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公開番号2025134157
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-17
出願番号2024031882
出願日2024-03-04
発明の名称冷蔵庫及び冷蔵庫システム
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類F25D 23/00 20060101AFI20250909BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】食品の鮮度を正しく判定できない可能性がある場合に、不正確な鮮度判定結果をユーザに提供してしまうことを抑制できる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵庫は、食品が収納される貯蔵室が形成された冷蔵庫本体と、貯蔵室内の食品に、当該食品の蛍光を励起可能な特定波長の光を照射する光照射手段と、貯蔵室内の食品が発する蛍光の波長の光を検出する光検出手段と、光照射手段による特定波長の光の照射時に、貯蔵室内の食品が発する蛍光の波長の光が光検出手段により検出されない場合、ユーザに報知を行うための報知信号を出力する報知制御手段と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
食品が収納される貯蔵室が形成された冷蔵庫本体と、
前記貯蔵室内の食品に、当該食品の蛍光を励起可能な特定波長の光を照射する光照射手段と、
前記貯蔵室内の食品が発する蛍光の波長の光を検出する光検出手段と、
前記光照射手段による前記特定波長の光の照射時に、前記貯蔵室内の食品が発する蛍光の波長の光が前記光検出手段により検出されない場合、ユーザに報知を行うための報知信号を出力する報知制御手段と、を備えた冷蔵庫。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記貯蔵室内の食品の種類を登録する登録手段と、
前記貯蔵室内の食品の種類に基づいて、当該食品が発する蛍光の特性を特定する蛍光特性特定手段と、
前記蛍光特性特定手段により特定された蛍光の特性と、前記光検出手段により検出された蛍光の特性とを照合する照合手段と、をさらに備え、
前記報知制御手段は、前記照合手段による照合結果に応じて前記報知信号を出力する請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記登録手段は、外部から入力された信号に基づいて、前記貯蔵室内の食品の種類を登録する請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記報知制御手段は、前記報知信号を当該冷蔵庫の外部に出力する請求項1又は請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
前記光検出手段は、前記貯蔵室内の画像を撮影するカメラを備えた請求項1又は請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項6】
前記光照射手段は、前記特定波長の光として、320nm以上500nm以下の波長の光を含む光を照射する請求項1又は請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項7】
請求項4に記載の冷蔵庫と、
前記報知信号を受けてメッセージを表示する端末装置と、を備えた冷蔵庫システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、冷蔵庫及び冷蔵庫システムに関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
冷蔵庫においては、冷蔵庫本体に設けられた野菜室と、野菜室に置かれた野菜を紫外線又は短波長の可視光線を出して照射する光源と、野菜室内に配置され、該野菜室内に置かれた野菜が光源により照射されて生じる自家蛍光量を光強度として計測する少なくとも複数の光センサと、各光センサが計測した光強度から演算により鮮度をそれぞれ数値化する1つ又は複数の数値演算部と、数値演算部が数値化した個々の野菜の鮮度を表示する鮮度表示部とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-300351号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、食品が発する蛍光の波長、食品の蛍光の励起に適した波長、食品が発する蛍光の変化の様相等は、食品の種類によっても異なる。このため、特許文献1に示されるような冷蔵庫においては、対象とする食品に対して適切でない波長の励起光を照射したり、適切でない波長の光の強度で蛍光強度を評価したりしてしまうと、不正確な鮮度判定結果をユーザに提供してしまう可能性がある。
【0005】
本開示は、このような課題を解決するためになされたものである。その目的は、食品の鮮度を正しく判定できない可能性がある場合に、不正確な鮮度判定結果をユーザに提供してしまうことを抑制できる冷蔵庫及び冷蔵庫システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る冷蔵庫は、食品が収納される貯蔵室が形成された冷蔵庫本体と、前記貯蔵室内の食品に、当該食品の蛍光を励起可能な特定波長の光を照射する光照射手段と、前記貯蔵室内の食品が発する蛍光の波長の光を検出する光検出手段と、前記光照射手段による前記特定波長の光の照射時に、前記貯蔵室内の食品が発する蛍光の波長の光が前記光検出手段により検出されない場合、ユーザに報知を行うための報知信号を出力する報知制御手段と、を備える。
【0007】
本開示に係る冷蔵庫システムは、上記の冷蔵庫と、端末装置とを備え、前記報知制御手段は、前記報知信号を当該冷蔵庫の外部に出力し、前記端末装置は、前記報知信号を受けてメッセージを表示する。
【発明の効果】
【0008】
本開示に係る冷蔵庫及び冷蔵庫システムによれば、食品の鮮度を正しく判定できない可能性がある場合に、不正確な鮮度判定結果をユーザに提供してしまうことを抑制できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1に係る冷蔵庫の正面図である。
実施の形態1に係る冷蔵庫の縦断面図である。
実施の形態1に係る冷蔵庫の野菜室周辺の拡大断面図である。
実施の形態1に係る冷蔵庫の制御系統の構成を示すブロック図である。
実施の形態1に係る冷蔵庫の制御装置の構成を示すブロック図である。
実施の形態1に係る冷蔵庫の動作の一例を示すフロー図である。
実施の形態1に係る冷蔵庫の第1変形例の制御系統の構成を示すブロック図である。
実施の形態1に係る冷蔵庫の第1変形例の動作の一例を示すフロー図である。
実施の形態1に係る冷蔵庫第2変形例の縦断面図である。
実施の形態1に係る冷蔵庫の第2変形例の制御系統の構成を示すブロック図である。
実施の形態1に係る冷蔵庫の制御装置の機能を実現する構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示に係る冷蔵庫及び冷蔵庫システムを実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一又は相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化又は省略する。以下の説明においては便宜上、図示の状態を基準に各構造の位置関係を表現することがある。なお、本開示は以下の実施の形態に限定されることなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において、各実施の形態の自由な組み合わせ、各実施の形態の任意の構成要素の変形、又は各実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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