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公開番号
2025130070
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2025029552
出願日
2025-02-26
発明の名称
組成物の製造方法、フッ素化方法、及び、組成物
出願人
ダイキン工業株式会社
,
国立大学法人 名古屋工業大学
代理人
弁理士法人WisePlus
主分類
C08L
101/04 20060101AFI20250829BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】汎用的な装置により含フッ素化合物からフッ化物イオンを含む組成物を得ることができる組成物の製造方法、当該組成物を用いるフッ素化方法、及び、新規な組成物を提供する。
【解決手段】含フッ素化合物と、有機塩基、還元剤及びプロトン源からなる群より選択される少なくとも1種とをメカノケミカル処理して前記含フッ素化合物を反応させることにより、フッ化物イオンを含む組成物を得る工程を含む、組成物の製造方法。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
含フッ素化合物と、有機塩基、還元剤及びプロトン源からなる群より選択される少なくとも1種とをメカノケミカル処理して前記含フッ素化合物を反応させることにより、フッ化物イオンを含む組成物を得る工程を含む、組成物の製造方法。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記有機塩基のpKaが8~40である請求項1記載の製造方法。
【請求項3】
前記有機塩基が、アルカリ金属、アルカリ土類金属、及び、NR
1
4
(R
1
は、同一でも異なっていてもよく、H又は炭素数1~10の有機基)からなる群より選択される少なくとも1種を含む請求項1又は2記載の製造方法。
【請求項4】
前記有機塩基が、R
10
OM(式中、R
10
は炭素数1~10の有機基、Mは金属又はNR
1
4
(R
1
は、同一でも異なっていてもよく、H又は炭素数1~10の有機基)を表す。)で示される化合物である請求項1又は2記載の製造方法。
【請求項5】
前記有機塩基が、ナトリウムメトキシド、カリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムエトキシド、ナトリウムt-ブトキシド及びカリウムt-ブトキシドからなる群より選択される少なくとも1種である請求項1又は2記載の製造方法。
【請求項6】
前記有機塩基の使用量が、前記含フッ素化合物1当量に対し、0.10~3当量である請求項1又は2記載の製造方法。
【請求項7】
前記還元剤の標準電極電位が-0.44V以下である請求項1又は2記載の製造方法。
【請求項8】
前記還元剤が、Zn、Fe、Al、アルカリ金属及びアルカリ土類金属からなる群より選択される少なくとも1種である請求項1又は2記載の製造方法。
【請求項9】
前記還元剤が、アルカリ金属及びアルカリ土類金属からなる群より選択される少なくとも1種である請求項1又は2記載の製造方法。
【請求項10】
前記還元剤が、Li、Na、K、Mg及びCaからなる群より選択される少なくとも1種である請求項1又は2記載の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、組成物の製造方法、フッ素化方法、及び、組成物に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
ポリフッ化ビニリデンを水酸化ナトリウムの存在下に遊星ミルを用いてメカノケミカル処理することにより脱フッ素化する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-253969号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、汎用的な装置により含フッ素化合物からフッ化物イオンを含む組成物を得ることができる組成物の製造方法、当該組成物を用いるフッ素化方法、及び、新規な組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示(1)は、含フッ素化合物と、有機塩基、還元剤及びプロトン源からなる群より選択される少なくとも1種とをメカノケミカル処理して前記含フッ素化合物を反応させることにより、フッ化物イオンを含む組成物を得る工程を含む、組成物の製造方法である。
【0006】
本開示(2)は、前記有機塩基のpKaが8~40である本開示(1)記載の製造方法である。
【0007】
本開示(3)は、前記有機塩基が、アルカリ金属、アルカリ土類金属、及び、NR
1
4
(R
1
は、同一でも異なっていてもよく、H又は炭素数1~10の有機基)からなる群より選択される少なくとも1種を含む本開示(1)又は(2)記載の製造方法である。
【0008】
本開示(4)は、前記有機塩基が、R
10
OM(式中、R
10
は炭素数1~10の有機基、Mは金属又はNR
1
4
(R
1
は、同一でも異なっていてもよく、H又は炭素数1~10の有機基)を表すである。)で示される化合物である本開示(1)~(3)のいずれかとの任意の組合せの製造方法である。
【0009】
本開示(5)は、前記有機塩基が、ナトリウムメトキシド、カリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムエトキシド、ナトリウムt-ブトキシド及びカリウムt-ブトキシドからなる群より選択される少なくとも1種である本開示(1)~(4)のいずれかとの任意の組合せの製造方法である。
【0010】
本開示(6)は、前記有機塩基の使用量が、前記含フッ素化合物1当量に対し、0.10~3当量である本開示(1)~(5)のいずれかとの任意の組合せの製造方法である。
(【0011】以降は省略されています)
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