃棄されていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2024-009663号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、排水処理設備の補修後に活性汚泥を培養する期間が必要になるため、補修後から稼働再開までに時間を要していた。また、十分な培養ができないうちに稼働を再開すると、排水処理能力が低下するため排水処理流量を下げる必要があった。その期間は、排水を伴う処理(例えば工場の稼働)の一部が制限されてしまうおそれがあった。このような問題は、補修に限った問題では無く一時的に排水処理設備において活性汚泥を蓄積しておくことが不可能な状態になる場合に共通する問題である。
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、一時的に排水処理設備において活性汚泥を蓄積しておくことが不可能な状態になった後に、排水処理設備の稼働をより短い期間でより高い排水処理能力で再開することを可能にする技術を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、排水処理の活性汚泥設備に用いられる活性汚泥を前記活性汚泥設備とは異なる保管設備において保管した後の前記活性汚泥の状態について期待される状態である期待状態に基づいて、前記期待状態を実現させるために必要となる前記保管設備における保管条件を推定する推定部を備える、推定システムである。
【0007】
本発明の一態様は、上記の推定システムであって、前記活性汚泥を複数の保管条件で実際に保管した後の状態に基づいて得られる、前記保管条件と前記状態との関係性を示す情報である推定モデルを記憶する推定モデル記憶部をさらに備え、前記推定部は、前記推定モデルを用いることで前記期待状態を実現させるために必要となる保管条件を推定する。
【0008】
本発明の一態様は、上記の推定システムであって、前記推定モデルは、少なくともTOCに関する値と保管期間との関係を示す情報である。
【0009】
本発明の一態様は、上記の推定システムであって、前記推定部によって推定された保管条件の実現に必要となるコストを算出するコスト算出部をさらに備える。
【0010】
本発明の一態様は、排水処理の活性汚泥設備に用いられる活性汚泥を前記活性汚泥設備とは異なる保管設備において保管した後の前記活性汚泥の状態について期待される状態である期待状態に基づいて、前記期待状態を実現させるために必要となる前記保管設備における保管条件を推定する推定ステップを有する推定方法である。
(【0011】以降は省略されています)
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