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公開番号2025135911
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024033985
出願日2024-03-06
発明の名称車両制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60G 17/0165 20060101AFI20250911BHJP(車両一般)
要約【課題】車両に搭載された電子機器の被水を防ぐことができる車両制御装置を提供すること。
【解決手段】車両制御装置は、制御部を備え、制御部が、車両の渡河を検知した場合、車両のサスペンションを制御して車高を調整し、車両の前後方向および左右方向の加速度を検知し、車両のサスペンションを制御して加速度とは逆方向に車両を傾ける。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
制御部を備え、
前記制御部は、
車両の渡河を検知した場合、前記車両のサスペンションを制御して車高を調整し、
前記車両の前後方向および左右方向の加速度を検知し、前記車両のサスペンションを制御して前記加速度とは逆方向に車両を傾ける、
車両制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、車両制御装置に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、車両に搭載された電子機器が水と接触して損傷するリスク等を考慮して、車両が水上を渡る際に車高調整を行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１４－５１５８１９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１で開示された技術のように、車高調整を行うだけでは、電子機器の被水を完全に防ぐことは困難であり、改善の余地がある。
【０００５】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、車両に搭載された電子機器の被水を防ぐことができる車両制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る車両制御装置は、制御部を備え、前記制御部が、車両の渡河を検知した場合、前記車両のサスペンションを制御して車高を調整し、前記車両の前後方向および左右方向の加速度を検知し、前記車両のサスペンションを制御して前記加速度とは逆方向に車両を傾ける。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、車両に搭載された電子機器の被水を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係る車両制御装置が適用される車両の概略的な構成を示すブロック図である。
図２は、実施形態に係る車両制御装置が実行する車両制御方法の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示の実施形態に係る車両制御装置について、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【００１０】
（車両制御装置）
実施形態に係る車両制御装置の構成について、図１を参照しながら説明する。実施形態に係る車両制御装置は、例えば車両の渡河時に車両の車高および姿勢を制御するためのものである。なお、実施形態に係る車両制御装置は、渡河時の他にも、例えば大雨等で市街地が浸水した際にも上記の制御を行うことができる。実施形態に係る車両制御装置が適用される車両１は、図１に示すように、制御部１１と、サスペンション１２と、水感知センサ１３と、加速度センサ１４と、を備えている。また、車両１は、これらの他にも、バッテリ、ＤＣＤＣコンバータ等の電子機器や、各種配線等を備えている。
（【００１１】以降は省略されています）

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