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公開番号2025134049
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2025120336,2024177601
出願日2025-07-17,2018-12-21
発明の名称選択的変換に基づいた映像コーディング方法およびその装置
出願人エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド,LG ELECTRONICS INC.
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 19/12 20140101AFI20250904BHJP(電気通信技術)
要約【課題】映像コーディング効率を高める方法および装置を実現する。
【解決手段】本発明に従うデコード装置により行われる映像デコード方法は、ビットストリームに基づく変換係数に対する非分離変換に基づいて対象ブロックの残差サンプルを導出することを有し、予測サンプルはイントラ予測に基づいて導出され、67個のイントラ予測モードのうちの1つは、予測サンプルを導出するのに使用され、67個のイントラ予測モードは、2個の非角度性予測モードおよび65個の角度性予測モードを有し、非分離変換は修正された基底ベクトルを有する変換行列に基づいて行われ、修正された基底ベクトルはN個の要素より少ない要素を有し、Nは対象ブロックで非分離変換が適用される領域に位置する変換係数の数に等しく、非分離変換が適用される領域は対象ブロックの8x8左上段対象領域であり、Nは64に等しい、ことを特徴とする。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
デコード装置によって行われる映像デコード方法であって、
ビットストリームから対象ブロックの逆量子化された係数を導出するステップと、
前記逆量子化された係数に対して非分離変換に従った2次逆変換を行うことによって、修正された変換係数を導出するステップと、
前記修正された変換係数に対して1次逆変換を行うことによって、前記対象ブロックに対する残差サンプルを導出するステップと、
前記対象ブロックに対する前記残差サンプルと前記対象ブロックに対する予測サンプルとを加算することによって、復元ピクチャを生成するステップと、を含み、
前記非分離変換に従った前記2次逆変換は、変換行列を使用することによって行われ、
前記変換行列は、基底ベクトルを含み、
前記基底ベクトルのそれぞれは、M個の要素を含み、M個はN個より少なく、
前記基底ベクトルの数は、R個であり、R個はN個より少なく、
Nは、前記対象ブロックにおいて前記非分離変換が適用される左上段対象領域に位置する変換係数の数であり、
8×8のサイズの前記左上段対象領域の場合、前記Nは、64に等しく、
前記2次逆変換が適用される前記逆量子化された係数の数は、前記基底ベクトルの前記数Rと同一である、方法。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
エンコード装置によって行われる映像エンコード方法であって、
対象ブロックの残差サンプルを導出するステップと、
前記残差サンプルに対して1次変換を行うことによって、前記対象ブロックの修正された変換係数を導出するステップと、
前記修正された変換係数に対して非分離変換に従った2次変換を行うことによって、前記対象ブロックの変換係数を導出するステップと、
前記変換係数に関する情報をエンコードするステップと、を含み、
前記非分離変換に従った前記2次変換は、変換行列を使用することによって行われ、
前記変換行列は、基底ベクトルを含み、
前記基底ベクトルのそれぞれは、M個の要素を含み、M個はN個より少なく、
前記基底ベクトルの数は、R個であり、R個はN個より少なく、
Nは、前記対象ブロックにおいて前記非分離変換が適用される左上段対象領域に位置する修正された変換係数の数であり、
8×8のサイズの前記左上段対象領域の場合、Nは、64に等しく、
前記2次変換を行うことによって導出される前記変換係数の数は、前記変換行列内の前記基底ベクトルの前記数Rと同一である、方法。
【請求項3】
映像に関するビットストリームを含むデータのための送信方法であって、
前記映像に関する前記ビットストリームを生成するステップであって、前記ビットストリームは、
対象ブロックの残差サンプルを導出するステップと、
前記残差サンプルに対して1次変換を行うことによって、前記対象ブロックの修正された変換係数を導出するステップと、
前記修正された変換係数に対して非分離変換に従った2次変換を行うことによって、前記対象ブロックの変換係数を導出するステップと、
前記変換係数に関する情報をエンコードするステップと、を行うことによって生成される、ステップと、
前記ビットストリームを含む前記データを送信するステップと、を含み、
前記非分離変換に従った前記2次変換は、変換行列を使用することによって行われ、
前記変換行列は、基底ベクトルを含み、
前記基底ベクトルのそれぞれは、M個の要素を含み、M個はN個より少なく、
前記基底ベクトルの数は、R個であり、R個はN個より少なく、
Nは、前記対象ブロックにおいて前記非分離変換が適用される左上段対象領域に位置する修正された変換係数の数であり、
8×8のサイズの前記左上段対象領域の場合、Nは、64に等しく、
前記2次変換を行うことによって導出される前記変換係数の数は、前記変換行列内の前記基底ベクトルの前記数Rと同一である、方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、映像コーディング技術に関し、より詳しくは、映像コーディングシステムにおける選択的変換に従う映像デコード方法および装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
最近、HD(High Definition)映像およびUHD(Ultra High Definition)映像のような高解像度、高品質の映像に対する需要が、多様な分野で増加している。映像データが高解像度、高品質になるほど、既存の映像データに比べて相対的に送信される情報量またはビット量が増加するため、既存の有無線広帯域回線のような媒体を利用して映像データを送信するか、または既存の記憶(格納)媒体を利用して映像データを記憶する場合、送信コスト(費用)および記憶コストが増加する。
【0003】
これによって、高解像度、高品質映像の情報を効果的に送信または記憶し、再生するために高効率の映像圧縮技術が要求される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の技術的課題は、映像コーディング効率を高める方法および装置を提供することにある。
【0005】
本発明の他の技術的課題は、変換効率を高める方法および装置を提供することにある。
【0006】
本発明のさらに他の技術的課題は、変換を通じて残差(レジデュアル)コーディングの効率を高める方法および装置を提供することにある。
【0007】
本発明のさらに他の技術的課題は、選択的変換(selective transform)に基づいた映像コーディング方法および装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施例によれば、デコード装置により行われる映像デコード方法が提供される。上記方法は、ビットストリームから対象ブロックの変換係数を導出するステップと、変換係数に対する選択的変換に基づいて対象ブロックに対する残差サンプルを導出するステップと、対象ブロックに対する残差サンプルおよび対象ブロックに対する予測サンプルに基づいて復元ピクチュアを生成するステップと、を有し、選択的変換は、修正された変換行列(マトリックス)に基づいて行われ、修正された変換行列は、修正された基底ベクトルを有する行列であり、修正された基底ベクトルは、N個の要素のうち、選択された特定個数の要素を有することを特徴とする。
【0009】
本発明の他の一実施例によれば、映像デコーディングを行うデコード装置が提供される。上記デコード装置は、ビットストリームから対象ブロックの変換係数を導出するエントロピデコード部と、変換係数に対する選択的変換(selective transform)に基づいて対象ブロックに対する残差サンプルを導出する逆変換部と、対象ブロックに対する残差サンプルおよび対象ブロックに対する予測サンプルに基づいて復元ピクチュアを生成する加算部と、を有し、選択的変換は、修正された(modified)変換行列(transform matrix)に基づいて行われ、修正された変換行列は、修正された基底ベクトルを有する行列であり、修正された基底ベクトルは、N個の要素のうち、選択された特定個数の要素を有することを特徴とする。
【0010】
本発明のさらに他の一実施例によれば、エンコード装置により行われるビデオエンコード方法を提供する。上記方法は、対象ブロックの残差サンプルを導出するステップと、残差サンプルに対する選択的変換(selective transform)に基づいて対象ブロックの変換係数を導出するステップと、変換係数に関する情報をエンコードするステップと、を有し、選択的変換は、修正された(modified)変換行列(transform matrix)に基づいて行われ、修正された変換行列は、修正された基底ベクトルを有する行列であり、修正された基底ベクトルは、N個の要素のうち、選択された特定個数の要素を有することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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