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公開番号2025127862
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-02
出願番号2024024820
出願日2024-02-21
発明の名称送電装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H02J 50/10 20160101AFI20250826BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】堅牢性が高い送電装置を提供する。
【解決手段】送電装置3は、開口311を有する金属筐体31と、金属筐体31内に格納され、受信機32と、受信機32の直上における開口311に設けられてなる樹脂性カバー33と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
開口を有する金属筐体と、
前記金属筐体内に格納され、発信器または受信機を有する無線通信モジュールと、
前記無線通信モジュールの直上における前記開口に設けられてなる樹脂性カバーと、
を備える、
送電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、送電装置に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、電気自動車のコネクタ部に保持されたＳＩＭ(Subscriber Identity Module)に記録されている情報を用いたモバイル通信方式に従って、電気自動車の筐体に内蔵されたバッテリの位置を示す位置情報を情報管理サーバに送信する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－１０５９８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、車両の位置検出の精度を高めるためには、送電装置と無線通信が必要になるが、地上側に送電装置を配置した場合、車両が送電装置に踏まれる可能性があるため、堅牢性が求められており、改善の余地があった。
【０００５】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、堅牢性が高い送電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る送電装置は、開口を有する金属筐体と、前記金属筐体内に格納され、発信器または受信機を有する無線通信モジュールと、前記無線通信モジュールの直上における前記開口に設けられてなる樹脂性カバーと、を備える。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、堅牢性が高いという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、一実施の形態に係る送電システムの概要を示す概略構成図である。
図２は、一実施の形態に係る送電装置の要部の断面図である。
図３は、一実施の形態の変形例に係る送電システムの概要を示す概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本開示の実施の形態に係る送電装置について、図面を参照しながら説明する。なお、下記の実施の形態における構成要素は、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。また、以下の説明において参照する各図は、本開示の内容を理解でき得る程度に形状、大きさ、および位置関係を概略的に示してあるに過ぎない。即ち、本開示は、各図で例示された形状、大きさおよび位置関係のみに限定されるものではない。
【００１０】
〔送電システムの構成〕
図１は、一実施の形態に係る送電システムの概要を示す概略構成図である。図１に示す送電システム１は、車両２および送電装置３を備える。車両２は、例えば充電を必要とするＢＥＶ（Battery Electric Vehicle）またはＰＨＥＶ（Plug-in Hybrid Electric Vehicle）等が想定される。また、送電装置３は、車両２に給電可能な駐車場の地上側（地面内）に設けられる。
（【００１１】以降は省略されています）

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