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公開番号2025136357
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024034872
出願日2024-03-07
発明の名称誤操作防止装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60T 17/22 20060101AFI20250911BHJP(車両一般)
要約【課題】車両の走行中に、シフトレバーの操作時に意図しないパーキングブレーキ装置の作動を抑止する誤操作防止装置を提供する。
【解決手段】車両のシフト装置を作動させるために操作されるシフト操作部と、前記車両のパーキングブレーキ装置を作動させるために操作されるパーキングブレーキ操作部と、の操作に関する情報を取得する取得部と、前記シフト操作部の操作と前記パーキングブレーキ操作部の操作とが同時とみなされる時間内に行われた場合に前記パーキングブレーキ装置の作動を抑止する装置制御部と、を備える、誤操作防止装置が提供される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両のシフト装置を作動させるために操作されるシフト操作部と、前記車両のパーキングブレーキ装置を作動させるために操作されるパーキングブレーキ操作部と、の操作に関する情報を取得する取得部と、
前記シフト操作部の操作と前記パーキングブレーキ操作部の操作とが同時とみなされる時間内に行われた場合に前記パーキングブレーキ装置の作動を抑止する装置制御部と、
を備える、誤操作防止装置。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記装置制御部は、前記シフト操作部及び前記パーキングブレーキ操作部の操作に基づいて生じた信号を用いて、前記シフト操作部の操作と前記パーキングブレーキ操作部の操作とが同時とみなされる時間内に行われたどうか判定する、請求項1に記載の誤操作防止装置。
【請求項3】
前記装置制御部は、前記車両の内部に備えられ、前記シフト操作部及び前記パーキングブレーキ操作部の操作を遠隔で検出するセンサにより検出した結果を用いて、前記シフト操作部の操作と前記パーキングブレーキ操作部の操作とが同時とみなされる時間内に行われたどうか判定する、請求項1に記載の誤操作防止装置。
【請求項4】
前記センサは、カメラ又は赤外線センサである、請求項3に記載の誤操作防止装置。
【請求項5】
前記装置制御部は、前記シフト操作部の操作と前記パーキングブレーキ操作部の操作とが同時とみなされる時間内に行われた場合に所定のメッセージを前記車両の表示部に表示させる、請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の誤操作防止装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、誤操作防止装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
アクチュエータの作動によって車輪に対して制動力を付与するパーキングブレーキ機構と、該パーキングブレーキ機構を制動状態と制動解除状態とに切り換えるための操作スイッチと、該操作スイッチの操作に応じてアクチュエータによるパーキングブレーキ機構の制動作動を制御する制御手段と、を備えた電動パーキングブレーキシステムが知られている。
【0003】
電動パーキングブレーキシステムの中には、例えば、操作スイッチがシフト装置の近くに配置され、シフト装置のシフトレバーと操作スイッチとの間に異物が挟まった状態でシフトレバーが操作されると、異物が操作スイッチを長押して走行中であっても意図せずパーキングブレーキ装置が作動する可能性がある。特許文献1には、意図しないパーキングブレーキ装置の作動を抑止するための技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-69696号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、シフトレバーの操作時に意図しないパーキングブレーキ装置の作動を抑止するという点では、改善の余地が残されている。
【0006】
本開示は、上記の点に鑑みてなされたものであり、車両の走行中に、シフトレバーの操作時に意図しないパーキングブレーキ装置の作動を抑止する誤操作防止装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1態様に係る誤操作防止装置は、車両のシフト装置を作動させるために操作されるシフト操作部と、前記車両のパーキングブレーキ装置を作動させるために操作されるパーキングブレーキ操作部と、の操作に関する情報を取得する取得部と、前記シフト操作部の操作と前記パーキングブレーキ操作部の操作とが同時とみなされる時間内に行われた場合に前記パーキングブレーキ装置の作動を抑止する装置制御部と、を備える。
【0008】
本開示の第2態様に係る誤操作防止装置は、第1態様に係る誤操作防止装置であって、前記装置制御部は、前記シフト操作部及び前記パーキングブレーキ操作部の操作に基づいて生じた信号を用いて、前記シフト操作部の操作と前記パーキングブレーキ操作部の操作とが同時とみなされる時間内に行われたどうか判定する、請求項1に記載の誤操作防止装置。
【0009】
本開示の第3態様に係る誤操作防止装置は、第1態様に係る誤操作防止装置であって、前記装置制御部は、前記車両の内部に備えられ、前記シフト操作部及び前記パーキングブレーキ操作部の操作を遠隔で検出するセンサにより検出した結果を用いて、前記シフト操作部の操作と前記パーキングブレーキ操作部の操作とが同時とみなされる時間内に行われたどうか判定する。
【0010】
本開示の第4態様に係る誤操作防止装置は、第3態様に係る誤操作防止装置であって、前記センサは、カメラ又は赤外線センサである。
(【0011】以降は省略されています)

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