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公開番号
2025134338
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-17
出願番号
2024032187
出願日
2024-03-04
発明の名称
半導体記憶装置
出願人
キオクシア株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
H10B
43/50 20230101AFI20250909BHJP()
要約
【課題】半導体記憶装置の歩留りを向上させる。
【解決手段】実施形態に係る半導体記憶装置は、XY平面に互いにX方向に並ぶ第1及び第2領域を含む基板20と、ここで、第2領域は互いにY方向に並ぶ第3領域及び第4領域STPを含み、基板上にXY平面と交差するZ方向に並びかつ離間して設けられ、第3領域BRGでX方向に延びるブリッジ部分及び第4領域STPで上層の配線層と重ならないように設けられたテラス部分を含む、第1配線層を含む複数の配線層23と、Z方向に延びるコンタクトCCと、第4領域で第1配線層のテラス部分に接する第1部分23-1、第3領域でコンタクトの下端と接する第2部分23-2、並びに第1及び第2部分を接続する第3部分23-3を有し、第1配線層を除く複数の配線層と離間して設けられる第1導電体LFと、第1領域でZ方向に延び、複数の配線層各々と交差する部分がメモリセルとして機能するメモリピラーと、を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに交差する第1方向及び第2方向が成す平面に設けられ、前記第1方向に並ぶ第1領域及び第2領域を含む基板と、ここで、前記第2領域は、第3領域と、前記第3領域と前記第2方向に並ぶ第4領域と、を含み、
前記基板上に、前記第1方向及び前記第2方向の各々と交差する第3方向に並び、かつ互いに離れて設けられ、第1配線層を含む複数の配線層と、ここで、前記複数の配線層の各々は、前記第3領域内で前記第1方向に延びるブリッジ部分と、前記第4領域内で上層の配線層と重ならないように設けられたテラス部分と、を含み、
前記第3方向に延びるコンタクトと、
前記第4領域内で前記第1配線層の前記テラス部分に接する第1部分と、前記第3領域内で前記コンタクトの下端と接する第2部分と、前記第1部分と前記第2部分を接続する第3部分と、を有し、前記第1配線層を除く前記複数の配線層と、互いに離れて設けられる第1導電体と、
前記第1領域で前記第3方向に延び、前記複数の配線層の各々と交差する部分がメモリセルとして機能するメモリピラーと、
を備える、半導体記憶装置。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記第4領域において、前記複数の配線層の各々の前記テラス部分は、他層の配線層の前記テラス部分と前記第1方向に並ぶ第1テラス部分を有し、
前記第1導電体の前記第1部分は、前記第1配線層の前記第1テラス部分に接する、
請求項1記載の半導体記憶装置。
【請求項3】
前記複数の配線層は、前記第1配線層よりも上層に設けられた第2配線層を更に含み、
前記第1導電体の前記第3部分は、前記第4領域における前記第2配線層の前記第2方向の端部に沿って延びる部分を有する、
請求項1記載の半導体記憶装置。
【請求項4】
前記第1導電体の前記第1部分は、前記第1方向に見て、前記第1配線層と重なる部分を有し、
前記第1導電体の前記第2部分は、前記第1方向に見て、前記複数の配線層のうち、最上層に設けられた第3配線層と重なる部分を有し、
前記第1導電体の前記第3部分は、前記第1方向に見て、前記複数の配線層のうち前記第1配線層と前記第3配線層とに前記第3方向に挟まれるように設けられた第4配線層と重なる部分を有する、
請求項1記載の半導体記憶装置。
【請求項5】
前記第1方向に延び、前記第1領域及び前記第2領域を前記第2方向で挟むように設けられる第1絶縁部材及び第2絶縁部材を更に備え、
前記複数の配線層の各々は、前記第3領域側で前記第1絶縁部材と、前記第4領域側で前記第2絶縁部材と、それぞれ前記第2方向に接し、
前記第1導電体の前記第1部分は、前記第2絶縁部材と前記第2方向に接し、
前記第1導電体の前記第2部分は、前記第1絶縁部材と前記第2方向に接する、
請求項1記載の半導体記憶装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
実施形態は、半導体記憶装置に関する。
続きを表示(約 3,100 文字)
【背景技術】
【0002】
データを不揮発に記憶することが可能な半導体記憶装置として、NAND型フラッシュメモリが知られている。NAND型フラッシュメモリにおいては、高集積化及び大容量化のために3次元のメモリ構造が採用されることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第10090320号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
半導体記憶装置の歩留りを向上させる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係る半導体記憶装置は、互いに交差する第1方向及び第2方向が成す平面に設けられ、第1方向に並ぶ第1領域及び第2領域を含む基板と、ここで、第2領域は、第3領域と、第3領域と第2方向に並ぶ第4領域と、を含み、基板上に、第1方向及び第2方向の各々と交差する第3方向に並び、かつ互いに離れて設けられ、第1配線層を含む複数の配線層と、ここで、複数の配線層の各々は、第3領域内で第1方向に延びるブリッジ部分と、第4領域内で上層の配線層と重ならないように設けられたテラス部分と、を含み、第3方向に延びるコンタクトと、第4領域内で第1配線層のテラス部分に接する第1部分と、第3領域内でコンタクトの下端と接する第2部分と、第1部分と第2部分を接続する第3部分と、を有し、第1配線層を除く複数の配線層と、互いに離れて設けられる第1導電体と、第1領域で第3方向に延び、複数の配線層の各々と交差する部分がメモリセルとして機能するメモリピラーと、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、実施形態に係るメモリシステムの構成の一例を示すブロック図。
図2は、実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイの回路構成の一例を示す回路図。
図3は、実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイの平面レイアウトの一例を示す平面図。
図4は、実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイのメモリ領域における平面レイアウトの一例を示す平面図。
図5は、実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイのメモリ領域における断面構造の一例を示す、図4のV-V線に沿った断面図。
図6は、実施形態に係る半導体記憶装置におけるメモリピラーの断面構造の一例を示す、図5のVI-VI線に沿った断面図。
図7は、実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイの引出領域における平面レイアウトの一例を示す平面図。
図8は、実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイの引出領域における断面構造の一例を示す、図7のVIII-VIII線に沿った断面図。
図9は、実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイの引出領域における断面構造の一例を示す、図7のIX-IX線に沿った断面図。
図10は、実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイの引出領域における断面構造の一例を示す、図8のX-X線に沿った断面図。
図11は、実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイの引出領域における断面構造の一例を示す、図8のXI-XI線に沿った断面図。
図12は、実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイの引出領域における平面レイアウトの一例を示す、図8のXII-XII線に沿った平面図。
図13は、実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイの引出領域における断面構造の一例を示す、図8のXIII-XIII線に沿った断面図。
図14は、実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイの引出領域における平面レイアウトの一例を示す、図8のXIV-XIV線に沿った平面図。
図15は、実施形態に係る半導体記憶装置の製造工程の一例を示すフローチャート。
図16は、実施形態に係る半導体記憶装置の製造途中の断面構造の一例を示す断面図。
図17は、実施形態に係る半導体記憶装置の製造途中の断面構造の一例を示す断面図。
図18は、実施形態に係る半導体記憶装置の製造途中の断面構造の一例を示す断面図。
図19は、実施形態に係る半導体記憶装置の製造途中の断面構造の一例を示す断面図。
図20は、実施形態に係る半導体記憶装置の製造途中の断面構造の一例を示す断面図。
図21は、実施形態に係る半導体記憶装置の製造途中の断面構造の一例を示す断面図。
図22は、実施形態に係る半導体記憶装置の製造途中の断面構造の一例を示す断面図。
図23は、実施形態に係る半導体記憶装置の製造途中の断面構造の一例を示す断面図。
図24は、実施形態に係る半導体記憶装置の製造途中の断面構造の一例を示す断面図。
図25は、実施形態に係る半導体記憶装置の製造途中の平面レイアウトの一例を示す平面図。
図26は、実施形態に係る半導体記憶装置の製造途中の平面レイアウトの一例を示す平面図
図27は、実施形態に係る半導体記憶装置の製造途中の断面構造の一例を示す断面図。
図28は、実施形態に係る半導体記憶装置の製造途中の断面構造の一例を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、実施形態が図面を参照して記述される。図面は模式的なものであり、図面の寸法及び比率は、必ずしも現実のものと同一とは限らない。以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付す。同様の構成を有する要素同士を特に区別する場合、同一符号の末尾に、互いに異なる文字又は数字を付与する場合がある。
【0008】
以下の説明において、ある第1要素が別の第2要素に「接続されている」とは、第1要素が常時あるいは選択的に導電性となる中間要素を介して間接的に、又は中間要素を介することなく直接的に第2要素に接続されていることを含む。
【0009】
1. 構成
1.1 メモリシステム
図1は、実施形態に係るメモリシステムの構成の一例を示すブロック図である、メモリシステムは、外部のホスト機器(図示せず)に接続されるように構成された記憶装置である。メモリシステムは、例えば、SD
TM
カードのようなメモリカード、UFS(Universal Flash Storage)、又はSSD(Solid State Drive)である。メモリシステム1は、メモリコントローラ2及び半導体記憶装置3を含む。
【0010】
メモリコントローラ2は、例えば、SoC(System on a Chip)のような集積回路で構成される。メモリコントローラ2は、外部のホスト機器からの要求に基づいて、半導体記憶装置3を制御する。具体的には、メモリコントローラ2は、外部のホスト機器から書込みを要求されたデータを、半導体記憶装置3に書き込む。また、メモリコントローラ2は、外部のホスト機器から読出しを要求されたデータを、半導体記憶装置3から読み出して外部のホスト機器に出力する。
(【0011】以降は省略されています)
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