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公開番号
2025133304
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2024031172
出願日
2024-03-01
発明の名称
情報提示装置
出願人
株式会社J-QuAD DYNAMICS
代理人
個人
,
個人
主分類
G08G
1/00 20060101AFI20250904BHJP(信号)
要約
【課題】乗り物酔い対策を容易に行うことができる情報提示装置を提供する。
【解決手段】情報提示装置10は、車両1に搭載される出力装置12の出力を制御する制御装置17を備える。制御装置17は、乗り物酔いに対する乗員の体力の残量を示すゲージ総量を記憶している。制御装置17は、車両1の加速状態と車両1の旋回状態とに基づいて、乗り物酔いによって乗員が受けるダメージを示す点数であるダメージポイントを都度演算する。制御装置17は、ゲージ総量の前回値からダメージポイントを減算することによりゲージ総量の今回値を演算する。制御装置17は、ゲージ総量の今回値が出力装置12に視覚的に表示されるように、出力装置12の出力を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
乗り物に搭載される出力装置の出力を制御するように構成される制御装置であって、乗り物酔いに対する乗員の体力の残量を示すゲージ総量を記憶した制御装置と、を備え、
前記制御装置は、
前記乗り物の加速状態と前記乗り物の旋回状態とに基づいて、乗り物酔いによって乗員が受けるダメージを示す点数であるダメージポイントを都度演算する処理と、
前記ゲージ総量の前回値から前記ダメージポイントを減算することにより前記ゲージ総量の今回値を演算する処理と、
前記ゲージ総量の今回値が前記出力装置に視覚的に表示されるように、前記出力装置の出力を制御する処理と、を実行するように構成される情報提示装置。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記制御装置は、前記乗り物の乗員が所持する携帯端末と通信可能であって、前記ゲージ総量の今回値が前記携帯端末に視覚的に表示されるように、前記携帯端末の出力を制御するように構成される請求項1に記載の情報提示装置。
【請求項3】
前記制御装置は、前記ゲージ総量の前回値から前記ダメージポイントを減算した値に、乗り物酔いの個人差を吸収する観点から設定される係数を乗じて、前記ゲージ総量の今回値を演算するように構成される請求項1または請求項2に記載の情報提示装置。
【請求項4】
前記制御装置は、前記乗り物の移動状態に応じて回復ポイントを演算し、前記ゲージ総量の前回値から前記ダメージポイントを減算した値に前記回復ポイントを加算して、前記ゲージ総量の今回値を演算するように構成され、
前記回復ポイントは、乗り物酔いによって乗員が受けるダメージの回復の度合いを示す点数である請求項1または請求項2に記載の情報提示装置。
【請求項5】
前記制御装置は、前記乗り物の乗員の表情あるいは姿勢に応じて追加ダメージポイントを演算し、前記ゲージ総量の前回値から前記ダメージポイントを減算した値に前記追加ダメージポイントを加算して、前記ゲージ総量の今回値を演算するように構成される請求項1または請求項2に記載の情報提示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報提示装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、乗員の車酔いの発生を防止する技術が存在する。たとえば、特許文献1には、車両の急減速が解除されるとき、乗員に対して揺り戻し加速度に備える旨を報知する。揺り戻し加速度は、前傾姿勢から着座姿勢に乗員姿勢を元に戻す方向に作用する加速度である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-11594号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
乗り物酔いには個人差がある。このため、乗員一人ひとりに合わせた乗り物酔い対策は難しい。したがって、乗り物酔い対策を容易に行うことが求められる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決し得る情報提示装置は、乗り物に搭載される出力装置の出力を制御するように構成される制御装置であって、乗り物酔いに対する乗員の体力の残量を示すゲージ総量を記憶した制御装置と、を備える。前記制御装置は、前記乗り物の加速状態と前記乗り物の旋回状態とに基づいて、乗り物酔いによって乗員が受けるダメージを示す点数であるダメージポイントを都度演算する処理と、前記ゲージ総量の前回値から前記ダメージポイントを減算することにより前記ゲージ総量の今回値を演算する処理と、前記ゲージ総量の今回値が前記出力装置に視覚的に表示されるように、前記出力装置の出力を制御する処理と、を実行するように構成される。
【0006】
この構成によれば、乗員は、出力装置を介して、乗員の乗り物酔いによるダメージを視覚的に認識することができる。このため、乗員は、乗り物酔い対策を容易に行うことができる。
【発明の効果】
【0007】
本発明の情報提示装置によれば、乗員は乗り物酔い対策を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
情報提示装置の一実施の形態のブロック図である。
(a),(b),(c)は、一実施の形態にかかるゲージ総量の変化を示す棒グラフである。
一実施の形態にかかる携帯端末の画面表示の一例を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、情報提示装置の一実施の形態を説明する。
図1に示すように、情報提示装置10は、車両1に搭載される。車両1は、乗り物の一つであつ。情報提示装置10は、車両1の乗員に対して各種の情報を提示する装置である。情報には、たとえば、乗り物酔いの度合いが含まれる。車両1の乗員に一定以上の加速度が繰り返し加わると、乗員には乗り物酔いによるダメージが蓄積されるとともに、そのダメージが一定量を超えると、乗り物酔いの症状が発生する。情報提示装置10は、この点に着目し、乗員の乗り物酔いの程度を可視化して乗員に提示する。
【0010】
情報提示装置10は、入力装置11と、出力装置12と、加速度センサ13と、カメラ14と、通信装置15と、記憶装置16と、制御装置17とを有している。
入力装置11は、各種の入力操作を行う装置である。入力装置11には、たとえば、ボタンおよびタッチパネルが含まれる。出力装置12は、各種の情報を出力する装置である。出力装置には、たとえば、情報を表示するディスプレイが含まれる。加速度センサ13は、車両1の加速度を検出する。加速度には、車両1の前後、左右、上下の各方向の加速度を含む。カメラ14は、車両1の乗員を撮影可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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